有名すぎる文学作品をだいたい10ページの漫画で読む。 (torch comics)
- リイド社 (2015年9月11日発売)
- Amazon.co.jp ・マンガ (266ページ)
- / ISBN・EAN: 9784845844159
感想・レビュー・書評
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水木さん風の絵はこの方の作風なのね。
知らない作品は、へー、そんな話なのねと読める。
知ってる作品は、あれ?と感じることがある。
それは省略形にするときに、どこを採録するかという問題が引き起こしているものなんだろう。
だいたい10ページの妙よね。
あんまり説明ばかりになってもつまらないしね。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
本書は題名の通り、名作と言われる文学作品を「水木しげるそっくりのタッチで」10ページ程度の漫画に要約する、という主旨のため、一見すると(昨年末の紅白のAI美空ひばりではありませんが)賛否両論起きそうな作品だと思います。
ただ実際に読んでみると、個人的にはネガティブな感情は全く起こりませんでした。むしろそれぞれの文学作品を念入りに読み込んで要点をまとめたり、水木しげるさんのタッチを研究することに掛かった膨大な時間とエネルギーを考えると、とても深い敬意を感じました。
「最先端の技術」でなく、あくまで「人間の手仕事としてのすごさ」によって出来ており、本の成り立ちまで含めて面白い一冊です。 -
純文学のあらすじを知るのに丁度良い。
一作品につき数ページなのに、ちゃんとあらすじが分かるようにきれいに纏められていたのに驚いた。 -
7/17はマンガの日あの名作を、10ページのマンガで読む。
マンガで概要をつかめたら、未読の名作を読みたくなりそうです。 -
2019.06.22
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もう、タイトルがすべてを語っている本(笑)。
有名な文学作品がどのようにダイジェスト化されてるかを楽しみ、
水木しげるさんのタッチにそっくりな絵に驚き、ふた通り楽しめますw。
しかしまあ、有名な文学作品って、ひどい話ばっかりね(^^;。
そして、水木しげるさんタッチがそんな世界によく合うことよ(@@)。
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こっちは題名だけ知ってる本が多くてスイスイ読み進めることができました。
なかなか面白い試みやと思います。