ジョブズに焦点が当てられた本は沢山あるけれど本書はアップルの日本進出の様子が分かりやすく描写してあり面白かった。また漫画がついているのもいい。漫画は読んだ事があったけど、今回改めて文章と併せて読むとさらに分かりやすくて良かった。下巻も楽しみ。

2018年1月22日

読書状況 読み終わった [2018年1月22日]

あまり語られない刑務所の中を実際に体験した2人による対談。期待を込めて読んだがやはりとても面白かった。
刑務所内では通常では考えられない理不尽な事もあり、それから逃げる事もできない状態にも拘らず、2人の対話は明るく面白く語られていて読みやすかった。

2017年11月18日

読書状況 読み終わった [2017年11月18日]

シリーズ三作目。前二作は結構前に読んでいたのでうろ覚えではあったけど、読み始めると登場人物の記憶が蘇ってスムーズに進んだ。色んな伏線が最後にまとまるのは気持ちが良いけど多すぎた気がしないでもない。全体的には面白かった。

2017年11月4日

読書状況 読み終わった [2017年11月4日]

サピエンス全史を本屋で立ち読みしてみたが内容が複雑そうだったのでとっつきやすいマンガから読むことにした。
ストーリ仕立ての漫画の要所要所にサピエンス全史のエッセンスが盛り込まれていてとても読みやすかった。
中でも「人間が小麦を栽培化したのではなく小麦が人間を家畜化した」という言い回しは印象に残った。
巻末には著者と堀江氏の対談も載っており面白かった。
次は「サピエンス全史」を読もう。

2017年8月19日

ネタバレ
読書状況 読み終わった [2017年8月19日]

金とは実体のない単なる概念でありあくまで額面の消費活動を可能にする信用が付与されているだけであり札束=カネではない。カネとは信用を数値化したものでありつまりカネがないのは信用がないのと同じこと。信用がないのは良質な情報を得る努力を怠っているからだというのは他の著書でも繰り返し主張していることだが改めて納得した。それには情報は入ってくるものではなく取りに行くものという観点が改めて重要となる。

好き嫌いをはっきりさせる人は信用されるというのも確かに常々感じている。
一番よくないのは八方美人であり全員に好かれるのはありえないず必ずアンチが出る。結果として嫌われる勇気をもって行動することが大事。みんなに気に入られようとすると、結果的に誰からも好かれないし信用されない
というのも再認識できた。

やってみて初めて結果が分かる。やる前から諦めるのは大間違い。大胆に挑戦してみる事こそ人生を魅力的なものにする秘訣。行動しよう。

2017年8月19日

ネタバレ
読書状況 読み終わった [2017年8月19日]

著者の本は全て読んでいるが本書はその中でも特に面白かった。
「家」→メンバーが少数で固定している
「場」→流動的に多くの人が出入りする
自分専用のキッチン、風呂、トイレなどの設備は24時間使い続けるわけではないので無駄が多く贅沢→シェアハウスで十分
→確かに一人暮らしには何かと無駄が多い気がする。
日本は家事に要求する水準が高いうえに外注せず家の中で解決する傾向が強いがタイなど自炊の習慣がない国もある
→日本には自炊至上主義みたいな変な考えが蔓延している気がする。
前もって会話エネルギーを用意していないときに他人と会話すると消耗が激しいので咄嗟に避けることもある
→これは自分にもあてはまる。予期せぬ会話は面倒くさいので気づかないふりをすることもままある
多くの日本人が生産的でもない「通勤」という行為でエネルギーを奪われるのは無駄である。インターネットの普及で在宅勤務などでこなせることも多いはず
→確かに職住接近が望ましく在宅でできることは在宅で行う方がいい
人間は周りの環境の影響を受けやすく場所によって考えも変わる。同じ環境下では考えが固まり視野が狭くなる→環境を変え色んな角度から物事を考えてみる、「アイデア・エナジー」を枯渇させないようにする
→これは大事
人間はすぐに惰性に流されて感覚が麻痺し自分のいる場所ややっていることのおかしさに気づかなくなる→「旅」は一旦リセットして距離を取り振り返ると日常を見直す為の頭の整理に役立つというのは納得した。
→若干旅行会社に乗せられている感じも否めないが…

