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ぱん だいすき (0.1.2.えほん)
- 征矢清
- 福音館書店 / 2007年6月15日発売
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おいしそうなパンがたくさん出てきます。
どれにしようかと迷いながら、あれもこれも買ってしまう。
まるで本当にパン屋さんに行ったみたい。
さすが0.1.2シリーズ。11カ月の娘も楽しそうに、開いたり閉じたりしながら眺めていました。
一つのおいもを、上から下から引っ張り合うコミカルな物語。
引っ張る動物たちが増えていくところが、大きなカブのよう。ところがこちらは、地面の下からも引っ張るのだから、よけいに引っこ抜くのが大変。
テンポがよく、動きもあって、とても面白い一冊でした。
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あきですよ―四季のえほん
- 柴田晋吾
- 金の星社 / 2009年9月1日発売
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四季のえほんシリーズ。
秋のいろいろなことが、優しい語り口で紹介されています。
11カ月の娘にはまだ難しすぎるようであまり興味を持ってもらえませんでしたが、もう少し年長の子供に読んであげたいなと思う一冊でした。
山岡ひかるさんのいろいろシリーズ。
ごはんがおにぎりになったり、のりまきになったり。
食事の基本はごはんですが、まだ娘はこの絵本の中に登場する料理では雑炊くらいしか食べれません。
これからいろいろ食べられるものが増えていくにつれ、よりこの本を楽しめるようになるのかな、と期待。
リズミカルな文章がとっても楽しいです。
山岡ひかるさんのいろいろシリーズ。
たまごが目玉焼きになったり、たまごかけごはんになったり。
リズムをつけて読めるので、目で見て楽しく、耳で聞いても楽しい一冊。
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くじらのあかちゃん おおきくなあれ (こどものとも絵本)
- 神沢利子
- 福音館書店 / 2013年6月10日発売
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満月の夜に生まれたくじらの赤ちゃん。
お母さんに慈しまれ、月に見守られて育ちます。
母の愛情を感じられる一冊。
対象年齢3歳からなので、我が子にはまだ早いのですが、もう少し大きくなったら読み聞かせてあげたい一冊です。
お母さんのお腹の中で「まっててね」というくじらの赤ちゃん。お母さんの真似をしたり、お兄さんお姉さんを「いいなあ」と眺めたりするところが、まさに小さな子供という感じでかわいらしいです。
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おめでとうくまちゃん
- シャーリー・パレントー
- 岩崎書店 / 2014年10月10日発売
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おすわりくまちゃんの続編、になるのでしょうか。
相変わらず、絵も物語もかわいらしいのですが、あまりにもたわいもない、と言い切ってしまえばその通りな内容でした。
とても穏やかでかわいらしくて、ほのぼのとした内容なので、小さな子供にも安心して読み聞かせできます。
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あかずきん (はじめてのめいさくえほん 1)
- いもとようこ
- 岩崎書店 / 2000年5月1日発売
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ごく普通の赤ずきんちゃんですが、最近は定番ものの童話やおとぎ話も内容を変えたものが出回っているそうなので、自分自身が子供のころに読んでいたのと同じような内容で安心しました。
小さな赤ちゃん向けの装丁で、いもとようこさんらしい温かみのある絵が素敵です。
我が子はいま、自分でページをめくりたい時期なので、読み聞かせも一苦労。
お話自体を気に入ってくれてるのかどうかよく分かりませんが、親としては子供に読んで聞かせたい一冊でした。
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とん とん とん (ゆびあそびフォトえほん)
- ひかりのくに
- ひかりのくに / 2011年9月10日発売
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写真とイラストを使った赤ちゃん向け絵本。
にんじんジャガイモ玉ねぎを切って、カレーを作ります。
娘がカレーを食べれる日はまだまだ先のことですが、さすが食べ物が好きな娘、興味を持ちました。
012歳向きと書いてありますが、1歳くらいからの方がより楽しめる内容だと思いました。
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しましまぐるぐる (いっしょにあそぼ) 0~2歳児向け 絵本
- 学研プラス
- 学研プラス / 2009年4月7日発売
