ブローチ

著者 : 内田也哉子

• リトル・モア (2004年12月24日発売)

感想・レビュー・書評

[みじこさんの感想 · 2016年12月11日]

足りないものを数えすぎて
満ちている今を忘れてしまわないように

[にしむらさんの感想 · 2016年3月26日]

重なり合いがステキ。

次のページの絵と絵が重なり合う。
内田也哉子さんの文と渡邊良重さんの絵と重なり合う。

とてもキレイな絵。とてもキレイな文。

ほーっとため息がでる。

[torikaさんの感想 · 2015年11月10日]

全ての頁がトレーシングペーパーで、色鉛筆で描かれた絵本。
トレーシングペーパーなので、次の頁が透けて、重なり合って、様変わりしていく。
お洒落な大人向け絵本。

描かれる絵も、綴られる言葉も、優しい感じがする。

[jesseさんの感想 · 2015年6月28日]

きれい。絵もきれいだし言葉もきれい。薄い紙に描かれてるからじゃなくて、なんとなく1ページ1ページ大切に、丁寧に読んでしまう。ちょっと疲れた時に読むと、なんとなく明日も頑張ろうと思える。なんとなく。感覚的に読む大人の絵本。

[Reiさんの感想 · 2015年2月19日]

♪説明

内田也哉子、初の書き下ろし物語

ページをめくるたび、胸がキュンとなる魔法の絵本

内田也哉子の独特な感性で表現されることばと、D-BROSデザイナー渡邉良重が描いた清楚で柔らかい絵。

ふたりの才能がひとつになって、永く読みつがれる、一冊の“絵物語”になりました！

薄紙に印刷されているので次のページが透ける仕掛けになっています。

女性の心を揺さぶる、新しい名作が誕生！

贈り物にもぴったりです。

♪感想

綺麗な仕掛け絵本かと思いきや・・

とてもとても考えさせられながら読みました。

因って自分の内面が見えてくる絵本です。

[人生≒本×Snow Manさんの感想 · 2015年2月17日]

新しい手法。おしゃれ。透けて見える。だから、どうした？という気持ちもある。

[aoiさんの感想 · 2014年11月24日]

トレーシングペーパーに描かれた大人向けの絵本。次のページの絵と文が透けているのが、とても美しい。こんな絵本はじめてです！ただ、ページを丁寧にめくることに集中してしまい、物語があまり頭に入ってこなかったσ(^_^;)

[morino-yukakoさんの感想 · 2014年10月7日]

うすーい紙を使って、重ねて重ねて作られた絵本。大人向けです。

[夜さんの感想 · 2014年6月22日]

トレーシングペーパーのような紙の絵本で、次のページの絵が透けて見えることで、不思議にストーリーがつながっていく。
美しく鮮やかな色使いの絵。
「足りないことを数えすぎて 満ちているいまを 忘れてしまわないように」という一文がとくに心に残った。
視覚で、感覚で読む、すばらしい絵本です。

[軌道さんの感想 · 2014年4月22日]

繊細で優しい｡
1枚1枚薄いページを
めくるたびに
心を捕まれる｡

著者プロフィール

ゲスト／内田 也哉子（ウチダ ヤヤコ）：1976年東京都生まれ。樹木希林と内田裕也の一人娘として生まれる。夫は俳優の本木雅弘。三児の母。エッセイ、翻訳、作詞、ナレーションのほか、音楽ユニット〝sigh boat〞としても活動。著書に『新装版 ペーパームービー』（朝日出版社）、『9月1日 母からのバトン』（樹木希林との共著／ポプラ社）、『なんで家族を続けるの？』（中野信子との共著／文春新書）、翻訳書に『たいせつなこと』（フレーベル館）、『点　きみとぼくはここにいる』（講談社）、『うみ』（岩波書店）など。

「2023年 『梅おばあちゃんの贈りもの』 で使われていた紹介文から引用しています。」