まさかオーストラリアのシドニー チャッツウッドにある図書館でこの本に出会えるとは驚きでした。しかも主人公の年齢が今の自分の年齢とほぼ同じ同じ。自分もある意味戦力外通告のようなものでこの地に来たので見に積まされる内容でした。職場では経営者との方向性の不一致から戦力外通告され、その後は、長年連れ添った奥さんとの仲も微妙になり、55歳という人生の大きな岐路に立たされた主人公に自分を重ねながら、なるほどと思いを馳せながら読みました。

2023年6月4日

読書状況 読み終わった [2023年6月4日]

トヨタの改善活動の手法や仕事のやり方、取り組み方をまとめた集大成の一冊。全体像が把握できる一冊でした。

2022年2月13日

読書状況 読み終わった [2022年2月13日]

ホワイトカラーの生産性向上や業務改善は言われ続けて久しいが、なかなか改善しないのが実態。
本書では、改善の第一歩は見える化 と言及。
その手法として著者が自身の経験から業務をチャート化し、そこから改善を行うとの事。
一業務一帳票の業務の可視化とチャート化。
自分の会社の業務改善のも活用できそうです。

2022年1月22日

読書状況 いま読んでる

最近読んだビジネス書では、私にとって久々のヒット作でした。言われて久しいホワイトカラーの生産性向上や業務改革・改善がうまくいかない。そこに挑んだトヨタの自工程完結。
何か特別な事をやるというよりは、地道に取り組む手法を教授してくれました。ただ、取り組みにあたっての視点や取り組み方は経験に富んだ著者の実体験をベースに語られている為、非常に参考になりました。

2022年2月13日

読書状況 読み終わった [2022年2月13日]

あと僅かで地球滅亡と言われたらあなたはどうしますか?
そんな問いかけをされているようで、考えさせられながらも最後まで日常の中で生きていこうとする主人公たちの清々しくも切なく、葛藤を描いた本作は、心打たれた作品でした。

2022年2月13日

読書状況 読み終わった [2022年1月20日]

フレームワークはビジネスマンにとっては辞書のようにもの。困った時にフレームワークはに立ち帰り改めて考えのすことでひらめくこともあると思います。そんな時に役立つ一冊です。

2022年2月13日

読書状況 読み終わった [2022年2月13日]

海外赴任する部下に選別がわりに渡した一冊です。
海外に行くと日本にいる時のように愚痴の一つも言えるような同僚はなかなかいない環境になります。そんな時に初志貫徹で自分のミッションを達成していくのはかなり大変です。そんな時に読んでもらいたい一冊です。

2022年2月13日

読書状況 読み終わった [2022年2月13日]

新聞の書評を読んで以来、ずっと読みたいと思っていましたが、漸く読めました。
予想を裏切る面白さでした。
面白いというか引き込まれてしまい、一気読みしてしまいました。
コンビニを中心に起きる様々な出来事を、夫々の人々の視点から物語を展開していく。そして、そのそれぞれの人々の想い、感情を船内な表現で語ってくれます。ひとつ一つのショートストーリーが、コンビニ、そしてその店長とお兄さんを中心に描かれていて繋がっていきます。
時にほのぼの、時にジーンとさせられ感情豊かになれる一冊です。
読み終えた今、「早く続きが読みたい」 そんな気持ちです。

2022年4月10日

読書状況 読み終わった [2022年4月10日]

隠蔽、改竄。いつの時代も無くならない物なのかと改めて感じました。
ひとが集まり組織の体を成すとどうしてもこうした事態は起きてしまう。だからこそ、勇気が大事だと著者の村木厚子さんは言及する。

不祥事を起こす組織の共通点は、「必要悪と権利/権限」。これは必要悪だと言い出したらおしまい。そういう意識を変えるには勇気が必要。
そして権利/権限のある人間は常に情報開示と説明責任を負わなければならない。その為にはるーるづくりと教育が大切だと村木さんは主張する。

また、村木さんには意外な一面も。
六ヶ月の拘置所暮らしで耐えれた理由は、「名探偵コナン」の影響だという。
コナンから学んだ注意深い洞察力、疑いの目をもつことが役に立ったそうです。

