- 濤の彼方 妻は、くノ一 10 (角川文庫 か 53-10)
- 風野真知雄
- 角川書店(角川グループパブリッシング) / 2011年8月25日発売
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☆5の理由は再会記念。
内容としては総まとめであるから面白味は薄れていて☆3か4だけれど…二人のこれまでを想っての☆5つ。
静山、雁二郎、お蝶、川村様…さまざまな運命があったけれど、最後まで全てが嫌いなキャラクターはいなかったかな…いや、鳥居殿は最後まで生け簀かなかったか(笑)
続編も買おう。
2013年8月7日
- 妻は、くノ一 (角川文庫 か 53-1)
- 風野真知雄
- 角川グループパブリッシング / 2008年12月25日発売
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江戸時代の純愛不思議譚。
久しぶりに面白いのに出会えた♪ステキ♪
2013年7月31日
- ミニッツ ~一分間の絶対時間~ (電撃文庫)
- 乙野四方字
- KADOKAWA/アスキー・メディアワークス / 2012年4月10日発売
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試し買い。
知略バトルって帯の言葉に惹かれて購入。
予想以上にものすごく面白かったので久しぶりの☆5つ!!!!設定は結構厨二的だけど…主人公の性格も厨二的だけど…やりとりはめっちゃ面白かったです。こういうの好き。
ということで続巻もまとめて購入!読むぞ~!
2013年6月19日
- 究極のドグマ―穂瑞沙羅華の課外活動 (ハルキ文庫)
- 機本伸司
- 角川春樹事務所 / 2011年10月15日発売
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小難しい遺伝子の話とかなんとかもやもやぐちゃぐちゃ書いてあるなーと毎回思うんだけど…やっぱり好き。理屈ではまだ説明できない事象が人間にはあって、物理学や生物学といった学問のなかで答えはこれひとつだと突き詰めていくことも大切だけれどそのくくりに入れられない部分をただ曖昧にそんなものだと理解してしまう心も必要なわけで。愛とか情とかを計算式や数字やちっぽけな言葉ひとつで置き換えられてしまったらなんて世の中はつまらなくなるんだろうと思わないでもないね。
そういうことを考えたくなるときにはこのシリーズは適している。
2013年5月12日
公務員の体質についてイヤと言うほど指摘しまくりながら、彼らの奮闘の様子を上手く描いた作品。そして絡んでくる二組の恋愛模様も必読。
有川作品は大人の可愛い恋愛の書き方が秀逸ですね。先の展開読めててもドキドキきゅんきゅんさせてくれる。早く映画みたいです。
それにしても、公務員って大変ですね。
2013年4月26日
- 黎明の欠片 レヴィローズの指輪 (レヴィローズの指輪シリーズ) (コバルト文庫)
- 高遠砂夜
- 集英社 / 2005年11月30日発売
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潔い終わり方でとても好きです。
そしてグレデュースのラストも描かれ方がとても染み入ります。高遠先生最高です。
本編はこれで終わりでも良いから、ほんとにほんとに外伝を出して欲しかったです。すっごく待ってるのに!!
リィアードさんとネスフェ・クローゼの話とか超読みたいんですけど>< あと、後半出番の少なかったレンドリアの為に是非彼の出てくる短編欲しかったなぁ…なんて。
まだ期待しています。
2012年さらば…レヴィローズシリーズ再読完了です。
2012年12月31日
- 宝玉泥棒 レヴィローズの指輪 (レヴィローズの指輪シリーズ) (コバルト文庫)
- 高遠砂夜
- 集英社 / 2003年7月1日発売
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逆ハー万歳! な巻です。
ネスフェ・クローゼさんは出てきた時から好きです。美魔女?美熟女?美悪女?なひと大好きです。起屋先生の絵も相まって!
