中身を見て、身につまされるよりも感慨深い思いです。自分の指導&実践して来たことがほぼここで語られているそのものでした。
若い世代ですとファッションに制約を受ける=アイデンティティを否定される、と感じるようですが、人の印象は9割が初見のイメージ=見た目であることからも、自らの見せ方には充分に気を遣って欲しいと思っています。
身の回りのいい例ですと、初日からデニムにボーダーのカットソーという格好でいらした新卒さんです。ファッション業界でもなく、初日から制服が支給されるでもない、小さいながらもオフィス張り付きの事務員です。入社式にそぐわないばかりか、これから仕事をするぞ!という働く意識が全く感じられない格好で来たこともあり、社内での信用を初日にして失う(もともと無い所からのスタートなのにそれよりもさらに酷い)という、とても残念な結果になってしまいました。周囲の指導もあり服装はある程度気を遣うようになりましたが、どんなに仕事を頑張っていても、何か小さなことがある度に周囲では初日の悪評が取り沙汰され、未だにマイナスイメージを払拭出来ずにおります。
一度持たれた印象を覆すのは大変なことです。TPOをわきまえた服装は、何よりも自らを守る武器となることでしょう。

2018年9月25日

読書状況 読み終わった [2018年9月25日]

オンタイムでブログを見ていたので、懐かしい気持ちで手に取りました。うにちゃんはお星様になってしまったのでしたね…。そのご報告のあと、ブログを拝見するのがつらくて訪れるのをやめてしまったけれど、こうしてうにちゃんの在りし日の姿を見て、また改めて元気を貰いました。くりんとした目が可愛い。

2018年9月25日

読書状況 読み終わった [2018年9月25日]
カテゴリ 写真集/画集

ブロガーさんの書籍化にはほとんど興味を抱かない方なのだけれど、つい購入してしまいました。
実のところ、自分のデイリーファッションテイストとはまったく違います。
真似したら周囲から「・・・どうしたの?」と引き気味に言われることでしょう。
けど、本当はこんなスタイルをしてみたい!という私の願望がそこここに見え隠れしていて、定期的にブログは覗かせていただいてました。

残念ながら、この書籍が出る前に私は転職してしまい、是非してみたかったオフィススタイルは真似っこ出来ずに終わりました。(以前は私服、現在の職場は制服ありの制服通勤なので。。。)

でも、充分に心の栄養になったなと思います。
求めていたこんな女性になりたい像が、この本の中にありました。
日々気が向いたときに眺めては、さぁ私もがんばろ♪と励みにしています。

2015年2月11日

映画先行なのですか?
50円が七割引だったので手に取ってみました。
アオイは、まんまミポリン(古っ!)なのかなぁというキャラに思えます。
スズメちゃんの恋は終わり、センの恋は始まる、その対比の方が見ててツラいぞ。
同日に乙一氏のデビュー作を読んだのですが、そちらの方がたぶん薄いのに、何故かこっちの方があっさり読み終わる不思議。
ザクザク読み飛ばしても何ら問題ないせいでしょう…ごめんなさい。

2014年9月1日

読書状況 読み終わった [2014年9月1日]
カテゴリ 小説

購入したことすら忘れてましたが、今年、宮島への旅行に持っていきました。大雪のせいで何時間も通行止めでしたので、車中で眺めているだけでもずいぶん楽しめました。
見た目はことりっぷ派ですが、実際使用するなら、私にはタビリエの方が合っているみたいです。

2014年4月4日

読書状況 読み終わった [2014年4月4日]
カテゴリ 情報誌/旅行本

初・森村氏作品。ホラーミステリーだそうだけれど、ホラーっぽくはない。

そしてこれは個人的に感じたことなのだが、作者の年齢層が高くなるにつれて、ジェンダーの意識にかなり差が出ているように思う。

少し前に、別のサスペンス?ミステリー?を読んだのだが、評価を見てみると、その作者の著書はどれも女性の扱いが酷く読むに耐えない、という文章に引っ掛かる。

それが…本作を読んだところ、読むに耐えないではなく、理解するに至れない箇所は数多く出てきた。
正直、前述の別著者の作品よりも扱い(と言うか表現の仕方?)が…酷い、と感じられた。

これは世代観のせいなんだろうか。

最後の展開、途中から読めちゃってちょっと集中力が途切れた。
さて、主人公の明日は如何に…。

2013年9月19日

読書状況 読み終わった [2013年9月19日]
カテゴリ 小説

因果応報。

2013年10月5日

読書状況 読み終わった [2013年10月5日]
カテゴリ 小説

人は言葉を交わさなくても分かり合えることがある。
そういったシチュエーションが成り立つのは、相手との間に何かしらの関係が結べている場合だ。
家族、子弟、仲間、恋人・・・。

