ミステリ「風」のアンソロジー。ミステリ作家ではないなぁと思っていたが、本当にミステリじゃない。すっきりしない。名探偵詐欺である。
筒井康隆「科学探偵帆村」SF。とんでも設定。町田康「文久二年閏八月の怪異」SF。趣向はなかなか。津村記久子「フェリシティの面接」安楽椅子過ぎる。最後の1行のためにある。木内昇「遠眼鏡」しょうもなし。藤野可織「わたしとVと刑事C」文章は面白いが話は…。片岡義男「音譜五つの春だった」題名が美しい。あとはよくわからない。元ネタがあるのか?青木淳悟「捕まえて、鬼平!」意味がわからない。海猫沢めろん「三毛猫は電気鼠の夢を見るか」これは推理ではない。辻真先「銀座某重大事件」み、ミステリっぽい!谷崎由依「a yellow room」まったく意味がわからない。稲葉真弓「ふくろうたち」はめられたってこと?長野真弓「ぼくの大伯母さん」きれいにまとまっていた。松浦寿輝「四人目の男」これまたよくわからない。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
アンソロジー
- 感想投稿日 : 2018年12月18日
- 読了日 : 2018年12月17日
- 本棚登録日 : 2018年12月17日
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