- Amazon.co.jp ・本 (367ページ)
- / ISBN・EAN: 9784800264893
感想・レビュー・書評
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犯人がどうこうというより、現代アートの世界への興味がかきたてられた。アートに詳しくなくても、読後には深い何かが分かったような気になれる。ちょうど同じ頃にたまたま現代美術館に行ったが、それまでいまいちよくわからなかった現代アートの見方が少し変わったと思う。
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前半でギブアップ
進み方が遅く感じた。絵画美術とそのマーケットだから、馴染みがなくわかりづらいからかな。もしかしたら、主人公に愛着を感じないからかな。
流し読みしてエンディングに到着。それでも、動機がスッキリしない。オークションの狙いも殺人も。少し残念。 -
【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/787192
誰も姿を知らない現代芸術家・川田無名。
唯一その正体を知る画廊経営者が殺害された。
そのアシスタントだった佐和子は、六億円超えの作品を守れるのか?
『このミス』大賞受賞のアート・サスペンス。 -
このミス受賞作品だけど、トリック云々より舞台となっている画廊のお仕事が詳しく描かれていて面白かった
現代アートって確かに巨大オブジェとか作家本人が作ってるわけじゃないね -
結構前なのですがΣ(-᷅_-᷄๑)このミスは好きで読んでますが、これもまた面白かった。絵画をモチーフにした作品は初めてですが専門的な言葉も少なくわかりやすかった。つかめそうで中々つかめない作家がどんな人物なのかものすごく気になったいい作品です!
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途中まではちょっと退屈やったけど、後半グイグイ面白くなってきた。
アートの世界の奥深さを知れた気がした。
大変な世界なんやなぁ。
無名先生がめちゃくちゃカッコよくて、もう1回読もうかなぁと思ってしまった。 -
正直微妙でした。
美術品の世界観は面白かった。なにより今後触れることがないであろう世界感(めちゃくちゃ金持ちの世界)だな~と思っていたら、大学の時に個人の美術感のバイトをしていたのを思い出した。その時は楽でいいバイトにしか思っていなかったが、こう見ると世界が変わるなっというのが感想。
ただミステリーの内容はイマイチで、そこまでのワクワク感はなかったかな。
ここには文庫の画像しかないが、私はハードカバーの方だったのですが、その表紙のデザインがすごくかっこよくて好きでした。