- Amazon.co.jp ・本 (268ページ)
- / ISBN・EAN: 9784120049101
感想・レビュー・書評
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はいシャールさんふたたび
なんていうかもうね、この手のお話の第二巻としては完璧なんじゃなかろうか
やるな古内さん(何様)
大病から復活(したんだよね)のシャールさんが今回はなんとなく控えめで後ろに下がっている印象
でも道に迷う各話の主人公の前にいつもの装いで現れると優しい夜食と共にそっと癒やしてくれる
これがもうぶわーんってくる
なんだよ、ぶわーんて
それでなくとも前作でシャールさん大好きになっているのに、肝心のシャールさん控えめ、「もっとシャールさんを!」となったところでシャールさん登場!そして癒やし!そりゃぶわーんてなる
そして「はふー、やっぱシャールさん好き!」となる
やり手のヤクの売人か!っていうね
いやそんなものに例えるんじゃないわよ!っていうね
オネエさんをそんなものに例えるんじゃないわよ!っていうね
いつの間にかジャダの立ち位置!っていうね-
レビュー読んでるとまた読みたくなりますね(´∀`=)
ひまメロさんは柳田推しっと
メモメモ…_φ( ̄ー ̄ )レビュー読んでるとまた読みたくなりますね(´∀`=)
ひまメロさんは柳田推しっと
メモメモ…_φ( ̄ー ̄ )2024/04/17 -
2024/04/17
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2024/04/17
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図書館通いも1年近くなると次第にどの棚にあるかわかるようになりました。お目当ての作家さんの本を探していると借りたことのあるタイトルたちが随所に現れて、特にタ行と向かいあうハ行の棚の間にいる時は苦楽を共にした仲間たちに囲まれてるような親しみを感じるようになってきました。そうなると辻本深月さんの作品もいずれ相対さないといけないなっと思いつつ、反転してハ行の棚を物色する。夜食カフェの1巻まだ返却されてないけど2巻から4巻迄は揃ってるし迷ったのですが名作なら2巻から手を出しても入り込めるに違いないと確信して借りてきました。
疲れたOLが猫を追って不思議の国のアリスばりに辿り着いた先は異空間のようなお店でした。昼間はドレスショップなのですが夜は夜食カフェになるとか。そこは海の底のように形も色も違う魚たちが争わず各々のんびり寛いでいるとか、その正体はシャールさんが賄い料理をふるまい鋭気を養ってくれる店なのでした。
この心地よい空間に迷い込んでくる人たちは老若男女を問わずみえるようです。ポセイドンやギリシャ彫刻のように威光を放ち妖艶にバリトンヴォイスで語りかけるオーナーのシャールさんはなんとオカマ。ドラァグクィーンってゆうらしい。
彼女に見つめられると、動けなくなり心の奥底にあるドロドロな気持ちを吐き出したくなるようで、その後は店の常連になるケースが多いようなんです。
ぎゃあァぁあ、これが数々のブク友の心を射抜いたドラァグクィーンの正体なのかぁぁあw 。
1番弟子を自称するジャダも破茶滅茶で面白くってマカン・マランごと好きになってしまいました。-
しじみさ~ん!こんばんは(*´▽`*)
仲間ができて嬉しいなぁ~めっちゃ嬉しいです!!
しじみさんは、1巻はまたあとで読む感じですね♪
...しじみさ~ん!こんばんは(*´▽`*)
仲間ができて嬉しいなぁ~めっちゃ嬉しいです!!
しじみさんは、1巻はまたあとで読む感じですね♪
ぜひぜひ楽しんでくださいネ♡
そうなの、ジャダさんもいいでしょ?柳田先生も…
みんないいキャラしてるんです!!