ずっと同じ部屋でネットをしていると行き詰ったり飽きたりするので旅先で同じことをするというのは新しい考えだと思った。
旅行などに行くとそこでしかできない事や見れないものに意識が集中し無駄を省こうとするが案外いつも通りの事を他の場所で行うのも気持ちのリフレッシュになりそうではある。

人は無意味に何かが起こることに耐えられないので理由や法則など意味を探そうとする
→これはまさにその通りだと改めて思った。

2017年7月24日

ネタバレ
読書状況 読み終わった [2017年7月24日]

本書もとてもためになり勉強になった。
すぐ読みたかったけれど、売切れていてようやく4件目の書店で購入。かなり売れているのは知っていたが東京だしすぐ買えると侮っていた。。

貴重な時間は自分の強みが一番発揮できる仕事に集中するというのは正にその通り。なかなか実現できないが努力しよう。
完璧主義者ではなく完了主義者を目指す、前の仕事には戻らない→これは盲点だった。つい完璧を目指すあまり仕事が遅くなりがち。とりあえず完了させてどんどん次へいこう。
電話などの同期通信ではなくメールなどの非同期通信を使うようにする
着信履歴→時間を奪った犯人
発信履歴→自分の被害者リスト
他人の時間を生きるのは自分の人生に失礼
→これは常々感じていること。今だに電話してくる人が多くて困る。忙しい時などメールで送ってほしい。集中力が途切れる。全ての連絡もラインでいい。
相手が誰であれ伝える事が重要ので社内の連絡に関してはラインでいい。
楽しむことだけが全てであり結果として手元に何かが残る。そんな人生を送りたいと思う。

2017年6月5日

ネタバレ
読書状況 読み終わった [2017年6月5日]

著者の作品は「バラカ」に続いて2冊目になる。
今作の登場人物はいずれもクセがありそれぞれ自分の事しか考えていない印象。どこか「渡る世間は鬼ばかり」を彷彿とさせる。
途中面白くなりかけて箇所もあったがどこか突き抜けない。
「バラカ」もそうだったが読後感はあまり爽快とはいえない。今作も長峰さんと田中さんのどちらが本当の事を言っていたのか結局最後まで明かされず物足りない印象。
全体としてはまあまあ。

2017年6月11日

ネタバレ
読書状況 読み終わった [2017年6月11日]

著者の書籍は殆ど読んでいるが本書も他の著書と概ね同じ内容だが改めて確認できとてもためになった。
人生において損切りの大切さ。つまり「過去を活かす」のは一見「経験を無駄にしない」ことのように思えるが錯覚であり過去はただの過ぎ去った時間でしかなく「再利用できる資源」ではないのだから無理に活かす必要はなくむしろ可能性を縮めるということ
これは肝に銘じなければならないと改めて思った。
今この瞬間どんな生き方が出来たら幸せなのかを真剣に考え抜くき自分の感覚を信じ誰のせいにもせずに生きる
人生を送ること、つまり極端でいい、偏っていていても気にしないことが大事
とにかく「やってみて、考える」行動してみることの大切さを教えてくれる
つまり小利口より行動できるバカになること
AIにより人間の仕事を「奪われる」ではなく「使いこなす」視点が大事
所有欲をなくす事により所有しているものの価値以外で勝負するというように思考が正常化するしよいアウトプットができるようになりパフォーマンスも上がるというのは現在実施中でもある
また、コミュ力はビジネスの世界では「十分条件」に過ぎずま「必要条件」ではない→動機付けとして利己的ではなく利他的な熱いモチベーションが大事
現代に必要なスキルは記憶力ではなく検索力が大事というのも時代の変化とともに学ぶべきことである
好きなことだけで生きていく=道なき道を行く