また、読書家の村木さんのおすすめ本が何冊か紹介されていましたが、どれも読んでみたいと思いました。


「失敗の科学」
(マシュー・サイド著、ディスカバリー21)

「生き心地の良い町」(岡檀著、講談社)

「ローマから日本が見える」
(塩野七生著、集英社文庫)

西郷隆盛「南洲翁遺訓」


2022年1月4日

読書状況 読み終わった [2022年1月9日]

昨年夏、ずっと販売畑を担当していましたが商品開発に関わることになり、読んだ一冊でした。一つ一つが目から鱗でした。

2022年2月13日

読書状況 読み終わった [2022年2月13日]

仕事で大事なのは、鬼速コミュニケーション。
特にダラダラと会議せず効率的に会議をすることは、他国の一流企業に勝つためにも重要。
トヨタではそうした競合に勝るとも劣らない会議術、仕事術、コミュニケーション術を本書では6つの切り口から語っている。
当たり前のことだがなかなかできない。それをやってしまうトヨタ。その企業文化、風土は素晴らしいと感じました。どうやったらそんな文化、風土ができるのか、そこが知りたくなりました。

2022年2月13日

読書状況 読み終わった [2022年2月13日]


アマゾン流の会議は、目から鱗でした。
本書では、会議を4つに分類し、それぞれの進め方を丁寧に説明してくれました。また、そうした会議を包括すべく、働く社員の共通の価値観としてのリーダーシップ理念を掲げ、則って仕事を進めていることも詳しく書いています。

●4つの会議
 4つの会議とは以下。
 ・意思決定会議
 ・進捗管理会議
 ・アイデア出し会議
 ・情報伝達会議
   →情報伝達会議はやる必要ない
    やるならOne on one会議

●会議の効率化は、よい資料作りから始まる
 ・良い資料とは、文章形式で、
  「誰でも」「いつでも」「正しくわかる」資料
 ・作成はワードで。1ページャー又は6ページャー
 ・結論ファースト、ファクトベースで書く
 ・Think backwards
   このゴールを目指す→そのために何をする
   という書き方

●アマゾン流意思決定会議
 ・オーナーが進行役
  オーナーの役割は、会議を招集し、進行役として会議を行い、議事録を配信するところまでのオーナーシップ。また、会議場の約束事を明確にし、徹底させること。
 ・会議招集時に、会議の目的、アウトプットイメージを明確にしておく。
 ・そのための3つのW。
  What 何を
Who 誰が
When いつ
 ・資料は紙で配布
 ・15分の黙読
  会議の冒頭15分で会議資料を各自黙読する
  重要なのは沈黙を守ること。
 ・15分経過したら資料を理解した前提で議論を開始する
 

●アマゾン流アイデア出し会議
 ・ソリューション、方法論がわからない時にやる会議
 ・5-6人でやる
 ・ホワイトボードを活用
  -意見を書き留める
  -図式化、フローチャートで整理。
   文字との組合せ。
  -模造紙の活用もあり。
  -ポストイットを活用。
   思いついた事を各自描いて模造紙に貼りグルーピングしながら議論。
  ・時間を短く切って クイックアンドダーティーで行う
  ・フレームワークを活用
  ・ブレストでは、オーナーが会議の中に入らない方がいい場合もある
  ・社外で会議をする。
    集中的に議論できる(外部から隔離された環境が大事)
    普段見えないあアイデアや聞こえてこなかった意見を聞けることも
    
●アマゾン流進捗管理会議
 ・KPIが推進力を支える
 ・KPIは評価指標。KGIとの違いを理解すること
 ・目標とするKPIを達成し、それが積み上がったのがKGI。 
 ・アマゾンでは、ビジネスは全て数字で表現できる という考え方。 
 ・進捗管理会議は、KPIレビュー会議
 ・常時KPIを確認できるレポートが自動作成され、常に見ている前提で週一回レビュー会議で、分析結果や対策の深掘りをする。
 ・PDCAは最長でも一週間
 ・日本企業はPDはできるがCDが出きないケースご多い
 ・Cを減らすことも上司の役目
 ・事後検証を習慣化すること 
  会議の最後に事後検証を取り入れる
  (なぜ成功したか? なぜ失敗したか?、よかったこと、悪かったこと)