あれから、シャールさんロスを打開するために
結構飲食店関連の作品も読んでみたけど
やっぱ、マカン・マロンが今のところ一番好きなんです♡2023/10/15 -
かなさーーん、おはようございます♪
設定が凄いですよね。みんなキャラ濃って異空間に召喚された人たちで
縁がなければ辿りつけないお店と...かなさーーん、おはようございます♪
設定が凄いですよね。みんなキャラ濃って異空間に召喚された人たちで
縁がなければ辿りつけないお店とか最高ですね。
かなさんがシャールさんロスになる気持ちも無茶わかりました。
これは拗れそうですし対抗できる飲食関連探すの難しいかも
てか、浮気はダメじゃないですかぁっっw
2023/10/16
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「マカン・マラン」シリーズの2作目…!!今回もめちゃくちゃよかったです。シャールさんに逢いたい気持ちが抑えきれず読む手がとまりません…もう、もはや、これは“恋”だったり…!?、イヤイヤ推しくらいに、留めておきましょう(;'∀')
今作でも、「マカン・マロン」には、仕事や家族のことで悩みを抱え生活に疲れた登場人物たちが訪れます。シャールさんがそれぞれの身体のことを思いながら、提供するお料理はどれもおいしそうでたまらないですね!そして登場人物たちの身の上をじっと聴くと、その人に寄り添った魔法のような言葉をかけてくれます。日中はダンスファッションのお店「シャール」、夜は「シャール」のお針子さんの賄いと常連さんへの夜食を作る「マカン・マラン」に…シャールの気まぐれで開店する隠れ家のようなお店…ホント、行ってみたいですネ(^-^)
あったかい気持ちになる、そしてちょっと笑える(柳田先生とシャールさん、ジャダさんのやり取りが面白いんです!)、そして読んでいるこっちも元気になる作品でした。-
1Q84O1さん、こんばんは!
思わず笑っちゃった(≧▽≦)
やっぱ、“恋”ですかねぇ…
一気におしまいまで読んでしまったので
...1Q84O1さん、こんばんは!
思わず笑っちゃった(≧▽≦)
やっぱ、“恋”ですかねぇ…
一気におしまいまで読んでしまったので
喪失感で、ぼぉ~っとしてました(^-^;2023/10/01 -
2023/10/02
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1Q84O1さん、おはようございます。
そうなんです(;・∀・)
ついつい、シャールさんに逢いたくて
ずっと一緒にいたくて…読み続け…...1Q84O1さん、おはようございます。
そうなんです(;・∀・)
ついつい、シャールさんに逢いたくて
ずっと一緒にいたくて…読み続け…
一気読みした結果、さみしくてたまりません(ノД`)・゜・。
立ち直るには新たな“恋”をせねば…!!と
力んでおります(^-^;)2023/10/02
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マカン・マラン2作目。
「目一杯がんばったなら、もうそれ以上、がんばる必要なんてないのよ」と言ってくれるシャールさん。
美味しいものを食べると元気が出ますね。
夜食を食べに来るお客さん達もみんな繋がっていて、とても温かくて良い! -
シャールさんふたたびです♪
会いたかった〜‹‹\(´ω` )/››
手術も無事成功で良かった〜♪
今作は女の嫌らしさが満載の内容でした。
派遣先でのお局…タワマン&ママ友の怖さ…
シャールさんの父親の話もあり、ちょっぴり切ない一冊でした(ノ_<)
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2023/08/20
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シリーズ4冊だからまだまだシャールさん頑張りますよ〜。゚(゚´ω`゚)゚。
常連さんも増えてみんな優しいよ♪シリーズ4冊だからまだまだシャールさん頑張りますよ〜。゚(゚´ω`゚)゚。
常連さんも増えてみんな優しいよ♪2023/08/20
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優しいお料理、優しい人達、優しい言葉...。
優しいものが沢山溢れてるんだけど、この本には同じぐらいの寂しさも溢れてる。
「切ないわね。幸福の裏には、いつも寂寥が潜んでいるの。でも人生ってきっとそんなものよ。だから、私たちは一生懸命になれるのかもしれないし」ってシャールさんも言ってる。
マカン・マラン行ってみたい!癒されたい!とは思うんだけど...。うーん、何か違うんだよなあ。
心に染みる料理で、ほぐしてもらいたい...なんかこれも違うんだよ。
...あれ?もしかして私、お客さん側じゃなくて、シャールさん目線で読んでる??シャールさん側?
誰かを癒してあげたいの?どういうこと...??
...まあ、とりあえず「みたび」を読んでみましょうかね。-
ええ、まさかの(^^;)
どこから目線なんだって感じですよね。
でも、つっこみ(違う?)コメント嬉しいです♪ええ、まさかの(^^;)
どこから目線なんだって感じですよね。
でも、つっこみ(違う?)コメント嬉しいです♪2023/12/30 -
2023/12/30
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癒しカフェの本を読むと、いつも何か違和感があって...(^^;)ようやく理由が判明しそうな気が!