お気に入りはやっぱりレンドリアの呆れたセリフからソールが助けに来てくれ、4つの宝玉たちが和やか?に談笑しているところです。ほんと美味しい光景すぎます。ジャスティーンのために仕方ない理由を持ちながらもそれぞれが手を組むストーリー構成はくーっっときます。すごいっ!
何回も言いますけど今更でもいいからメディアミックスしてほしい~!!!!!切に願います。
2012年12月30日
- エルカーヴァの種 レヴィローズの指輪 (レヴィローズの指輪シリーズ) (コバルト文庫)
- 高遠砂夜
- 集英社 / 2003年3月28日発売
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罠にはまっていくジャスティーン、お人よしなジャスティーン、純粋すぎるジャスティーン・・・ほんと困り者なのはレンドリアだけじゃなくって彼女もだと思うんですけどね。今回ばかりはダリィに事の発端はありますが。
結局似た者主従なんですよ…。
グレイの優しさが身に染みる巻です。どんなに考えていることが狸であってもグレイ大好きです。
2012年12月30日
- 幽霊屋敷と風の宝玉 レヴィローズの指輪 (レヴィローズの指輪シリーズ) (コバルト文庫)
- 高遠砂夜
- 集英社 / 2001年12月21日発売
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ソール登場の回です!
このあたりから妙な布石、仕込みの言い回しが多くなってきてるんですよね~!
人に汚されつつある自然を小さく皮肉るソールのセリフが好きです。そしてスノゥとレンドリアとソールが揃って会話してるとことかほんと大好きです。ダリィみたいに独り占めしたくなる気持ちもよく分かる~!!!…となると一番美味しい巻はやはり宝玉泥棒かな? この調子でレヴィローズ再読どんどん行きます。
2012年12月27日
- ツナグ (新潮文庫)
- 辻村深月
- 新潮社 / 2012年8月27日発売
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つい、号泣してしまいました。
連作短編なので、毎回出てくる中心キャラクターは変わっていきますが、なかでも好きなのは「長男の心得」ですね。堅物の男性が経験した一夜限りのキセキには、ほんとにほんとに泣かされました。
ラストは、割と早くから読めていたことだったので、辻村作品らしいどんでん返しとかはなかったのですが、人間通しのきずなや温かさ、つながりを味わうには本当にいい作品でした。
映画も見に行きたいなぁ…もう終わっちゃったかなぁ…。
2012年11月26日
- さくら荘のペットな彼女6 (電撃文庫 か 14-15)
- 鴨志田一
- アスキー・メディアワークス / 2011年12月10日発売
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三年生の卒業式。
さくら荘からも2人の卒業生が出る。
仁と美咲。
2人とも確かにひどい問題児ではあるけれども、人間的にあたたかで純情でおもしろくて破天荒で、ちゃんとそれぞれの人生があるっていうのがよく見えて、素敵なキャラクターでした。
この小説の中では主人公の先輩という立場を学業面でも恋愛面でも人間的成長の面でも比較対象とされて進んできたカップルだったので、そういう視点からもハラハラとさせられる場面もありました。
でも、この卒業式という節目をへて、この形に落ち着いた2人にすごくほっとしました。
仁のときどきの的確なアドバイスやサポート、美咲のとんでもないけど裏切れないあたたかさ…次巻からこの2人が舞台の片隅に去り、どんなストーリー展開になっていくのかが楽しみです。
さーて、7巻を読まなくちゃ。
2012年11月1日
- 思い出のとき修理します (集英社文庫)
- 谷瑞恵
- 集英社 / 2012年9月20日発売
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谷瑞恵さんというと、真っ先に思い浮かぶのはやはり妖精と伯爵のシリーズ。めちゃくちゃファンタジー畑の人が書く小説って、どんなんだろうという好奇心とともに読み始めました。
中身は…あまり書くとネタバレですが…すこしのファンタジーあり、温かいぬくもりある家族との出会いありの素敵な小説でした。
血縁なんて、関係ないんだなあってほっこりしました。
2012年11月26日