2017年5月27日

ネタバレ
読書状況 読み終わった [2017年5月27日]

こちらも「やっぱり変だよね」を先に読んでしまったので順番的には逆になってしまったが「やっぱり~」よりも読みやすかった。対談形式になっている点は「やっぱり~」と変わらないが二人の考え方の違いなど興味深かった。
西村氏のメディアは共感を得ることでお金をもらうシステムであり知識人に訴えかけるよりもバカに対して共感をおぼえさせるほうが楽という指摘はなるほどと思った。
堀江氏の「自分が苦労している姿を人に晒すのが嫌」というのもカッコいいと思った。日本人は何かと苦労話が好きでいかにも美談っぽく語られるのも正直うんざりする面もあると思う。
仕事から恋愛や教育まで幅広く語られていてとても面白かった。

2017年5月21日

読書状況 読み終わった [2017年5月21日]

「刑務所なう」を先に読みたかったけれど本書が先に手に入ったので読んだ。
辛い刑務所での生活を面白く綴ってあり一気に読んでしまった。いつもの事だが著者の思考は刑務所内でもブレることがない。
クセのある様々な人物たちとの接触を通じて著者が感じたことやこれからやりたいことなど常に前向きな姿勢は変わることがない。
特に印象的だったのは受刑者たちの大半がいわゆる「普通の人」ということ。つまり裏を返せば普段何気なく暮らしている人たちがいつ刑務所に入ることになってもおかしくないということだった。
順番が逆になってしまったが「刑務所なう」も是非読んでみたい。

2017年5月15日

読書状況 読み終わった [2017年5月15日]

最初の数ページを読んでみてなかなか面白かったので最後まで読了した。全体的に共感できる部分は半分くらいだったが今まで自分が何となく感じていた部分を改めて指摘してくれたような気もする。
「この仕事はこれ位かかる」と仕事に時間を割り振るのではなく「この仕事は1時間で終わらせる」と時間に仕事を割り振る→なども最近は意識してやるようにしている(大体予定していたより時間がかかる事が多いが)
悩んでも悩まなくても結果は変わらないことが多い→決定の正しさは悩んだ時間とは無関係→早い決断を心掛けることも意識的にやるようにしている。
全体を通して再認識できた部分が多かった。

2017年5月10日

読書状況 読み終わった [2017年5月10日]

特に貯金に興味があるわけではないが手元にあったので読んでみたら意外と面白かった。
500円玉に対する豆知識
①500円玉は一度の会計で1枚しか手に入らない
 →当たり前だが・・・
②飲料系自販機は盗難防止上大きな金額の千円札と500円玉はこまめに回収されている
③一度銀行に預けられた旧500円玉は2度と流通しない
など改めて認識できた部分もあった。
人間ー価値を認めているもの→実際より大きく感じる
  ー価値を認めていないもの→実際より小さく感じる
など貯金に絡まない部分でも認識を深めることができた。

2017年5月5日

読書状況 読み終わった [2017年5月5日]

いよいよ完結編ともなる今作。1作目から全て読んでいるがそもそも読み始めたきっかけは本を題材にした小説であることと、舞台が鎌倉ということだった。幼少期を鎌倉で過ごした自分にとっては思い出深い地でありその懐かしい場所が多く存在するのも魅力の一つといえた。
さて、今作は題材がシェイクスピアということで今までとは少し違った作品となっている印象があった。
シェイクスピアは「ロミオとジュリエット」「ヴェニスの商人」しか読んだことはなかったが、「ロミオとジュリエット」は何度も映画化されディカプリオの作品は見ていたが、喜劇性が強いため四代悲劇に含まれていないことなど改めて知った部分も多かった。
栞子と母親との関係、五浦と栞子との関係も本作のサブストーリーの重要な要素となっているが今回それにも一応の決着がつき完結編としてはしっくりきて読みやすかった。

2017年4月8日

読書状況 読み終わった [2017年4月8日]

