- Amazon.co.jp ・本 (194ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062177634
感想・レビュー・書評
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2010年新年に公用語英語化宣言をした楽天の三木谷社長。TOEICスコアを伸ばし、全社員が英語を話せるようにした。新採用者でスコア基準を満たせなかった人には営業時間内で英語の勉強をさせた。企業にとってデメリット面があっても、将来性を考えたらメリットになる。三木谷社長の考えはアメリカン。読んでいくうちに、意欲が沸いてくる。挑戦すること、失敗することを恐れない進み方に感心した。また読み返したい一冊。
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これくらいはやってあたりまえなんだろうな。身につまされました。最近は続く教材探しに奮闘中。実践しないと意味ないんだけどねー。
English practice is usual. I reflected on this book. Continuation is power, but I'm only searching training method. Practice is most important... -
ビジネスにおける英語力の重要性を軽視するような企業経営者はいないと思うけれど、「公用語化=社員全員」となると話は別。「全員」に英語力を要求する根拠としてあげているものが、「一致団結を大事にしてきたから」というのは腰砕け。だったら、給与も「一致団結」しなよ。
「大きなコストにもかかわらず精神主義的な論拠で全員に課す」という話。このようなコストベネフィット計算を無視した議論は、「英語はツールにすぎない、たかが英語だ」というタイトルに込められた意味にも現れている。語学は「ツール」って言っても、特に膨大な習得コストが必要な「ツール」でしょ。
「語学=ツール」の比喩に関して僕がよく言うのは、「語学はツールに過ぎないという価値観は尊重するけど、ツールって言ったってナイフとかライターとかそういうもんじゃなくて、飛行機みたいなもので習得のコストはそれなりにかかるツール」。 -
まったくその通りの内容だと思いました。
なぜ否定するのか、理解できません。 -
わかるよヒロシ!いってることは間違ってないよ!でもなかなか実線できないんだよな~
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英語を学ばざるを得ない環境について書かれた文章は数あれど、他人に英語を学ばせざるを得ないことについて書かれた本書は目新しく、その点でとても有用な本だと思います
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されど英語でもある。
英語よりも会社としての本質を見失わないことの方が重要である。 -
Amazonのレビューでは批判的な意見が多かったので、読む前は三木谷社長のワンマン経営が生み出す独りよがりかと思う一面もありましたが、読んでみると全くそんな事はありませんでした。
楽天の様なグローバル企業であれば英語を社内公用語とするのはベストな選択と感じます。地方の中小企業で国内をメインのターゲットとする会社であれば、英語は必ずしも必要とはいえないと思いますが、少なくとも海外の取引先がある会社や東京で事業を営む会社であれば英語の公用語化は、メリットの方が多いかもしれません。
ただ、それを実行するとなると社員全員の意見をまとめるのは大変そうです。社員がその人の10年後くらいの将来の範囲内でしか物事を考えられない人間であれば、英語がその人にとって必要でないとしたら、英語の公用語化には通常賛成しないでしょう。
Amazonの批判的な意見をみると、結局のところ英語の公用語化に反対する人は、来るべき困難から逃げている人ではないでしょうか。都合の悪い事に対して難癖付けて自分の立場を正当化する、一刀両断で総括するとつまるところこんなところです。
将来の子どもたちの世代では今より日本のグローバル化が進み、英語から逃れる事はほぼ不可能でしょう。現役の親たちは退職までは何とか英語から逃げ切れるかもしれませんが、困難から逃げてきた親を見て子どもは尊敬するでしょうか。
私も英語の必要性は常々感じているのですが、恥ずかしながら本気で英語の勉強が出来ていない現状なので気持ちが焦ってきます。読後は良い意味で危機感が増しました。 -
かるーい内容だけれどモチベーションが上がった。社員の成功事例が面白かった。成功事例集を読みたい。