キラキラ共和国

著者 :
  • 幻冬舎
3.97
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本棚登録 : 5662
感想 : 605
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  • Amazon.co.jp ・本 (251ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344031937

感想・レビュー・書評

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  • ぽっぽちゃん、幸せな人生を歩んでいっていて良かったです。

  • ポッポちゃんのご主人は高知県出身だった。TVでは長野県だったような…とにかくミツローさんの実家に帰省した部分は読んでいて少々嬉しかった。
    とにかくほのぼのと暖かいストーリーです。

  • ポッポちゃんとミツローさんとQPちゃんが家族になったように、パンティーと男爵が新しい命が授かったように、世の中は少しずつ、だけど確実に変化していくのだなあと。その不確かな未来が怖くもあり楽しみでもあり。ある意味、春待つ今にぴったりのタイミングで読み始めたのかもしれない。春は変化の季節ですから。道を歩くと梅の木にぽつぽつと花が付いていたり、カーテン越し、ぼんやりと明るくなる時間が早くなっていたり、まだまだ寒さに身が縮む日も多いけれど、冬の終わりと春の気配を感じるこの時期にちょうど良い1冊でした。
    最近は慣れない環境での生活がスタートし、風よりも早く過ぎ行く日にしがみつく毎日です。こういう時こそ、ゆったりと流れる鎌倉の時間や、「キラキラの魔法」を心に思い浮かべて自分を取り戻していきたいものです。
    ポッポちゃんに代書を依頼したお客さんは、その後どうなったのでしょう。全てが明かされないからこそ、物語の奥行きが出るのかもしれません。まるで手紙を送ったあと、「どんな表情で、どんな気持ちでよんでいるだろうか」「返事は来るだろうか」とわくわく待っているあの時間のよう。
    また、目まぐるしく変化し、成長していくポッポちゃんを先代さんはどんな気持ちで空から見守っているのでしょうか。衝撃デビューを果たしたレディ・ババとは今後もお会いできるのかしら。
    ツバキ文具店シリーズ、現在刊行されているものは残りあと1冊。全て読み終わる頃にはお散歩するのにちょうど良い気候になっているでしょう。物語×実際の街並みを贅沢に巡る日に想いを馳せています。

  • もやもやしたことがあったら呟こう。
    キラキラ、キラキラ。
    日々の生活を大事にしようと思える作品でした、カレー食べたい。





    誰も死なないので安心して読める笑

  • 小川糸さん、読後は期待を裏切らず、ほっこり優しい気持ちに包まれた。
    鎌倉の素敵な風景と美味しいグルメが描かれているので、また鎌倉に行きたくなった。
    様々な人間模様があったが、私は主人公の鳩子さんが、QPちゃんをはるちゃんと呼べるようになる過程が素敵だと思った。

  • 昨日読み終えた「ツバキ文具店」の続編です♪
    久々のシリーズ続け読み。
    (今日が返却日だってことは内緒です(笑))

    正直に言えば「ツバキ文具店」の方が...だから☆4つって思ったんですが...
    やっぱ☆5つでいいと思います。
    何故かって?
    それはすでに続編を読みたいと思っているからです(*-ω-)ウンウン
    近いうちに読むぞ~

    コホン(´ρ`*)
    巻頭から鳩子とミツローさんが結婚!!
    QPちゃんでかしたヾ(´∀`*)ヨシヨシ
    ってな感じで新たな生活が始まりますが、もちろんツバキ文具店は健在です。

    そして今回もいろんな代書が舞い込んで来ますが、男爵!?
    マジでー………(´._.`)
    それに明かされたレディー・ババの正体。

    そんなビックリニュースが飛び込んできた本作ですが、やはり鳩子の書く手紙にはいろいろと感じるものがありますよね。

    続編、気になる~~~

    <あらすじ>
    ツバキ文具店の続編です。主人公の鳩子は、鎌倉で文具店を営みながら、代書の仕事をしています。さまざまな人からの手紙の依頼に応える中で、人生の悩みや喜びを共有していきます。一方で、鳩子は、カフェの店主であるミツローさんと結婚し、彼の連れ子であるQPちゃんと新しい家族になります。ミツローさんの亡き前妻や、鳩子の母親との関係にも向き合っていきます。鳩子は、自分の幸せを見つけるために、心にキラキラを持ち続けることを決めます。

