井上靖の文庫本一覧

井上靖の文庫本一覧のアイテム一覧

井上靖の文庫本一覧です。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。『風濤 (新潮文庫)』や『西域をゆく (文春文庫 し 1-66)』や『補陀落渡海記 井上靖短篇名作集 (講談社文芸文庫)』など井上靖の全269作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

風濤 (新潮文庫)

239
3.50
井上靖 1967年3月20日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

1970年代の旧字体が多く、書き下し文も散見し、非常に読みにくいにも拘わらず、読んだ瞬間に13世紀の朝鮮半島に投げ出された気分になった。砂煙の、人々の汗の... もっと読む

西域をゆく (文春文庫 し 1-66)

209
3.41
井上靖 1998年5月10日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

井上靖・司馬遼太郎 両氏の対談本 西域をゆく 読了 古代だけじゃなく70年代頃の新疆ウイグル自治区や中国の空気感をつたえてくれる 両氏の博識ぶりと個性がよ... もっと読む

補陀落渡海記 井上靖短篇名作集 (講談社文芸文庫)

198
3.78
井上靖 2000年11月10日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

表題作を読みたくて購入。表題作以外は1作を除いて現代小説でしかも全く面白くない。 表題作はまずまず。最も終わり方をもう少し工夫出来ないものか。それともこれ... もっと読む

淀どの日記 新装版 (角川文庫 い 5-7)

146
3.63
井上靖 2007年11月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

偉そうなことを書くと「淀殿のイメージ、基本を押さえた本」という感じを受けました。 気が強くて誇り高い、けれど時の流れに乗れなかった、みたいな。 残って... もっと読む

幼き日のこと・青春放浪 (新潮文庫)

146
3.71
井上靖 1976年10月30日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

「幼き日のこと」は自伝的小説「しろばんば」と対をなすかのうようなエッセイである。事実をもとにしたフィクションがいくつか小説に散りばめられていることがわかり... もっと読む

本覚坊遺文 (講談社文芸文庫)

145
4.03
井上靖 2009年1月9日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

千利休が太閤から賜った死に、抗いもせずに従ったのはなぜなのか? 千利休の弟子・本覚坊の日記からという設定にて、利休死後の隠遁生活中の出会いの折々に触れら... もっと読む

星と祭 (角川文庫 い 5-4)

136
3.86
井上靖 1975年3月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

17歳の娘を不慮の事故で失った男の、彼なりの弔いの境地に至るまでの8年にも及んだ物語です。 遺体が見つからないまま琵琶湖の底のどこかに眠り続ける娘と... もっと読む

楊貴妃伝 (講談社文庫)

136
3.56
井上靖 2004年8月10日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

玄宗皇帝治世の混乱とその悲劇的な最期のためか、稀代の悪女として描かれることの多い楊貴妃ですが、この作品の楊貴妃は決して悪女ではありません。どちらかというと... もっと読む

真田軍記 (角川文庫 緑 216-8)

132
3.37
井上靖 1970年6月4日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

最後の「森蘭丸」だけ読んだ。 もっと読む

愛 (角川文庫 い 5-8)

126
3.65
井上靖 2008年4月25日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

とても自分の好みな短編集だった。 内容は「愛」に関する趣向の違った3つの短編から構成されている。 「結婚記念日」は宝くじが当たった吝嗇家である夫婦の新婚箱... もっと読む

利休の死-戦国時代小説集 (中公文庫 い 37-7)

112
3.57
井上靖 2021年1月20日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

誰であろうと、精神的孤独と不可視の未来からは逃れられない。 そんなことをしみじみと、胸に浸食するように思わされました。 そして同時に、「時代」というものの... もっと読む

晩夏-少年短篇集 (中公文庫, い37-6)

93
4.00
井上靖 2020年12月23日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

中学~高校時代、井上靖の自伝的小説に夢中だった時期があった。「しろばんば」のような長編は勿論だが、新潮文庫から出ていた短篇集が特に好きで、手元に置いておけ... もっと読む

あした来る人 (新潮文庫 い 7-3)

91
3.45
井上靖 1981年7月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

九州でカジカの研究に打ち込んでいる曾根二郎(そね・じろう)は、研究の成果を出版するため、東京を訪れます。そこで彼は、実業家の梶大介(かじ・だいすけ)が運転... もっと読む

星と祭 上 新装版 (角川文庫 い 5-4)

89
3.41
井上靖 2007年10月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

ヒマラヤが舞台になるということで読み始めたが、途中まで主人公の架山と合わず進みが悪かった。けれど、十一面観音を拝む辺りから興をおぼえそこからは一気だった。... もっと読む

(010)季 (百年文庫)

84
3.35
円地文子 2010年10月12日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

古今東西の名短篇を漢字一文字で編んだアンソロジー、今回は初めて収録の三篇全て日本人作家のものを選んでみた。 「白梅の女」 以前から読んでみたいと思って... もっと読む

おろしや国酔夢譚 (徳間文庫 い 22-1)

83
3.97
井上靖 1991年12月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

あぜやんリリース もっと読む

楊貴妃伝 (講談社文庫 い 5-2)

81
3.38
井上靖 1972年9月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

やっぱり宦官は策を巡らせるのは自分の余生分、先のこと(その先の子の代とか他人の人生の事)までは考えない性質なのかと再確認。 もっと読む

北の海 (新潮文庫 い 7-26)

80
3.60
井上靖 1980年7月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

しろばんば、夏草冬濤に続く自伝的小説。洪作が高校受験に失敗してから親がいる台北にいくまでの浪人生活の話。洪作視点だと周りの人たちは変わった人たちばかりだけ... もっと読む

遠い海 (文春文庫 い 2-24)

79
3.91
井上靖 1982年1月25日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

1人の亡き美女を取り巻く、4人の男女の心の触れ合い。 重苦しい場面や雰囲気も、温かみある一流の表現で優しい気持ちで読み進められる。明治の文豪のなせる... もっと読む

本覚坊遺文 (講談社文庫 い 5-8)

73
3.70
井上靖 1984年11月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

利休とその周辺の人々の間の緊張関係を、当事者の一人でもありながら、最終的には当事者ではないとも言える人間の眼から描き出した作品。 それぞれの道、つまりは... もっと読む
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