公開処刑人 森のくまさん (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)

著者 :
  • 宝島社
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  • Amazon.co.jp ・本 (317ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784800200761

感想・レビュー・書評

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  • なんだろうか。
    淡々と時間が起きて、淡々と物語が進み、淡々と物語が終わった感じです。
    在る意味森のクマさんの童謡のような、リズム感。

    ホラーも感じず、謎が解けた感もなく、キャラクターも薄くて。

  • サイコなストーリー

    悲しい正義とな

  • 物語の展開スピードは面白かったけど、だいぶ序盤で犯人が解ってしまった!

  • 自分的には結構面白かった。
    シンプルにタイトルに惹かれた

  • 面白かったと思いましたが、意外と評価が低くてびっくらぽん。

    以前読んだのは中学生の時なので、今読んだらまた違う評価になりそうです。

  • タイトル買い。解説によると、このミス大賞「隠し玉」作品だった。連続殺人犯……しかし、殺す相手は同情に値しない酷い奴ら。復讐に快さを覚えてしまうヒトの心理は、「森のくまさん」を肯定してしまうヒトを作り出してしまう。「ある夏の夜」という回想シーンで、主犯と女子高生の結びつきを描き、結末のカタストロフへと進む筆運びはなかなか。

  • ネットに悪人として書き込まれた人物を処刑する「もりのくまさん」。
    警察は犯人の手掛かりを掴めないまま連続殺人が続き、ネットでは犯人への賞賛や殺害依頼が挙がる。
    第10回「このミステリーがすごい!」大賞隠し玉。

    冒頭の童謡もりのくまさんを歌いながらの犯行描写は惹きつける展開。
    悪人を処刑するならもっと法で裁けない犯罪者とかやればいいのにと思いながら読んでた。(連続レイプ犯は良いとして無銭援交の人は殺されるほど…かな?)
    登場人物の人数的にも、犯人が名前を聞かれて名乗るシーンで大体の読者が犯人わかっちゃうんじゃないだろうか。もっと鋭い人はアナグラムもすぐ気づいてそう。
    犯人はわかっちゃうけど最後まですらすらと読めました。

  • テンポよく読めて楽しめた。
    プロローグでいきなり耳を切りつけられたり、といきなりグロシーンから始まるけれど、中身はグロシーンなくてよかった。
    登場人物が少ないので犯人誰だろう、寧ろ最後に名前だけ出てくるような第三者??とハラハラした。
    森のくまさんの名前の由来にはやられたーという感じ。2chみたいなネットの掲示板が出てきて、そこに犯行声明を出したり、他の人が反応したり。
    そういう作品は多いけれど、時代だなぁ。

    化粧品会社のスレも何か裏があるのかと思ったけれど、特に何もなかった…と思うんだけど。
    必要性を感じない。
    ミスリード用??

    事件解決のあたりはちょっと現実離れというか、犯人がキャラ変わりすぎでいまいちついていけなかった。

  • ミス大には、いい意味で(笑)ガックリしちゃう事があるんだけど(^^;;なかなか軽いタッチではあるものの、楽しめたかなぁ。うん、、つまらなくは無かった!続きがあるのかな?読んでみよ♪

  • 第10回このミスの隠し玉でデビュー作

    森のくまさんと称する正義のヒーローが社会的罪人を自ら裁いていく連続殺人事件が発生。

    世間の風潮は森のくまさんを支持する雰囲気の中、女子大生二人のパートナーに異変が。

    いじめに悩む女子高生に忍び寄る謎の男の正体は?


    どちらかの彼氏が犯人だろうなあと思いながら、どんでん返しを期待しましたが、最後は、こういう精神はいつの時代にも生まれてくるような余韻を残したちょっと怖い感じでの幕引き。

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