なのに、人は惑わされる。
見えない/聞こえないものにではなく、見えてしまう/聞こえてしまうものに。

夜明け前には、無音になる瞬間があるのです。
実際には家電製品の生活音や自然の音を消すことはできないのだけれど、「無音」を感じ取る感覚が、人間には備わってるのだと思います。

そこには必ず「生」が存在して、自分を含め、生命の存在は異質ではない。
こんなにさまざまな音に囲まれて生活しているのに自分が馴染めない=異質な存在だと感じるのに、無音の、その瞬間に立ち会うと、次第に音が浸透してくるときには、「自分は生きているんだ」と強く感じるのです。

大音量の無音。
それは、私自身の声なき慟哭。

しばらくしたらまた読み返そう。
(盗聴しても得られるのは厳しい現実だけですよ、人は、夢見ていたほうが幸せだと、常にそう思ってます)

2014年7月4日

読書状況 読み終わった [2014年7月3日]
カテゴリ 小説

何なんだ、これは。
氏の作品を読む度に?が増えていきます。
グロテスクな事があっさり描かれていて、そのあっさりさ加減に得体の知れない恐怖を感じます。
かと思えば胸がキューっとなるような、切なく愛しい語りなんかがあったりして、まるで読めません。
氏の輪郭が見えてきません。
これは末恐ろしい魅力です。
エグいのは個人的に苦手なのですが…ついつい手が出てしまいました。
これらが視覚化されているとは。
驚き。なぜいままで知らなかったんだろう。

2013年2月12日

ネタバレ
読書状況 読み終わった [2013年2月12日]
カテゴリ 小説

作者の頭の中をのぞいてみたい。
何なの、何でこんなに作風がバラバラなの。
でもそのおかげで短編集は面白味が増すように思う。

2013年2月28日

読書状況 読み終わった [2013年2月28日]
カテゴリ 小説

あまりに無邪気な殺人者、その単語に目を奪われて、ぜひ読んでみようと手に取ったものの、実際に目を奪われたのは健くんの子供らしからぬ動向だったという…。
子供にしてはよく考えられているようで、だけど危なっかしい兄妹の隠蔽行動には毎回ヒヤヒヤ。
オチも伏線があるので予想は出来るけれど、トータルで面白かった。
大人が思う子供の無邪気さはここには無くて、私が感じたのは危うさでした。
こうであって欲しいという大人の色眼鏡の向こうには、期待を裏切る子供たちの実態。
殺人の罪深さ、良心の呵責なんてものは、まだこの年頃の子供たちには無縁なのだな。
悪さを直隠したい、そこに、子供側の無邪気がうまく表現されていたように思います。
罪を犯す子供は、きっとこのような感覚なのだろうね。
それは、大人には理解できない。
だからこそ、この作品は読み物として面白い。
毎年花火を見るたびに、兄妹は今回のことを思い出すのかしら。
…否。たぶんね。

2014年9月1日

読書状況 読み終わった [2014年9月1日]
カテゴリ 小説

かなり前に読み終えていながら、なかなか感想が書けずにいた。
タイトルが語るこの作品の本題が、自分にはちょいと厄介だったからです。
だから今でも何と書いてよいかわからない。
ただただ、これで良かったのね…と自分を励ましてしまう。
何でミステリーで胸キュンしてるの?!
二種類のドキドキを味わってしまいました。

2014年9月1日

読書状況 読み終わった [2014年9月1日]
カテゴリ 小説

お幸せそうに見えましたのに、離婚なさったのですよね。他人から見た幸福と、ご自身が望む幸福は、やはりイコールではないのかな。

2012年12月7日

読書状況 読み終わった [2012年1月13日]
カテゴリ エッセイ

読み終わったからいらない、と処分を頼まれた一冊。
もしこの作品を中学生の頃に知ったならば、もっと楽に当時を生きられたかも知れないなぁと感じました。
「西の魔女が死んだ」にも同じような思いを抱きましたが、こちらのほうが強くそう思えました。

2012年11月19日

読書状況 読み終わった [2012年1月13日]

忘れられないってのは、不幸だ。
絶望が、繰り返し繰り返し襲ってくる、それが彼の日常ってことでしょう?
何て残酷。

理解して読み進めるものじゃないと感じた。
だって、明らかに考えすぎだもの。
自らの思案した分、一握りの気遣いの分、それと同等の対価を得ようとしてる。
無駄なのにね、それでも辞めないあたりがほんの少しでも残った「壊れていない」部分なのかな。
ある種の請い人、期待という名を消された絶望。
付き合いのある女性たちが、夫の不義にあっていたり、日々の糧に男を欲したり、シングルマザーだったり、夫と元鞘になることをえらんだり、付き合っている男を理解しようとつとめたり、実に現実的であればあるほど、主人公は相容れない現実に気付いてしまう。
気付いて、傷付いてしまう。自分はそっち側の人間じゃないって分かってしまうから。

