幸田露伴のおすすめランキング

プロフィール

1867年(慶応3年)~1947年(昭和22年)。小説家。江戸下谷生まれ。別号に蝸牛庵ほかがある。東京府立第一中学校(現・日比谷高校)、東京英学校(現・青山学院大学)を中途退学。のちに逓信省の電信修義学校を卒業し、電信技手として北海道へ赴任するが、文学に目覚めて帰京、文筆を始める。1889年、「露団々」が山田美妙に評価され、「風流仏」「五重塔」などで小説家としての地位を確立、尾崎紅葉とともに「紅露時代」を築く。漢文学、日本古典に通じ、多くの随筆や史伝、古典研究を残す。京都帝国大学で国文学を講じ、のちに文学博士号を授与される。37年、第一回文化勲章を受章。

「2019年 『珍饌会 露伴の食』 で使われていた紹介文から引用しています。」

幸田露伴のおすすめランキングのアイテム一覧

幸田露伴のおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『五重塔 (岩波文庫)』や『努力論 (岩波文庫)』や『幻談・観画談 他三篇 (岩波文庫)』など幸田露伴の全694作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

五重塔 (岩波文庫)

1329
3.74
幸田露伴 1994年12月16日 本で見る

感想・レビュー

古本市で2005年発行のものを読みましたが、読みやすかったです。 いや文章芸術がすぎる、読み始めからわかる七五調のリズムにこれが日本文学かとその力に圧倒さ... もっと読む

努力論 (岩波文庫)

767
3.82
幸田露伴 2001年7月16日 本で見る

感想・レビュー

アバタローさん 1940年 著書は明治末期に発表された人生論 努力の仕方、幸福に生きるための方法 仕事を失ったり借金を背負ったりして苦しんでいた人々を励... もっと読む

幻談・観画談 他三篇 (岩波文庫)

315
3.57
幸田露伴 1990年11月16日 本で見る

感想・レビュー

幸田露伴の短編集ですね。 今日は露伴の命日です。 勉強不足で、博学多才の露伴の作品を読み進められないので、露伴の娘さんの幸田文さんか、文さんの娘さんの青木... もっと読む

超訳 努力論

169
3.71
三輪裕範 2013年11月1日 本で見る

感想・レビュー

これまでこの手の自己啓発的な本を何冊も読んだが、どれも言い方を変えているだけで同じようなことを言っている。 幸田露伴という古い時代の人でも現代の著者と同... もっと読む

幻妖の水脈 日本幻想文学大全 I (ちくま文庫)

158
3.61
上田秋成 2013年9月1日 本で見る

感想・レビュー

図書館本 これはお得。不思議なお話を集めた短編。 小松左京 牛の首 で検索したもの。 乱歩先生の、挿絵と旅する男。 柳田國男、遠野物語、河童のくだりな... もっと読む

幸田露伴 (ちくま日本文学 023)

139
4.04
幸田露伴 2008年9月1日 本で見る

感想・レビュー

言葉の並べ方、音感がとっても好き。気前の良い、気持ちのいい文章で、さっぱりとした読後感が癖になる。もっと読みたい!!ずっと読んでたい!!からりとして、いい... もっと読む

運命 二人の皇帝 (講談社文庫)

132
3.58
田中芳樹 2005年9月18日 本で見る

感想・レビュー

【516】 幸田露伴原作のリメイク小説。 面白かった。 建文帝の人生がドラマチックすぎる。 もっと読む

日本文学100年の名作 三月の第四日曜 (第3巻 1934-1943) (新潮文庫)

123
3.72
アンソロジー 2014年10月29日 本で見る

感想・レビュー

比較的渋めなメンバーかな?と思ったけど、今回も楽しく読みました。 特に好きなのは以下3編。 ・萩原朔太郎『猫町』 勝手に猫がたくさんいるファンタジックな... もっと読む

渋沢栄一伝 (岩波文庫)

102
3.83
幸田露伴 2020年11月17日 本で見る

感想・レビュー

大河ドラマも終わってしまったのに、今更ながらの渋沢栄一伝(笑) そもそもが露伴が自発的に書いたものではなく、解説によると、どうやら頼まれ仕事の様子。人間... もっと読む

努力論 (いつか読んでみたかった日本の名著シリーズ 11)

100
3.63
幸田露伴 2016年4月28日 本で見る

感想・レビュー

https://act-02.kobe-kiu.ac.jp/opac/volume/371930 もっと読む

釣 (百年文庫 12)

98
3.26
アンソロジー 2015年1月2日 本で見る

感想・レビュー

上林暁の二閑人はややホモセクシャルなものを感じてしまうのだが、読み方がおかしいのだろうか。 井伏鱒二は不思議な経緯でおやじ狩りに至るお話で、釣りをやらない... もっと読む

連環記 他一篇 (岩波文庫 緑12-9)

96
3.35
幸田露伴 1991年2月18日 本で見る

感想・レビュー

露伴晩年の中篇。慶滋保胤(陰陽道の賀茂氏)を軸に古典を渉猟・註解するような形で物語を展開させる。 言い回しに、あれ高村薫、あれ町田康、あれ赤松啓介と気づ... もっと読む

幸田露伴集 怪談 文豪怪談傑作選 (ちくま文庫)

95
3.93
幸田露伴 2010年8月1日 本で見る

感想・レビュー

2010年8月10日、初、並、カバスレ、帯無2014年2月18日、鈴鹿白子BF。 もっと読む

五重塔

95
3.88
幸田露伴 電子書籍 2012年9月14日 本で見る

感想・レビュー

人間同士の対比や、噺を見守ってる印象を受ける小気味良さが良かったです。 もっと読む

植物 (書物の王国 5)

79
3.50
オスカー・ワイルド 1998年5月1日 本で見る

感想・レビュー

オスカー・ワイルド「ナイチンゲールと薔薇」 ちなみにナイチンゲールは鳥の方です。 人間の身勝手さと、鳥の健気さの対比が…悲しいな……。 死んでしまった命は... もっと読む

運命・幽情記 (講談社文芸文庫)

72
3.25
幸田露伴 1997年2月7日 本で見る

感想・レビュー

幸田露伴 「運命 幽情記」 覇権を争う建文帝と永楽帝、英雄の永楽帝、敗者の建文帝の運命はいかに!といった内容 漢文調は読みにくいが、簡単な文章はドラ... もっと読む

美食 (書物の王国 14)

70
3.94
幸田露伴 1998年4月1日 本で見る

感想・レビュー

いわく、とにかく絶品珍味何であろうとも”おいしがって”食べている話を集めた本著。 なるほど、確かにそうだ…。 冒頭からギリシア人の大食漢エピソード、アク... もっと読む

一国の首都 他一篇 (岩波文庫)

69
3.50
幸田露伴 1993年5月17日 本で見る

感想・レビュー

1899年に刊行された幸田露伴の東京論。教育、道路、水道、ゴミなど広範に論じられている。なかでも遊郭など性風俗についての叙述は、その江戸時代以来の歴史にも... もっと読む

怠けものの話 (ちくま文学の森 8)

68
3.88
アンソロジー 2011年3月1日 本で見る

感想・レビュー

第5回ビブリオバトルinいこまテーマ「怠け者」で紹介した本です。 2013.5.26 もっと読む

人生、報われる生き方 幸田露伴『努力論』を読む

63
3.08
幸田露伴 1997年1月1日 本で見る

感想・レビュー

渡部昇一さん(1930~2017)の作品、ブクログ登録は5冊目になります。 本作の内容は、次のとおり。 ---引用開始 大文豪・露伴は、... もっと読む
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