●会議を機能&活性化させるには、共通の価値観が必要。アマゾンでは、リーダーシップ理念。OLP14ヶ条。

●会議をスリム化する
 ・ONE on ONEを定期的に行う
 ・情報伝達会議はICTツールで行う
 ・オーナーは、ゴールの確認とタイムキーピングを徹底
 ・日本の会議が大人数になる理由は、業務分担や責任に関する仕組みの違い。アメリカ企業は、個人の職務内容と責任範囲が明確。日本では、明確でない。

2021年5月30日

読書状況 読み終わった [2022年2月13日]

「菜根譚」の入門書。
中国明代末期の人、洪自誠による処世訓。いわゆる人生の教科書。
「菜根譚」の「菜」は、野菜。「根」は、大根。「譚」は、お話。
つまり、「菜根譚」は、野菜や大根のように、身近で、気軽に打ちとけて、親しく読めるお話のこと。
温かい人情を大切にして、人生がうまくいく幸せの道を、やさしく説いたもの。

いろんな場面での人生訓が書かれています。

心に沁みる言葉がぎっしり詰まっている一冊です。
何度も読み返す一冊になると思います。

2021年2月28日

読書状況 いま読んでる

娘が繊細さんで、細かい事が気になってしまうようです。そんな娘が読みたいと言ったのが本書でした。
読み終わった後にすごくためになったと言っていました。
繊細さにかける私が読んでもなるほどと思う箇所が随所にありました。
特に「人間関係をラクにする技術」の章はためになりました。私ももう少し他人に頼るようにしようと思いました。


2021年2月14日

読書状況 読み終わった [2021年2月14日]


考えてから→とりあえず
気づくからこそ後回しになる→自分の意見を遠慮せず伝える

気づいたことに半自動的に対応し、振り回されている→自動応答をきること。私はどうしたいのかを自分に問いかけ対応すること。

2021年2月13日

読書状況 読みたい

さすが本屋大賞をとっただけのことはありました。
一気に辻村ワールドに引き込まれてしまいました。

私自身、本が好きになってきっかけが中学生時代もによんだ小松左京さんの名著「青い宇宙の冒険」でした。
本書は、もちろんテーマ、設定も時代も違うのですが、今回の本の様に子供たちがとある世界に集められると言ったSFチックな内容の本でした。

なので本書も私にとっては、とても魅力的な心に響いた一冊になりました。

いじめがテーマになっていますが、時代を超えてかがみの孤城に集められた中学生達の葛藤、苦悩、そして最後は、、、、

ご一読頂く価値ある一冊だと思います。



2021年1月24日

読書状況 読み終わった [2021年1月24日]

これだけ世の中で話題になっているDXについて、わかっていたつもりでしてが、わかっていませんでした。
DXをスウェーデンのウメオ大学の教授が提案したときの定義やその後の日本での解釈、そして仕事人、社会人として理解しておくべきこととやるべきことが本書を読んで見えてきました。

今世の中が、社会が、働き方が変わろうとしています。どんな方向に向かうのかを本書は教えてくれています。

私にとっては大変参考になった一冊でした。

2021年5月4日

読書状況 読み終わった [2021年5月4日]

私はマーケティングを担当していて、販売企画系の業務にも最近関わっているので、興味を持って本書を読みました。前半は販売現場の課題や状況等も理解でき、大変参考になりました。
中盤は、自社製品の紹介のようになっていたので、読むにあたっての熱量が少し下がりました。

2021年2月27日

読書状況 読み終わった [2021年2月27日]

『風姿花伝』は、本書の冒頭にも書かれているように、「いかにして美しい芸の花を咲かせ続けるかを語った本」です。

会議の際の話の花、プレゼンの説明ポイントの花、酒宴の際の会話の花など至る所で花を咲かせている人がいる。

本書はそんな花を、自分で咲かせてみようというのがテーマになっています。
また、本書には沢山の名言があります。
自身の心に響く名言に出逢える楽しさもあるかと思います。