もし生きることに某かの意義を設けなければならないなんて思ってた頃に読んだなら、主人公の壊れた部分に陶酔出来たかも知れない。
若い頃なんて一度や二度ぐらい自分が異質で奇異な存在だと思うことはあるでしょう。
でも、変な固執が抜けて生きやすく感じはじめたいまとなっては、主人公が歯痒くて、腹立たしくて、アホらしく思えてしょうがない。
目の前にいたら頭叩いちゃうよ、そんで目一杯抱き締めたくなるよ。
なみだ目で、枝里子みたいに。(あやっぱり私はこっち側だ)
頭の中でいくらあれこれ思案したって、それがどんなに合理的で真意に満ちていても、結局は目の前で起こったことの方が唯一の事実、それが現実でしょ?
それぞれの人にとってどうかは変わってしまうけどさ。

うん、でも、私は君とは「違う」タイプだから、溶け合うような理解には至れない。
それは分かってる。

壊れていないのは記憶力だけ?
違うよね。違うと言ってよ、そしたら私のこのイライラはおさまるのに。

2013年2月6日

ネタバレ
読書状況 読み終わった [2013年2月6日]
カテゴリ 小説

愛し足りない、が、愛したりしない、に見えたこの空しさよ。。

2012年12月7日

読書状況 読み終わった [2012年12月7日]
カテゴリ エッセイ

現在NHKで放送されているドラマ「カレ、夫、男友達」の原作、ということを偶然TV放送を見て知りました。
購入してからずっと読んでいなかったのですが勢いで通読。
3姉妹の生き方はそれだけを見ると特異に感じるけれど、3人はそれぞれ問題(家庭・カップル・ビジネス・心・other)に直面した現代社会の一女性像のようです。

これがリアルか、と言われれば、賛同しかねる。でも、
これもリアルか、と問われれば、確かにそうだと頷ける。

小説とドラマで、少しずつ設定やシチュエーションは違うようですが、それもまた楽しみ。
2話を見ただけですが、長女の麻子役に木村多江を起用したのは、昨今の流れからするとまぁ無難なのでしょうが、どこか薄幸そうな雰囲気と、それでいてどこか芯が強そうなあたりが、正にはまり役かと。
(ユースケサンタマリアさんのDVっぷりがあっぱれだったので、彼女の恐怖感の表現に若干物足りなさを感じますが・・・)

原作では母にサリンジャーを渡しますが、ドラマでは次女に託しています。
ドラマ2話目では「家族の(庇護のもとには)もう戻れない」という思いであることを伏線にしているので、次女に託したのはとてもいい演出だったのではないかと思います。

ドラマの進行に合わせて少しずつ読み深めて行きたいなと思います。

2011年11月9日

読書状況 読み終わった [2011年11月8日]
カテゴリ 小説

女性の三十代には2度の本厄がある。
ちょうどその年代には、人生に大きな影響を及ぼす何かが起こりやすいのだという。
自他共に、心身ともに。
良くも悪くも。
そして多くの場合は後者の確率が高い。

私的に、これは結婚というシステムが及ぼす影響が大だと思っている。
自分の人生に関係してくる他人(しかも複数人)が一時に増える。
血のつながりがあってすら何もない、なんてことは少ない。
それが他人ともなれば何もないほうがどうかしている。
そして昨今の初婚(平均)年齢が上がっていることを考慮すれば、
諸所の理由は割愛するとして本厄のピークは三十代後半~四十代半ばあたりにシフトしているのではないかと思われる。

親、家族、夫婦、親子。あらゆる局面で顕わになる問題。
子として、親として、妻として、女として。。。葛藤は尽きることなくあなたを苛む。

ズルイなぁと思うんですよ。
そんな人生の荒波のただ中にぽーんと放り込まれてもがき苦しんでいるときに
力強く腕を引かれなんてしたら。
優しい言葉と仕草で求められなんかしたら。

出来すぎた偶然。
最初からその人を求めるように仕組まれた必然。
それはあなたにとっての奇跡。
・・・なんて陳腐な。
でも最高の時間でしょう。
少なくともその人といる時間、あなたは確実にヒロインでいられる。

2011年10月3日

読書状況 読み終わった [2011年9月30日]
カテゴリ 小説

放置しておいたことを悔やみます…。
でもしょうがない。
読んじゃうと「終わり」が近付いちゃうんだもん。

2013年6月28日

読書状況 読み終わった [2013年6月28日]
カテゴリ 小説
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夫の居る身でありながら恋人をこさえ、
恋人の悩みを夫に相談し、夫は親身にアドバイスする。
そんな夫婦がどこにいますかね?
あぁ…ここにいたみたいですね。

