確か2012年初めて読書したのがこの本で、今回大学4年生の春休み最後の日に買って、社会人になって初めて読破したのがこの本になりました。
デパートの屋上で一生を終えた象。
壁と壁との隙間の闇に埋もれたミイラ。
バスの中に閉じ込められたマスター。
そして、11歳で成長を止めた少年。
やむを得ず、その場所を選ばなければならなかったものたち。

澄んだ哀しさと微かな希望のある小説だと思います。

解説の、山崎務さんの文章も秀逸。

2013年4月8日

読書状況 読み終わった [2013年4月8日]
カテゴリ 小説
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この人の描く絵の、醸し出す空気が好きで好きでたまらない。
「透明な色した少女」そう在りたかった。
今でも、そう在りたいと願う。

2013年1月23日

読書状況 読み終わった [2013年1月19日]
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もう手に入らないと思ってた。
ダメ元で検索したら中古だけど通販出来て、インターネットの凄さに感動した。
思考少年のカラスの話みたいな、実は…っていうお話を作るのがとても巧いと思います。
あと、人でないもの、人形とか神さまとか悪魔とか、この本は違うけど吸血鬼とか、そういうものを描くのに、この人の絵柄ほどぴったりなものは無いんじゃないかなと。

2013年1月12日

ネタバレ
読書状況 読み終わった [2013年1月12日]
カテゴリ コミック
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後ろ暗いものが読みたくて、というと語弊がありそうだけれど。
こういう女の子の描き方、好きです。
抉られる。傷つく。

2012年12月18日

読書状況 読み終わった [2012年12月18日]
カテゴリ コミック

「自分」を肯定出来る気がした。
気持ちが、楽になる。

2013年1月17日

読書状況 読み終わった [2013年1月12日]
カテゴリ 新書

友人に勧められて買いました。
モノクロームの絵がやさしい。

あとがきに「向き合わなきゃいけない現実に、その瞬間だけフタをしてやることがエンターテイメントの役目」と記されていて、夢を見せてくれるもの、それをつくってくれる人がただただ愛おしいと思いました。

「どれ、奇跡の話をしようじゃないか」
「ちょっくら奇跡に用がある」
奇跡を、現実に起こせたら良い。

2012年11月24日

読書状況 読み終わった [2012年11月24日]
カテゴリ 絵本

望まざるとも、自分の手に負えないものを抱えながら、それでも命は巡る。

そんなお話。
「神さま」とふいに祈る呟きにぐさっと来ました。

2012年11月13日

読書状況 読み終わった [2012年11月13日]
カテゴリ 小説
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単純に度肝を抜かれた。
面白かった。
こんなどんでん返し想像つかない。
「え?」って思わず声に出たくらい。

2012年10月18日

読書状況 読み終わった [2012年10月16日]
カテゴリ 小説
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金魚に嵌まる指輪、とか、すれ違う両思い、とか、琥珀を飲み込む、とか。
切り取る瞬間が綺麗でぞくっとする。

装丁に一目惚れして買いました。

2012年10月9日

読書状況 読み終わった [2012年10月9日]
カテゴリ コミック

何度でも言うけれど「恋愛小説」という分類に疑問があるのよ私は。

示唆に富んだ文章で、それが自分にとっても救いになりうる。

星は空っぽ?
助けて、という願いは叶ったのか?
再読しようと思います。

2012年10月18日

読書状況 読み終わった [2012年10月17日]
カテゴリ 小説
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随分前に買って読んで、それっきり実家に置きっぱなしにしていたのがたまたま目についたので再読。

別に、今このままでも生きていけるの。
けれど。
方向を変えた途端に、アクセルを踏んだ瞬間に、見える景色は変わるから。

2012年9月18日

読書状況 読み終わった [2012年9月18日]
カテゴリ コミック

希望と絶望とを行き来する、揺れる感覚がとても巧いなあと。
なんとなく、おかざき真里の『&』に通じるものがあるような…単に自分が好きな作品だから重ねてしまっただけかもしれないけど。

2012年9月10日

読書状況 読み終わった [2012年9月9日]
カテゴリ 小説
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だからやっぱり恋愛小説という評価がピンと来ないのよ。

この人の描く人間は素敵な人ばかりだなあと思います。

恋人を失った男の人の話、と10字程度で言ってしまえる物語ではあるけれど、中に詰まっているのはありきたりな感動じゃなくて、お話そのものよりも文章を追うのがとても愉しかった。

この人の小説の、透明な空気が好きで、そこに救われている気がします。

2012年9月23日

読書状況 読み終わった [2012年9月22日]
カテゴリ 小説
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恋愛小説という評価には若干疑問なのだけど。
道の迷い方、遠回りの仕方の指南書?
どれだけ深い底にいても、光は見えるのかもしれない。

西荻窪を歩きたくなった。

2012年9月7日

読書状況 読み終わった [2012年9月6日]
カテゴリ 小説
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外に目を向ける。
好きな男性の物書きは皆海外に出ている。
自分の足で立つということ。

2012年10月18日

読書状況 読み終わった [2012年10月15日]
カテゴリ エッセイ

むせかえるくらい、匂いのする小説でした。
生きている、人間から発せられる匂い。息苦しいくらい。

2012年6月24日

読書状況 読み終わった
カテゴリ 小説
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帯には随分センセーショナルな言葉が躍っていましたが、それにはちょっと違和感を覚えました。
繊細な心の揺らぎが、とても綺麗。
「わずか5cm」というお話が一番好きです。

2012年6月24日

読書状況 読み終わった
カテゴリ コミック
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