- 考えることの科学: 推論の認知心理学への招待 (中公新書 1345)
- 市川伸一
- 中央公論新社 / 1997年2月1日発売
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市川先生の本・論文には色々とお世話になりました。
この本は、ほんとに初心者にも分かり易くて、しかも面白かったです。つい、読んだことを誰かに言いたくなったり、実験してみたくなったりしました。
人間の「思考」が科学で紐解けるようになる日はまだまだ先のことになりそうです。
2012年11月26日
- シンデレラ・ティ-ス (光文社文庫 さ 24-1)
- 坂木司
- 光文社 / 2009年4月9日発売
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私と同じく歯医者嫌いの主人公咲子が母の策略でデンタルクリニックでアルバイトを始めるというストーリー。
わたし、歯医者さん大っ嫌いです。
ここ10年くらい行ってない。しかも虫歯は放置なのでなお悪いです。でもいやなのー(T_T)
この主人公はその気持ちをよく分かってくれる、まずそこに共感して読み始めました。
性格がそれぞれ個性的でクリニックの歯科医や看護師さん、技工士さん、そして患者さんみんないいキャラクターでした。このデンタルクリニックでの1話完結型の短編が5つ入っています。主人公咲子は歯医者嫌いを克服できるのか!??
様々な患者さんの悩みなんかも出てきて、歯に対する新しい発見も多くある作品でした。歯科技工士さんによる鮮やかな悩みの解決も見どころ☆
2012年10月13日
- ビブリア古書堂の事件手帖3 ~栞子さんと消えない絆~ (メディアワークス文庫)
- 三上延
- KADOKAWA / 2012年6月21日発売
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今回はなんだか一気に登場人物が色濃く出てきたな~とおもったんですが。栞子さんを取り巻く人間関係が面白くなってきました。
これまでの小さいストーリーの中にちりばめられてきた布石たちが段々と回収されていく様はミステリーの醍醐味だと思います。そしてこの本は私にちょいちょい新しい作品を紹介してくれるのでありがたいです。しかもどれも上手くストーリーに絡めてくるからつい読みたくなってしまうのがいいところです。
書店でビブリア並べるときに、誰か作品の中で紹介される本も一緒に平積みして分かりやすく売ってくれないかなーと独り言。
2012年10月9日
- 魔法科高校の劣等生(7) 横浜騒乱編<下> (電撃文庫)
- 佐島勤
- KADOKAWA / 2012年9月7日発売
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主人公つえー。
この巻はそれに尽きます。
わたしは好きですけどね、達也。
PC版よりも若干戦闘シーンが増えており、展開も少し変わっていましたが、大筋は同じでした。
深雪のコキュートスと、達也の雲散霧消は読んでいてもなんとなくスカッとしますねえ。おおっ!って思う突出した力を持つメインキャラクターは頼りがいがあって好きです。
続きもわくわく…次は追憶編ですね。
2012年12月5日
- アクセル・ワールド2 ‐紅の暴風姫‐ (電撃文庫)
- 川原礫
- KADOKAWA / 2009年6月10日発売
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ニコ、大好きです。
あの性格の2面性と使い分けと周りとのやり取りが好きです。短気そうだけど実はじっくり下調べとか準備とかするちゃんとしたところも好きです。真っ赤な容姿もかわいくて好感あがりましたwもちろん加速世界での話です。現実世界もかわいいですけどね…。
ニコのことばっかお勧めしましたけど、この巻はこの先ながーく続くアクセルの布石になっている巻なので読み飛ばせないところですね。
2012年10月9日
- 魔法科高校の劣等生(5) 夏休み編+1 (電撃文庫)
- 佐島勤
- KADOKAWA / 2012年4月10日発売
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PC版から少しずつ変化がありましたね。
こっちの展開も面白かったけど、わたしとしてはPC版も捨てがたかったです・・・。