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物語があるわけではなく、しましまやぐるぐるのコントラストの強いさまざまな絵が描いてあります。
角が円くて分厚い作りの絵本なので、9カ月の娘にも安心して渡せます。
最近は自分でめくりたいみたいで、けれどまだ上手にめくれないので、普通の薄い紙でできた絵本だと破ってしまいそうで怖いのです。
いまでもこの絵本を出すと喜びますが、5ヶ月、6ヶ月くらいのころの方がより興味深そうに見つめていたような気がします。
月齢の低い赤ちゃんにお勧めです。
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パンダ銭湯
- tupera tupera
- 絵本館 / 2013年8月15日発売
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友達から勧められた本。
9か月の娘には理解の及ばない内容だと思いますが、幼稚園~小学校くらいの子どもにはとっても受けそうな内容でした。
大人も楽しめると思います。
パンダ専用の銭湯、という設定がまず面白いです。
そして細かなところまで書き込まれているところや、予想外の事実の発覚に、驚くやら面白いやら。
ちょっと、怖いですけどね。パンダの目。
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アンジェリーナのハロウィーン (講談社の翻訳絵本)
- キャサリン・ホラバード
- 講談社 / 2007年9月26日発売
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ハロウィーンの夜、ねずみのアンジェリーナたちは仮装をしてパーティーを楽しみ、お菓子をもらうために出かけていきます。
ハロウィーンのにぎやかで楽しそうな様子もさることながら、アンジェリーナと妹のポリーの、姉妹ならではのやり取りは、実際に妹のいる私にとって強く共感のできるシーンでした。
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しゃぼんだまぼうや
- マーガレット・マーヒー
- フレーベル館 / 2009年2月1日発売
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メイベルがふいたシャボン玉に弟が包まれてしまい、飛んでいくしゃぼんだまぼうやをみんなで追いかけるお話。
シャボン玉に包まれた弟はごきげん、追いかけるメイベルやママはドキドキはらはら。
リズムに乗ったテンポのよい文章となっているのですが、翻訳のむずかしさか、私の能力不足か、リズムに乗りきれない部分もありました。
けれど、読み聞かせをして、読み手も楽しめる本だと思います。
絵もとってもかわいくて好みでした。
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1000の風1000のチェロ
- いせひでこ
- 偕成社 / 2000年11月1日発売
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小学校高学年から上くらいの人に読んでもらいたい絵本。
特に、大人にはぜひ。
阪神淡路大震災の復興支援のためのチェロコンサートに参加することになった少年たちの物語。
被災した少女とおじいさんが登場するのですが、被災したことに関しては簡単にしか触れられていません。
それでも、こちらに訴えかけてくるような雰囲気のある絵が、被災によって失ったものの大きさや、悲しみを表現しているように感じました。
我が家のちびちゃんにはまだまだ難しい絵本ですが、大きくなったら読ませたい一冊です。
じゃがいもがいろいろな料理に変身するお話。
読み聞かせをするのに、リズミカルに読める文がとても楽しいです。
我が家の9か月ベビーは、食べたことのない未知の料理ばかりが載っているにもかかわらず、それが食べ物と分かるのか、それとも耳に聞こえる文がリズミカルで楽しいのか、興味を持ってくれていました。
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大きな木のような人 (講談社の創作絵本)
- いせひでこ
- 講談社 / 2009年3月19日発売
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小学生くらいにならないと、よく分からない絵本かもしれません。
大人が読んで楽しめる一冊です。
植物園のあちこちに表れては、職員を翻弄していた少女と、植物学者との静かなやり取り。
温かみのある絵と相まって、穏やかで優しい雰囲気、そして切ない空気までがうまく表現されています。
植物園に行きたくなります。
木から落っこちたフクロウの子どもが、リスと一緒にお母さんを探す物語。
読み聞かせの先生が、(おそらく子供がごく小さいうちは)
「行ってしまいっぱなしの本ではなく、行ってもちゃんと戻ってくるお話を選んでください」と言っていましたが、この本はちゃんとお母さんの元に戻るので、安心して子供に読み聞かせできる本です。
親切だけど、間違えちゃうリスがとてもかわいいです。
最後のオチも、思わずくすっと笑ってしまいます。
けれど8カ月の子どもにはまだ難しかったかな?