著者の本は何冊も読んでいるが本書は特に素晴らしい内容だった。今まで自分が感じていたことや思っていたことが既存の教育制度の歴史から解説してあり深い感銘を受けた。
知識と常識は違う、L人材ではなくG人材として、ジェネラリストではなくスペシャリストでありたいと改めて再認識した。一方で目標から逆算している自分もあり考えを改めるべきことも認識できた。
貯蓄型思考ではなく投資型思考をし、過去は過ぎ去った時間でしかなく再利用できる資源ではないこと、ワーク・ライフ・バランスなんて気にせずすべてを楽しい時間にして極端でも偏っていてもいいから楽しい事をして遊び尽くして生きていきたいと思う。
何度でも読み返したい一冊。

2017年4月23日

読書状況 読み終わった [2017年4月23日]

いよいよ完結編。物語がどのように収束していくのかとても楽しみに読み進めた。
「白いスバル・フォレスターの男」「騎士団長」「雨田具彦」「穴」の存在も徐々に明らかにされていくことになる。
秋川笙子と謎めいた免色との結末も楽しみでもあった。
現実とファンタジーの混同したような著者の世界観は顕在であり日を置いてまた読み返したい一冊。

2017年3月26日

  • 再読了日:2023年11月25日

読書状況 読み終わった [2017年3月26日]

今回も発売日に書店へ急いだ作品。学生時代からずっと村上春樹ファンの自分にとって「1Q84」以来の長編である今作は発売前からワクワクが止まらなかった。
まずそのタイトルには興味をひかれサスペンス要素が盛り込まれた作品になるのかなど色々と想像して楽しんでいたが漸く読める事になり嬉しいの一言に尽きる。
なぜ村上春樹の作品にこれほどまで惹かれるのか、改めて考えてみたが正直分からなかった。文体が好きなのは間違えないのだが、日常生活の何でもない一コマを丁寧に描写してあるその味わい深さが好きなんだと思う。他の作家ではなかなか感じられないものでもある。
今作もとても興味深い登場人物の出現にイデアやメタファーなど概念的要素を主体に「穴」や「鈴」の出現でさっそくワクワクしながら読み進めている。

2017年3月11日

  • 再読了日:2023年11月14日

読書状況 読み終わった [2017年3月11日]

「拝金」「成金」に続き三作目。少し前に前2作を読み返していたので内容も頭に入りやすかった。
今回はタイムトラベルを題材にIT革命の知られざる事実を創作を交え小説を題材に面白くまとめてあり読みやすかった。
個人的には時代設定が懐かしくもあり自分の目標にひたすら突き進んでいく「成金」が一番面白かったが今作の「錬金」も青春小説というカテゴリのなかではとても面白かった。
ITの覇者である著名人など実在の人物も多数存在し、藤田優作の自己犠牲!?など前2作とは違う感動的なストーリーも織り交ぜられ、友情や恋愛など様々な感情が描かれており数年後改めて読みたい作品。

2017年4月15日

読書状況 読み終わった [2017年4月15日]

著者の本はこれが初めてだが同年代であり将棋ファンの自分としてはもちろん知っていた。
本書は現在の将棋界に一石を投じる内容となっている。故米長邦雄や疑惑の三浦九段に対しての見解も多くその内容は批判が多い。SNSなどで発信していた見解とは違う箇所もみられ正直内容的には閉口する箇所が多い。文章も全体を通して一貫性がみられない印象もある。
言いたい事は分からないでもないがあまり同調できる内容ではなかった。それでも一般の人にはあまり知ることができない将棋界の内容を赤裸々に綴ってあり読む価値がないとはいえないが。。。

2017年1月28日

読書状況 読み終わった [2017年1月28日]