有り得ない、と思えるほどぶっ飛んだ話ばかりだけど、
どれもが変に真っ直ぐで、いっそ清々しいほどの爽快感があり私は好きです。
エッセイで好んで読むのは彼女のだけ。

だって当時中学生だった私は初めて著者のエッセイを読み、
重要なことに気付いちゃったんです。
例え相手のことを忘れてしまっても、
あのとき口にした言葉たちはちゃんと本心。
確かに大好きだったと。

うまく行かずに終わる恋もありますが。
あ、恋だから終わるのかしら。

有り得ない、けど、有り得なくもない。
年を重ねていくと、倫理観念の枠にはうまく納められない事象はあると、
漠然ながらも分かる瞬間があるんです。
考えて導き出す答えじゃなくて、
ふっと湧いてくるというか、切れたものが繋がるというか、
閃くというか、腑に落ちるというか、そんなような気付き方で。

彼女は好きになった男たちに決して嘘はつかない。
哀しいぐらい素直で、それが魅力なんだろうな。

2011年7月29日

読書状況 読み終わった [2011年7月29日]
カテゴリ エッセイ

一話がほんの数ページしかなくとても短い。
手軽に読めて、それがよかった。
あまり頭を使わずに済むので、気の向いたときに、トイレで読みました。

2011年7月28日

読書状況 読み終わった [2011年2月10日]
カテゴリ 小説
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みな何かしらの思いを胸にその標本室を訪れる。
標本されるのは物だけではなく、それ自体にまつわる記憶や思い。
そうやって自分から分離した何かと対峙し、訣別する。

私にも標本があると気付いた。
訣別するためのものじゃなく、振り返り、思い出し、愛しむための標本だ。

そう、本そのものである。

なるほど納得。
だから私は本を手元に置きたがっていたのだな。

自らが表現できない気持ちの代弁。
経験できない物事への憧れ。
取り戻せない時間と悔恨。
そして、気付かない振りをしてきた禍々しい思いの転嫁。

本の中にあるのは私とは無関係のフィクション。
けれど、そこには私の五感や感情の記憶へと導くリンクが貼られている。

2011年7月27日

読書状況 読み終わった [2011年7月27日]
カテゴリ 小説

直前にGOTHを読んでいたので驚きました。
勝手に、サイコとかオカルトとかホラーしか書かない方なのかと思ってた。
だから余計に本作には胸打たれました。
心が不器用な人たち。
諦めたり、装ったり、隠したりすることで現実から逃げている彼ら。
でも読み終わったとき気付くのです。
現実を受け止め、受け入れ、彼らなりにちゃんと先に進んでいること。

犯罪を許してしまうその一点はフィクションだからだと目を瞑ります。


■Calling You
泣きました
私も言ってあげたい
大丈夫、あなたの支えは必ず現れるから、と

■傷
抱えた痛みを半分こに出来たなら、
これからは変わっていくよ
いい方へ

■手を握る泥棒の物語
素直になれたら、物事もすんなり進むものだね

■しあわせは子猫のかたち
清々しい気持ちで最後の一文を読みました
朝起きたら、まずカーテンを開けてみよう
私も前へ進もう

■マリアの指
悪意なく人を誑かしたり出来る人は、大概 自他共に愛せない症候群
だから自らが初めて愛し愛される立場になると、
途端にどうしたらいいかわからなくなる
そして必ず同じタイミングで誰かからの恨みを買う
犯人は最後まで分からず、真相を読みやられたな〜と思いました

■ウソカノ
作り話なのか、実際あったことを書いているのか
どちらもなのかなぁと思いました
嘘を隠すために手を着けたこと
だけどきっかけはどうであれ、
何かにひたすら打ち込めたなら
もたらされる結果はもう嘘なんかじゃない

2011年7月26日

読書状況 読み終わった [2011年7月27日]
カテゴリ 小説
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描かれているのは猟奇殺人。
もちろんグロテスクな表現は随所に出てきます。
が、感情の起伏が少なく、文章もさらりとしていて、読みやすい。
と思うと同時に、こんな残酷な内容を記しているのに
どうしてこんなにもあっさりと読み進められるんだろう、と驚き。

ただあったことを書く。箇条書きのように。まぁ多少は肉も付けるけど。
掘り下げても不要な詮索はしない。
だって要らないから。人間臭い内面の要素など。
。。。という潔いまでの欠落がグロテスクさを緩和しているような、強調していたような。

他作家さんの『コンセント』では、脳内を侵食されるような感覚を味わい、楽しめた反面、読み終えたときにものすごい疲労感を覚えたのだけど、本書にはそれがない。
もとはライトノベル系なんですか? とてもそうは思えない内容です。

2011年7月26日

読書状況 読み終わった [2011年7月24日]
カテゴリ 小説
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