ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミン (電撃文庫)

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著者 : 宇野朴人
制作 : 竜徹  さんば挿 
  • KADOKAWA/アスキー・メディアワークス (2012年6月8日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (344ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048865593

ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミン (電撃文庫)の感想・レビュー・書評

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  •  俗に言う軍記・戦記ファンタジー作品の一に位置づけられそうな作の第1巻。

     エピローグ前のラストの2人語りで読み続けることを決めた。いったいどんな風に転がしていくのか…。

     サブヒロインをして主人公を「マザコン」と言い切らしめたことには笑ってしまったが…。

     「銀英伝」のヤン・ウェンリーの如き将器と、ラインハルトの如き帝室への怨恨を備えた、女誑し主人公イクタ・ソローク。
     ベッドシーンも含め、真なるドンファンぶりを見てみたいが、さすがに無理かな。

  • ラストで示された主人公の最終目的がありそうでなかった感じで衝撃的。小説とは言えそんな上手くいくのか、そこに至る経緯はどうなるのか、何をもって成功とするのか、この先の展開が非常に気になるー冊です。

  • ビバなまけもの。バンザイ科学。そんなリスク高い作戦で行かなくても、イクタ先生に権力与えて内政させれば解決する気がする!

  • 「ひねくれた男です。
     ……けれど殿下、真っ直ぐな棒だけでは家も建ちませんから」
    (p121)
      ◆  ◆  ◆  ◆  ◆

    隣国キオカの侵攻に悩まされる熱帯カトヴァーナ帝国。

    優秀な次代の将官を選抜する高等士官試験に、
    怠惰で女好き、戦争嫌いのひねくれ者イクタ・ソロークが臨もうとしていた。
    彼の目的は当然軍人になることではなく、
    この受験も、ある「取引」のためだった。

    しかし演習場へ向かう船が難破し、
    「偶然」そこに乗り合わせていた第三皇女シャミーユの存在が、
    少しずつ運命の歯車を狂わせていく。

    のちに『常怠常勝の智将』と呼ばれる彼の物語は、
    まだ始まってすらいなかったー。

      ◆  ◆  ◆  ◆  ◆

    先日の「俺ガイル」に続いて、
    話題のシリーズに挑戦してみる第二弾。
    このラノでも、いぶし銀な存在感を放つ『アルデラミン』です。
    遅ればせながら祝・アニメ化決定!

    最近では逆に珍しい(?)王道ファンタジー戦記。

    主人公イクタのぶれない「怠惰」さと、
    彼をとりまく面々の立ち位置が絶妙です。
    さらりとキャラの「行く末」を匂わせるのもたまりませんなぁ~

    そして何よりも!
    戦記物として絶対に欠かせない「熱さ」と決戦感が十二分!

    重箱の隅をつつくなら、
    ところどころ会話の言葉遣いが「現代風」で、
    せっかくの世界観から引き戻される気もしますが、
    そんなのは「些細なこと」にしてしまうほど魅力に溢れています!


    帝国の趨勢も気になりますが、
    物語のキーワードでもある「科学」のありかた…
    科学哲学へ踏み込んでいきそうな今後の展開が楽しみです。

    先人の敷いた王道の、さらにその先へ道をつけてくれるのか!?
     それではっ

  • 面白かった~!!
    久々のラノベ大当たりかな
    エロ要素がないのが好感度大
    騎士団仲よしなのもいい

    軍隊もの(国家間の戦争もの)でサバイバルでファンタジー
    なにやら壮大な話の予感

    続きも読みたい!と思った良作でした。

    ブクログはAmazonと提携?を組んでいるからか
    登録するときにセットででてきたりするのがなんだかなと思う

    これも表紙イラストがちがうのはなぜ?
    途中?で変わったの?
    まぁいいけど…

    [追記](なんとなく修正しないで追記にしてみる2月2日)
    挿絵が変わったのはイラストレーターさんの体調不良らしい(wikipediaで目に入った)
    こわいなー無知って怖いなー(わたしのこと)

  • 献本にて頂戴しました。
    冒頭からぐっと引きこまれる入りで、通勤途中に読もうと思っていたはずが、一気読みをしてしまいました。
    世界観や登場人物の紹介も話の中に自然に盛り込まれており、入り込みやすいです。
    また、様々な性格の登場人物がいるのに、どのキャラも素敵で人間味あふれているため、ストーリーはもちろんのこと、今後の人間関係が楽しみです。

  • ファンタジー戦記だけど、この第1巻では、前半はサバイバル、後半は士官学校での演習、光や風、水などの精霊がマスコットみたいについていて各人の属性になっているなど、ゲームと親和性が高いストーリーが展開している。主人公イクタの怠性科学だけでなく、各登場人物も魅力的だった。ラスト近くでこの物語の行く末を暗示する衝撃の野望が語られる。これは、長い話になりそうだ!

  • ブクログの献本企画に応募したら当たりました~。
    正直,ラノベって読まないから,当たって驚いたのなんの。届くまで応募したのを忘れてました。

    ラノベというジャンルを(多くの著者さんには申し訳ないが)毛嫌いしているので,正直気乗りしない中で読みました。
    感想としては,シリーズの1巻として,キャラ,設定ともにわかりやすくて良いんじゃないかと。ただ、主人公イクタがね。「怠け」というキャラ設定で,まぁそういう感じは出てるけど,やるときはやるし,基本人に迷惑かけるような性格じゃなさそうだし。
    うーん。単純に能ある鷹は爪を隠すって感じ。怠けるんだったらもっと徹底的に怠けてほしい。

    でも最後のお姫様の提案は興味深いものなので,機会があったら続きを読んでみようかなー……。

  • 怠け者の主人公がなりたくもない軍人としてのし上がっていくはなし。知略策略軍師ものなんだけど「楽して勝ちたい」という主人公の強い信念から産み出される省エネ戦術が見所。宗教が支配する世界では異端の科学も、主人公にとっては楽をするための手段でしかない。

    とにかくすごいのは文章。台詞も地の文も練りに練られてて読んでて気持ちがいい。
    あとプロットがすごく濃厚。高等士官試験からサバイバル生活して敵軍とやりあって学園に戻って模擬戦やって一捻りあって各キャラの展望を描いてシリーズの最終目標をどーんと提示するのを1冊で綺麗にまとめちゃう。

  • 物語のクライマックスに登場する言葉を借りれば、「全身に鳥肌が立つのを感じた。」といったところだろうか。
    この本について、何よりも特筆すべきはその内容の濃さだ。印象的なプロローグに始まり、息もつかせぬ展開には、読者としてただただ圧倒されるしかない。なにしろ最初に巻き込まれた事件のくだりを読んでいるときは、この事件だけで1巻が終わると思っていたほどなのだ。
    魅力ある文章も物語に華を添えている。主人公イクタが語ってみせる台詞には、登場人物だけでなく読者の私達をも、理屈をすっ飛ばして本能で頷かせる摩訶不思議な力がある。
    その内容の濃さ故に、次巻から内容が薄くなってしまうのではないか――物語が佳境に差し掛かる頃にふと頭をよぎる不安さえも、本書のシメに待っている壮大なストーリーにひとたび触れてしまえば、杞憂だと断言できるだろう。

    こんな本との出会いがあるから、読書はやめられない。最大限の賛辞を込めて、そうエールを送りたくなる一冊。

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