そもそも『風姿花伝』は、能芸で有名な世阿弥が、たった一人の跡継ぎのために書いた秘伝書です。
それが、今や世界最古のビジネス書と言われているそうです。

本書は序の章とそれに続く7つの巻から構成されています。
具体的にはこんな感じです。

序:斯道を極めるための心得について
第一:年齢に応じた学び
第ニ:模倣と創造
第三:勝負の心得
第四:原点を問い直す
第五:ターゲットを明確にする
第六:強味を持つ
第七:まとめ(信条や志を記したまとめ)


特に私が感銘を受けたのは、「能の命は“花”にこそある」という言葉であり、その解説でした。

年季の入った名人と言われる役者でも、近頃出てきた若い役者との立ち合い勝負に負けることがある。
これを「時分の花」というそうです。

年季の入った役者は、新鮮味がない。そこへ真新しい花が挑戦する。すると若い役者が勝ってしまうことがある。
本当の目利きの観客ならば見抜けるがそうはならないのが世の中。

「どんな銘木であろうとも、人は花が咲いていない時の木など見はしない」

また、沢山の花を持っているつもりでも、それを観客にとって花に見える工夫をしなければ、誰にも見られることなく、無駄に咲き誇っているだけになってしまうと著者は述べています。

だから、「能の命は“花”にこそある」なんですね。

これはまさにビジネスの世界でも同じことが言える。
今の自分の置かれている状態と合致している。そう感じたと共に明日からの活力を与えてくれた一冊でした。

ちなみに第三部は、世阿弥の名言集になっているので、お時間ない方はそちらを読むだけでも一読の価値ありだと思います。

2021年1月23日

読書状況 読み終わった [2021年1月24日]

経理、総務、法務でのペーパレス化で効果が描けるとの事。
法律遵守も大事だと。

概論として理解するにはよい本だと思います。

2021年1月24日

読書状況 いま読んでる

私の勤める会社では、毎年秋口に新人がレポートを作成し、多勢の前で発表する機会があります。
その教育用にと思い探していたら出会ったのが本書でした。

A4一枚は作りやすくわかりやすい。
最大のメリットは視認性の良さ。

資料に書くべきことは、承認や実行に必要な協力を判断するために『読み手が知りたいこと』だけ。

相手に伝わる資料の要素は6つあると著者は語る。
①背景
②目的
③提案
④スケジュール
⑤体制
⑥課題

何を書くかはピラミッドストラクチャーを使って考える。

また、A4一枚のサマリーを作るには、ドラフト、サマリー、詳細資料の順で作る。
それぞれの具体的な作り方を本書では事例を交えながら紹介してくれています。

2020年9月6日

読書状況 読み終わった [2020年9月6日]

私もサラリーマンですが、私のために書かれたのではないかと思う程、数年先の自分が描かれている様でした。

卒婚なる言葉も本書で初めて知りました。
定年後の人生について今から準備しないとと思う気持ちが強まりました。

考えさせられる一冊です。

2021年1月24日

読書状況 読み終わった [2021年1月24日]

大事だとわかっていても、なかなか十分な心地よいスッキリした睡眠は取れませんでした。
でもちょっとした工夫で睡眠の質が変わることを本書から学ぶことができました。
人生の3分の1を占める睡眠を大切にする事が残り3分の2の人生を充実させる一助になるんですね。
睡眠、大切にしましょう!

2020年6月6日

読書状況 読み終わった [2020年7月26日]

大いなる力
大いなる献身
大いなる忍耐

これがコロナを乗り越えるための3段階。

大いなる力は、なぜ自粛なのかを理解しよう。
指数関数的増加を理解すること。

大いなる献身は、自粛のつらさ。
ショックと疑心暗鬼。
政府や外国人、中国のせいにしていないか?

悪いのは我々だ。
人類の活動全体のせい。
例えばエボラがそうだ。

環境破壊、大量消費がウィルスに繋がっている。
まずは、これを見直さないかと著者は読み手に問う。

大いなる忍耐は、自粛のあとのこと。
自粛のあとは、「条件付き日常と警戒が交差する日々」

最も恐れることは、「また元の日々に戻れる」という考え。

忘れてはいけないことは、
①あなどり
②準備不足
③人類活動

我々は、冷静に振り返り、ウィルスを起こさない活動に変えて行かなくてはいけないと著者は警告する。

2020年5月16日

読書状況 読み終わった [2020年7月26日]
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