...あ、これがスルー出来なかったとこで...癒しカフェの本を読むと、いつも何か違和感があって...(^^;)ようやく理由が判明しそうな気が!
...あ、これがスルー出来なかったとこですね(笑)2023/12/30
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マカン・マランに次々、悩みを抱えてやってくる。
シャールさんの広い心、優しさ、美味しい料理にいつの間にか癒されている。
そして私も…。
家族は一番近い他人…。
本当にその通りだなと思う。
皆、寂しくて一生懸命。
心に染みます。
心がくじけそうなときに、読み返したい。
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シリーズ2
小さな中庭のある古民家風な一軒家。
昼間は、ダンスファッション専門店。夜は、ドレスや小物を作るお針子たちの賄いを、気まぐれに振る舞う不思議な店。
インドネシア語で"夜食"という意味を持った、夜食カフェ「マカン・マラン」
オーナーは、ドラァグクィーンのシャールさん。
彼は、完治が難しい病を抱えていて、今年初めに受けた手術は、成功したが、術後5年は、予断を許さないらしい。
今回も"自分"を持てず、悩む、女子派遣社員。
老舗旅館の次男で、長兄の急逝で、旅館の跡を継ぐように母から請われ悩む、漫画家志望。
タワーマンションに住み、誰もが羨む裕福な奥様と見られているが、小学生の息子が「発達障害ではないか」と悩む女性。
高2の娘が、急に進路を理転すると言い出し、それに反対し、娘に無視され悩む、シャールの中学時代の同級生で、常連の教諭の柳田。
悩みを抱えた人達が「マカンマラン」に、ふと立ち寄り、雑然と置かれた、アンティークな家具や、マクロビオティックを基本とした、身体にも心にも優しい料理と、シャールさんが持っている、温かさにふれ、自分を取り戻して、一歩前進する。
シャールさんのお父さんが亡くなり、証券マンとして、海外で活躍している時に、急に「オカマ」になった事を「父親に申し訳無かった。父には何一つ、親孝行ができなかった」と 嘆くシャール。
それを聞いて、「お前は病から、ちゃんと戻ってきたじゃないか」と言った柳田の言葉が、沁みた。 -
この本の世界観がたまらなく好き。
またこの世界に出会えたことが嬉しい。
四章、全部自分ごとのように読んでは、シャールさんの言葉に癒されました。
子育て世代の私には、特に「第三話 秋の夜長のトルコライス」が響きました。
他人の子どもと自分の子ども。
比較したところで、どうしようもないことは分かっているのです。なのに、我が子の出来ないところ、ないものばかりに目がいってしまうんですよね。
イライラするし、焦るしで、マイナスしか生まないのに。
これに気づいてから、普段の生活では子どもが比較されるような場所にはいかないようにしてます。
とは言え、授業参観や発表会となると、行きたくなるのが親心。
特に授業参観は人様の子どもと自分の子どもが机を並べて勉強しているわけで。
私一人で見に行ってしまうと、どうしても子どもの足りないところにばかり目がいってしまって、イライラするので、夫にも来てもらうようになりました。(授業参観に夫婦で来るのは珍しいのですが)
夫は息子のプラス面を見つけるのが上手いので、私のマイナス面と合わさると中和されてます。笑
あと、視点が2つになったところで、子どものことを俯瞰してみることができ、一人で抱え込まなくなりました。
第三章に登場する未央さん。
少し前の私と近いものがあるんですよね。
子どもの気になるところを一人で悩んで、一人で解決しようとして、自分の意見を子どもに押し付けて。
子どもがいうこと聞かないと、イライラして。
幸せになるために頑張っているのに、頑張れば頑張るほど幸せから遠のいていく。
周りが見えなくなってるんですよね。
そんなとき、シャールさんが未央さんに投げかけた言葉が心底から沁みました。
”目一杯がんばったなら、もうそれ以上、がんばる必要なんてないのよ”(抜粋)
少し前の自分にも言いたいけれど、これから自分が一人で空回りするほど頑張っている時にも思い出したい言葉です。
感想書くのに第三章を読んでいたら、泣けてきました。
好きすぎる……。マカン・マラン……。
こんな素敵なお店があれば絶対に常連になります。笑
こんな素敵なお店があれば絶対に常連になります。笑