池上氏の本は何冊も読んでいるが佐藤氏の本はかなりの数が出版されており興味はあったものの実際に読んだのは初めて。両氏の対談形式になっておりとても読みやすく一気に読了。佐藤氏の「白い勉強」と「黒い勉強」など言い回しも面白かった。
ネット中心の生活になっている現在においても、新聞、書籍の重要性を改めて認識させられた。
情報の新しさに目がいきがちだが記述の信頼度はネットよりも校閲、出版の経緯を経た書籍の方が高いこと、ネット情報の取捨選択には基礎となる知識が不可欠なこと、その基礎知識の構築には書籍が欠かせないこと、語学学習のやり方など幅広く具体例を上げて説明してありとても勉強になった。
少しずつ実践していこうと思う。

2017年2月5日

読書状況 読み終わった [2017年2月5日]

本書は少し前の著書になるがその主張はいつも通りぶれることなく一貫している。
誰でも取得できるレベルの二種運転免許でタクシー運転手になれるのに規制で保護されている国は日本くらいである→確かに都内にはタクシーが溢れかえっていて運転マナーも杜撰な面が多く感じる。既得権益保持の為に他のサービスも広がりにくい状況にあるのは考えものだと思う
また世の中を明確な「善」と「悪」に分け水戸黄門のような分かりやすい勧善懲悪ストーリーに仕立て上げ当事者を翻弄するのは検察とマスコミのお家芸
rea→日本人の多くが思考停止状態に陥っている
確かに朝青龍の報道などもマスコミの報道をそのまま信用しすぎる面がある。もっと自分の頭で考え判断することの大切さを改めて認識した。
周りとの軋轢を避けるために議論をせず他人に迎合する
他人の意見に疑問を持ちながら聞き流し、慣例のように行われているおかしな習慣を変えようとせず無難な人生を歩むようになっている→これは日本人の悪しき性質といえるだろう。
投資の世界では靴磨きかタクシー運転手が株の話をしたら時代はバブルの頂点で、株は売りだといわれているというのも面白いと思った。

2017年3月26日

ネタバレ
読書状況 読み終わった [2017年3月26日]

前回の「ネットがつながらなかったので仕方なく~」をもじったタイトルとなっているが仕方なさは微塵もなく、マンガの素晴らしさを惜しみなく紹介してくれている。
普段あまりマンガを読むことがない自分も、マンガはページあたりの情報量が多いので単位時間あたりに取れる情報量がすごく多い「時短メディア」になるという箇所は深く納得してしまった。大人が読んでためになるマンガを要点をまとめて紹介してあるので読みたくなる作品ばかりだ。
これを機に今年は小説だけでなく色々なマンガを読んでみようと思う。

2017年1月14日

読書状況 読み終わった [2017年1月14日]

年明け1冊目。著者の本はこれが初めてだが歯に衣着せぬ物言いで年始にふさわしいく活力を与えてくれる爽快な一冊。内容はエッセイで90歳を越えている著者の様々な経験に裏打ちされた人生の一部を面白く垣間見る事ができあっという間に読んでしまった。
戦後の激動の時代を生き抜いてきた著者は性格も逞しく現代人が抱える悩みなど小さいものだと笑い飛ばし、喝をいれているさまも痛快に読める。考え方など現代にそぐわない点もあるものの現代とは違う思考に触れられるよい機会でもあるので一読してみるのもまた一興かと思う。

2017年1月2日

読書状況 読み終わった [2017年1月2日]

著者の作品はこれが初めて。警察組織の細かい描写が多く最初は読みにくく感じるが慣れてくるとそうでもない。映画を先に観ており情景が思い起こされた箇所も多かったせいかもしれない。
映画ではタイトルの「ロクヨン」の事件自体に主題がおかれているが、原作では事件よりも警察組織の内部対立というか軋轢みたいなものに重きが置かれ半分以上を占めているので、他の映画の原作にあるような映画では上映できなかった部分の補充という意味合いでの原作とは少し違った意味での読了となった。
警察もののドラマや映画が頻繁に放送されているがそのなかでも犯人逮捕や事件解決のトリックよりも人物描写や時代背景に主眼をあて、人間くささをより強調した内容になっているので警察ものが好きな人は一読してみるのもいいかもしれない。

2017年1月23日

読書状況 読み終わった [2017年1月23日]
ツイートする