丸谷才一の文庫本一覧

プロフィール

大正14年8月27日、山形県生まれ。昭和25年東京大学文学部英文学科卒。作家。日本芸術院会員。大学卒業後、昭和40年まで國學院大學に勤務。小説・評論・随筆・翻訳・対談と幅広く活躍。43年芥川賞を、47年谷崎賞を、49年谷崎賞・読売文学賞を、60年野間文芸賞を、63年川端賞を、平成3年インデペンデント外国文学賞を受賞するなど受賞多数。平成23年、文化勲章受章。著書に『笹まくら』(昭41 河出書房)『丸谷才一批評集』全6巻(平7〜8 文藝春秋)『耀く日の宮』(平15 講談社)『持ち重りする薔薇の花』(平24 新潮社)など。

「2012年 『久保田淳座談集 暁の明星 歌の流れ、歌のひろがり』 で使われていた紹介文から引用しています。」

丸谷才一の文庫本一覧のアイテム一覧

丸谷才一の文庫本一覧です。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。『長距離走者の孤独 (新潮文庫)』や『思考のレッスン (文春文庫 ま 2-16)』や『ユリシーズ 1 (集英社文庫)』など丸谷才一の全147作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

長距離走者の孤独 (新潮文庫)

1098
3.61

感想・レビュー

ランナーは、孤独。 チームプレイは不要だし、走り続ける意志は、常に自分自身との戦いだ。原始的な肉体によるパフォーマンスの差異を競う。何のために走るかは自由... もっと読む

思考のレッスン (文春文庫 ま 2-16)

976
3.70
丸谷才一 2002年10月10日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

●考えるコツ ・通説・定説と違っても構わないという度胸を決めて考える ・本を読んだりせず、まず自分の心の中を眺める。手持ちのカードで考える。すぐに解決... もっと読む

ユリシーズ 1 (集英社文庫)

930
3.45

感想・レビュー

読書会に申し込んでしまったのですが、読み終われない_| ̄|○ので、「読めませんでしたーー」で参加します…。 ★の数が少ないのは、私が理解していないか... もっと読む

文章読本 改版 (中公文庫 ま 17-9)

919
3.65
丸谷才一 1995年11月18日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

文章読本〔改版〕 著:丸谷 才一 中公文庫 文書読本なるものは複数あり、 昭和9年 谷崎潤一郎 昭和25年 川端康成 昭和34年 三島由紀夫 昭和50年... もっと読む

笹まくら (新潮文庫)

776
4.05
丸谷才一 1974年8月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

とても好きな日本文学です。 時系列が混在し、それが主人公の心境と相まって過酷であっても心地いい文章です。読んだ感覚がラテンアメリカ文学に似ていると思って... もっと読む

ボートの三人男 (中公文庫 シ 1-2)

595
3.63

感想・レビュー

三人の病弱な紳士たち、ジョージとハリスとぼく、それから犬のモンモランシーは、休息と気分転換が必要だという理由で、テムズ河をボートで漕ぎ出すことに。 寝泊ま... もっと読む

樹影譚 (文春文庫 ま 2-9)

405
3.73
丸谷才一 1991年7月10日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

 少し詰めが甘い青年がデートに行く話と、木の映った影にまつわる作家の話と、友人から買った夢を本当のことのように人に話しそれに振り回される話が入った短編集。... もっと読む

ポオ小説全集 4 (創元推理文庫 522-4)

399
3.60

感想・レビュー

この全集ほぼ年代順に収録されているのだけれど、最終巻にしてようやく「黄金虫」「黒猫」が。ここまで読んできて結構ポーの守備範囲の広さは意外なくらいだったけれ... もっと読む

ユリシーズ 2 (集英社文庫 ヘリテージシリーズ J 1-2)

365
3.50

感想・レビュー

難解にして愉快な小説。 映像的な印象だ。 人によって登場人物の評価が変わる。 ガーティ・マクダウエルが登場。美人だそうだが、語り手は信用できない... もっと読む

ポ-名作集 (中公文庫 ホ 3-2)

348
3.64

感想・レビュー

NHKラジオ第2放送の「カルチャーラジオ 文学の世界」で都甲幸治先生の「黒猫」の解説にすっかり魅せられて、この作品集を手に取った。 都甲先生はまず、... もっと読む

ユリシーズ 3 (集英社文庫 ヘリテージシリーズ J 1-3)

339
3.46

感想・レビュー

ふう、ようやく読了。大変な本ですね。太陽神の牛は面白かったです。キケロも実に疲れました、、、 もっと読む

ユリシーズ 文庫版 全4巻完結セット (集英社文庫ヘリテージ)

335
4.14

感想・レビュー

なんでこんなものを読もうと思ったのか、今となっては思い出せない。ある意味舐めていたのかもしれない、この作品を。アカデミズムからも市井の読書人からも20世紀... もっと読む

ユリシーズ 4 (集英社文庫 ヘリテージシリーズ J 1-4)

332
3.51

感想・レビュー

ふう、最後まで行きました。17のイタケの問答調の文体は面白かったです。18ペネロペイアは最後までいくしかない、的でビートルズのアビーロードを想起させました... もっと読む

女ざかり (文春文庫 ま 2-12)

312
3.57
丸谷才一 1996年4月10日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

米原万里氏著「打ちのめされるようなすごい本 」の書名になった下りで紹介されていたのは丸谷才一「笹まくら」。それを読了しあっさり打ちのめされてしまっている自... もっと読む

輝く日の宮 (講談社文庫)

302
3.81
丸谷才一 2006年6月15日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

源氏物語には 「桐壺」と「帚木」の間に“輝く日の宮”と題された巻があったのでは、とされる説があります。その根拠は、幾つかあり、本書でも触れられています。 ... もっと読む

若い芸術家の肖像 (新潮文庫 シ 3-2)

298
3.48

感想・レビュー

ジョイスデビューなのに仕事が忙しくて2ヶ月もかかった読了にちきしょうそのせいで合間は飛ぶけれども、ジョイスデビュー ユリシーズは買ったものの、こんなんじゃ... もっと読む

快楽としての読書 (日本篇) (ちくま文庫 ま 12-2)

242
3.33
丸谷才一 2012年4月10日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

書評のまとめ。 前段の書評論は興味深いが、書評自体は気になった部分だけ。 もっと読む

ボートの三人男 (中公文庫 C 16)

240
3.79

感想・レビュー

英国紳士3人のテムズ河ぶらり途中下船の旅(犬はさておき)。 1889年に出版されベストセラーになったイギリスのユーモア小説。小説といってもストーリーらし... もっと読む

完本 日本語のために (新潮文庫)

225
3.83
丸谷才一 2011年2月28日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

丸谷才一氏の個人的見解に過ぎないのだとしても、 高評価な小林秀雄の文章が一向に理解できない自分に向けられた残念感が緩和された一冊。 なんであんな解りづらい... もっと読む

日本史を読む (中公文庫 ま 17-12)

223
3.85
丸谷才一 2001年1月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

歴史家には語れない日本史。小説家・劇作家の想像力と妄想力を駆使している。要するに、その時代に生きていた個人という視点から歴史を見ているために、例えば歌舞伎... もっと読む
全147アイテム中 1 - 20件を表示

丸谷才一に関連する談話室の質問

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×