定番絵本の一つですね。
青虫が、どんどんいろいろなものを食べて成長して蝶になるという物語。
実際の青虫はそんなもの食べないでしょう、というものまで、とにかくさまざまなものを食べていきます。
食べ物のイラストに丸い穴が開いていて、青虫がちょこっとだけかじって次へ行ってしまう様子がうまく表現されています。
絵もとてもカラフルな色使いで楽しいです。
食べ物に興味津々の娘は、おいしそうな果物に大喜び。
大きな口を開けて顔を近づけていました。
果物と、その果物を使ったお菓子が載っているのですが、食べたことのないお菓子を見ても、それが食べ物であると分かるのでしょうか。果物そのもののイラストも、お菓子のイラストも、どちらにも興味を示していました。
食べ物に興味の強い子にお勧めです。
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ルリユールおじさん (講談社の創作絵本)
- いせひでこ
- 講談社 / 2011年4月12日発売
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我が子に読むには難しすぎます。
ソフィーが小学校の高学年くらいかな?という感じなので、読者もそのくらいから上の方がよいのかもしれません。
むしろ、子供より大人に読んでもらいたいくらい。
ルリユールは本の製本、装丁、修繕を請け負う職人。
木が大好きで、何度も読み返しているうちに壊れてしまった植物図鑑を直したくて、ルリユールを探すソフィー。
途中、本屋さんに立ち寄ったとき、新しい植物図鑑を見つけるけれど、彼女は自分が大事にしてきた植物図鑑を直したいと言う。
ようやく見つけたルリユールおじさんの工房で、彼女は初対面のおじさんにすっかりなついた様子。
「わたしも魔法の手をもてただろうか」とおじさんは自問しているけれど、ソフィーはきっとおじさんの手を魔法の手だと思ったことでしょう。
淡々としているけれど、心の中に深く入り込んでくる良い一冊でした。
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よい「絵本」とはどんなもの?
- 永田桂子
- チャイルド本社 / 2007年6月1日発売
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子供の発達に応じた絵本の選び方や、絵本選びのポイントが紹介されています。
最後に、本の内容がまとめられた表が載っているのですが、これが分かりやすくてよくできていると思いました。
読み切れないほど絵本があふれる現代、せっかく読むなら子供に良い影響を与えられるもの、子供が楽しめるものを選んであげたいですよね。
この本は絵本選びの良い参考になると思います。
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はなび ドーン (とことこえほん)
- カズコG・ストーン
- 童心社 / 2012年6月20日発売
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ストーリー性は特になく、花火が打ち上げられる絵本。
単純な展開と、色鮮やかな花火が、7カ月の娘に大好評。
シューっと打ち上げられる音に喜び、パーン、ドーンと花火の開く音と絵に笑います。
何度読んでも嬉しそうに笑います。
実物の打ち上げ花火を見た後日、「この前の花火きれいだったねー」と話しかけながら絵本を開くと、さらに楽しそうに絵本を見ていたように思います。
0歳児からある程度大きくなった子まで、年齢問わずに楽しめそうな一冊。
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ゆみちゃんはねぞうのわるいこです
- みやざきあけ美
- ビーエル出版 / 2013年12月1日発売
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寝相の悪くてベッドの外で眠るゆみちゃんを、おおぐまくんが投げ飛ばして、何とかベッドに戻そうとするお話。
オチがとっても面白いです。
夜中の出来事なので、絵本全体が暗めの色合い。
短くテンポの良い文章と、「おおぐまくんが、よいしょ」という決まり文句がとても気に入りましたが、1歳以下の小さな赤ちゃんにはまだよく分からないみたいで、娘は興味を持ちませんでした。
幼稚園に行くくらいになったら、喜んでくれそうかなと思いました。
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ぞうくんのおおかぜさんぽ (こどものとも絵本)
- なかのひろたか
- 福音館書店 / 2010年4月15日発売
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おおかぜの日でも、ぞうくんはお散歩に出かけます。
そして風に飛ばされて転がってきた、かばくんわにくんかめくんを押してお散歩に……
オチは「ぞうくんのさんぽ」と同じですが、「どっぼーん」がいいですね。
ほのぼのしていて、みんなごきげんで。
娘は、大人しく読み聞かせてもらうのを聞いてはくれません。自分でページをめくってみたくて、ぎこちない手でめくろうめくろうとします。
けれど、「どっぼーん」という声にごきげんでした。