「考える力」をつける本: 本・ニュースの読み方から情報整理、発想の技術まで (単行本)

著者 :
  • 三笠書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (268ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784837925132

感想・レビュー・書評

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  • 文章を書く人のために書かれた本。
    というのが印象に残る。
    短文で濃いのを書くには詩を読むのが一番。
    物事を大きく見るのではなく、小さな小さな物からどんどんと発展させていくのが一番。

    読みやすい本ではあったけど、私には関係ない本だったので内容がほとんど残っていない。

  • 自分自身があまり考えて行動していないことに気づき考える力をつけるためにはどうしたらいいかと思い読んだ。
    著者の教養の深さと探究心の大切さがとてもよく伝わってきた。
    考える力をつけるために書くことができるぐらいまで、ものを観察しでいきたいと思った。

  • ツン読も読書のうち。
    「何故」を意識すること。
    メモと辞書。
    「他人と少しだけ違う自分」を演出。
    書店や博物館・美術館などに通うべし。


    引用多めな感じでしたが、読みやすかったですなぁ。
    さくさくっと読めましたなぁ。

  • いろいろな情報について、新しい見方や考え方が身に付くような内容ではなかった。
    これを読むくらいなら、齋藤孝『読書論』、池上彰『情報収集の方法』の方がためになると感じた。

  •  新聞を読む。新聞を切り抜き分類して貼り付ける。アナログの世界が心地いいですw。轡田隆史(くつわだたかふみ)著「考える力をつける本」、1997.1発行のリメイク、2013.9発行です。1936年生まれ、朝日新聞の論説委員で、夕刊のコラム「素粒子」を8年間担当されたそうです。読書はリズム、同感ですが、著者はリズムを壊すのはメモとか。私はメモは全く影響せず、リズムよく読めるかどうかはひとえに内容によります。書店や図書館を散歩コースにには異論がございませんw。
     1936年生まれ、朝日新聞記者、素粒子の筆者、論説委員などをされた轡田隆史さん「考える力をつける本」、2013.9発行、再読。メモした箇所: ①まとめるのに最適な箇条書きメモ ②辞書を「引く」か「読む」ことを楽しむか ③書くことは考えること、そして自分を省みること。

  • 頭の中でも「昼寝」はできる
    新聞はコラムから読め
    言論の自由ないところにマンガなし
    「クレオパトラは何で体を洗っていたか」
    「目の高さ」ひとつで書くものはここまでも変わる
    文章の根本は捨てること
    情報収集は「集中豪雨方式」で
    「遊び上手は仕事上手」

  • -

  • <u><b>飲み屋で出会った年配の小父様から教えを受けている様な一冊</b></u>

    本屋さんで平積みされていたのを手に取りそのままの勢いで購入。

    本書は、朝日新聞の論説委員であった著者が引退後に書いた本なので、
    何しろ文章表現が巧みで、著者の経験談を通して人間味に溢れている。

    そんな本の中で、著者は人生経験に基づき様々な場面での視点の持ち方や
    考え方のアドバイスをくれるのだ。
    その為、若輩者のわが身にはその教えがストンと入ってくる。

    当に、冒頭で書いたように飲み屋で人生訓を聞かされている様な感じがするのだ。
    とはいえ、全く説教臭くはない。

    『考える力とは、自分自身に対する問いかけである…』

    勉強させて頂きました。

    <blockquote><b>【内容紹介】 -Amazonより-</b>
    朝日新聞の元論説委員が教える
    「思考の技術」「勉強の技術」!

    本・ニュースの読み方から情報整理、発想の技術まで、
    「考える力」を身につけ、より深めるための方法を徹底網羅。

    ◎観察は常に小さいもの、身近なものを出発点に
    ◎「量の読書法」「質の読書法」
    ◎「なぜ」こそ書くことの最も大切な原動力
    ◎忙しいときほど遊んでみる
    ◎ときには「当たり前の言葉」も辞書で引いてみると――
    ◎「他人と少しだけ違う自分」を演出する
    ◎情報収集は「集中豪雨的」がいい ……

    一冊で、面白いほど「ものの見方」が冴えてくる!
    </blockquote>

  • 日常生活を送っている誰もが無意識に行っていること。それは「考える」ことだ。あまりにも当たり前すぎて、その行為を意識することはない。が、その行為に着目して、一工夫を加えることで快適な生活を送ってみようというのが、この本のテーマ。

    「考える」ための読書やメモ書き、辞書の使い方、情報の取扱など、著者が長い新聞記者生活で身につけた工夫を紹介。こうした「考える」力を身につけたうえで、さらに重要なのは考えた結果をアウトプットする能力、つまり「書く」ことだ。考えたところでそれを表現できなければ意味がない。ということで、本書の後半は「書く」ことについてのノウハウが語られる。

    「考える力」とは「書く」という行為をもって完結する。

  • 目次見て
    大切そうなこといっぱい書いてあったから
    読んだが
    やっぱり大切だな
    と思うくらい

    小さめの文字で文章多めだけど
    あんまり情報量多いって感じでもないかな

    前書きにも
    「無意識のうちにやっていることを
    はっきり意識し、自覚して実行してはどうか
    というお勧めである」
    と書いてある

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著者プロフィール

轡田隆史(くつわだ・たかふみ)
1936年東京生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業後、朝日新聞東京本社に入社。社会部デスク、編集委員などを経て論説委員となり、1996年までの8年間、夕刊一面コラム「素粒子」の執筆を担当。その後、編集局顧問となり、1999年に退社。テレビ朝日系ニュース番組「ニュースステーション」「スーパーJチャンネル」などのコメンテーター、日本大学法学部非常勤講師を務めたあと、現在は著作、講演などで活躍中。日本記者クラブ、日本ペンクラブ、日本エッセイスト・クラブ、日本山岳会会員。ポーラ伝統文化振興財団評議員。
著書に、『「考える力」をつける本』『100歳まで読書』(以上、三笠書房)、『60歳からの人生の整理学』『「考える力」をつける読書術』(以上、三笠書房《知的生きかた文庫》)などベストセラー、ロングセラーが多数ある。

「2021年 『快老生活のすすめ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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