会長と達也のやりとりが毎回楽しみだったので、この間に収録された会長スピンオフはやっぱ面白かったですね。
劣等生とか言いつつもなにかとチートな主人公がほんと好きです。
2012年11月26日
高校生の時に表紙買いしました。
期末テスト終わったらこれ買うんだー!て目標にして取り組んだんですが…テストについてはただの死亡フラグでした。
この絵の通り、可愛い女の子と、その子を追っかけて不思議世界をふらふらする青年の浪漫譚、といったところでしょうか。
キャラクターがとても素敵なのでお勧めです。具体的なことは本を読んで確かめてください。本が苦手という方は、結構原作に忠実な漫画も出ているのでそちらをお勧めします。
2012年10月9日
- チョコレートコスモス
- 恩田陸
- 毎日新聞社 / 2006年3月15日発売
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女優さんのお話。
ダブルキャストみたいな話の展開で、描写がすごく好みです。文字を追っているだけなのに、その景色が色鮮やかに見えてきます。
葛藤とラストにはじんわりくるものがあります。
2013年2月15日
- 麦の海に沈む果実 (講談社文庫)
- 恩田陸
- 講談社 / 2004年1月16日発売
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寮生活のお話です。
全体的に陰鬱としていて文章も野暮ったいというか遠まわしで重たい表現が多くて今の私はあんまり読む気はしませんね。中学時代の私はこの文体とストーリーに酷く惹かれていました。
展開も動きそうで動かない、、何が布石でどう転ぶのかも予測不能、、、いったい何がなんなの?ってなまま終わってしまった気がします。
この続編が「三月は深き紅の淵を」というタイトルで出ています。
また読み返したいんだけど、なぜだか根性が持たない気がするので放置中。
2012年10月9日
- 黄昏の百合の骨 (講談社文庫)
- 恩田陸
- 講談社 / 2007年4月13日発売
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寮生活。
そこで起きる様々な不可解な出来事。
鬱屈して閉塞した空間のイメージが強固にあって、読んでいてなんだか昏い闇に絡め取られていくような、それでいて甘美な麻薬みたいに浸透していくような不思議さを感じる作品でした。
とても面白い。
2013年2月15日
- 名前探しの放課後(上) (講談社文庫)
- 辻村深月
- 講談社 / 2010年9月15日発売
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発売後すぐに図書館で借りてきて読んだのが最初だったと思います。珍しい名前の主人公で、クラスメイトが来年の冬に自殺をするという未来を見てきたという話から、未来で誰も死なせないようにとクラスメイトや仲間たちと様々な策を練って奮闘していきます。
典型的な辻村深月の作品と言えると思います。
ラストは本当に大どんでん返しの結末で、ハラハラドキドキうるうるじゃすまされないくらいの感動が待っています。私は今でもどうしてもこの作品はそのタイトルと表紙を見るだけでうるうると涙腺が緩んできて泣きそうになってしまいます。もはや条件反射。
主人公が探していた来年自殺してしまうクラスメイトとはいったい誰なのか・・・必読です!
2012年10月9日
- 名前探しの放課後(下) (講談社文庫)
- 辻村深月
- 講談社 / 2010年9月15日発売
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描写が繊細で、布石が綿密で、設定が秀逸。
辻村さんの統一された世界観の中でまた彼らも活躍しているのがこれまでの作品も知っている読者としては嬉しいところです。
あんまり色々書いて先入観とか与えたくないけども、この作品の感動は私の中では一番でした。情ってものは愛情友情人情いろいろと…本当に色々とあるんだと思います。それでも、ただのクラスメイトだったある一人に対してここまでの人を動かし、ものを組み立て、タイミングを測り、ここまで毎日を捧げて動ける仲間がいるってこと、そのすべてが美しくて尊いものなんだと感じました。
人によっては、なーんだ。と思う作品かもしれません。
けれでもぜひ、私は多くの人に読んでほしいと思います。
2012年10月9日