    この小説は、食べ物や文具、手紙などの日常のものに愛情を感じることができる作品です。登場人物たちの優しさや温かさに癒されるとともに、人生の大切なことを考えさせられます。




    「ツバキ文具店」は、今日も大繁盛です。
    バーバラ夫人も、QPちゃんも、守景さんも、みんな元気です。
    みなさんのご来店をお待ちいたしております。――店主・鳩子

    亡くなった夫からの詫び状、川端康成からの葉書き、
    大切な人への最後の手紙……。
    伝えたい思い、聞きたかった言葉、
    「ツバキ文具店」が承ります。

    著者について

    デビュー作『食堂かたつむり』が、大ベストセラーとなる。昨年刊行した『ツバキ文具店』は本屋大賞4位を受賞し、NHKにてドラマ化される。

    • ヒボさん
      はねさん、こんばんは♪
      「椿ノ恋文」もちろん知ってますよ。
      図書館だと予約がいっぱいでいつになるやら^^;
      なので、蔦屋書店でcoffee飲...
      はねさん、こんばんは♪
      「椿ノ恋文」もちろん知ってますよ。
      図書館だと予約がいっぱいでいつになるやら^^;
      なので、蔦屋書店でcoffee飲みなながら読もうと思っています(*^^*)v
      2024/02/28
    • はねさん
      ヒボさんの読書の仕方素敵です!憧れます!!
      いいなぁ図書館。
      でも私図書館とか、古本とか人が触った本ダメっぽいんです。本屋のも誰か触ってるの...
      ヒボさんの読書の仕方素敵です!憧れます!!
      いいなぁ図書館。
      でも私図書館とか、古本とか人が触った本ダメっぽいんです。本屋のも誰か触ってるのにww
      2024/02/28
    • ヒボさん
      昔は嫌だったんですが、最近の読書ペースで読む本を全て本屋さんで購入してたらとっくに破産してます(笑)
      ブク友さんに図書館等の利用を教えて貰え...
      昔は嫌だったんですが、最近の読書ペースで読む本を全て本屋さんで購入してたらとっくに破産してます(笑)
      ブク友さんに図書館等の利用を教えて貰えたので年末から利用を始めてみました♪
      2024/02/28
  • やさしい人たちに囲まれながら文具店を鎌倉で営む鳩子。しかしそれぞれの日常には人知れぬ影があり、光と影が協調しながら物語は繰り広げられて行く。このまま三作目を読み進めて行こう!

  • 心があったかーくなって、
    人に優しくなれる一冊。

    レディババ、パンティー、男爵、
    バーバラ、登場人物の名前も、
    普通の人名よりも、
    イメージしやすい。
    そして、なんだか楽しい!

    今まで読んだ小川糸さんの作品の中で一番好き。
    ポッポちゃん、QPちゃん、ミツローさんの作る、キラキラ共和国。
    お互いを思いやる優しさに溢れ、
    何気ない日常に感謝しながら、
    食べること、
    自然を感じること、
    まわりの人々との
    かかわり、
    ひとつひとつを丁寧に大切に暮らしている。

    私も少しだけ
    周りに優しく、
    丁寧に生活しよう!
    と決意いたしました。

    嫌いな人を無理に好きになる必要はないけど、感謝することはできる。

    うん、この気持ちさえあれば、
    なんだか全てうまくいくような気がする!

  • 鳩子がお客さんにつける、心の中で呼ぶ名前がかわいくて好き。暗闇でキラキラと唱える呪文、私もこれから使おう。

  • 夫からの詫び状、憧れの文豪からの葉書、大切な人への最後の手紙…。伝えたい思い、聞きたかった言葉、承ります。鎌倉を舞台にした代書屋の物語。「ツバキ文具店」の続編。

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著者プロフィール

作家。デビュー作『食堂かたつむり』が、大ベストセラーとなる。その他に、『喋々喃々』『にじいろガーデン』『サーカスの夜に』『ツバキ文具店』『キラキラ共和国』『ミ・ト・ン』『ライオンのおやつ』『とわの庭』など著書多数。

「2023年 『昨日のパスタ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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