- Amazon.co.jp ・本 (459ページ)
- / ISBN・EAN: 9784309410777
感想・レビュー・書評
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京極夏彦「最后の祖父」
北野勇作「社員食堂の恐怖」
斉藤直子「ドリフター」
森田季節「赤い森」
森深紅「マッドサイエンティストへの手紙」
林譲治「警視庁吸血犯罪捜査班」
竹本健治「瑠璃と紅玉の女王」
最果タヒ「宇宙以前」
山田正紀「バットランド」詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
責任編集:大森望
最后の祖父(京極夏彦)◆社員食堂の恐怖(北野勇作)◆ドリフター(斉藤直子)◆赤い森(森田季節)◆マッドサイエンティストへの手紙(森深紅)◆警視庁吸血犯罪捜査班(林譲治)◆瑠璃と紅玉の女王(竹本健治)◆宇宙以前(最果タヒ)◆バットランド(山田正紀) -
120:森深紅さんが執筆陣にいらっしゃる! と大興奮。お仕事要素も絡めた、ライトな物語りながらも、「ラヴィン・ザ・キューブ」にも共通する透明感が素敵。最果タヒ「宇宙以前」はすごく好きな感じなのだけど、あと何回かは読まないと理解が追いつかなさそう。勿体ないなあ。初めて読む山田正紀作品「バットランド」。これもスケールが大きくて、ものすごい力作だということはわかるけど、自分の文系脳が悔やまれます。しょんぼり。
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文庫サイズの雑誌。
SFマガジンやSFアドベンチャーより奇想天外や宝石、あるいはSF好きな編集が頑張ってる程度の文芸誌なんだな。
読みそびれていた林譲治の長編を読む気が沸いた。 -
山田正紀 『バットランド』 が面白い。量子力学流行りで頭がついていけないが、そりゃジャコパスとか出して来たらニヤニヤするじゃないか。SFファンにはマニアックな情報だ。ざまあみろという気持ちもある。バリエーションに富んでいてハードなものもいい刺激になる良アンソロジー。
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今回は斉藤直子「ドリフター」が面白かった。今回の中で、最もSFとはかけ離れているような気もする、元ネタが落語のコメディ風味ホラー作品。寡作な方らしいが、ファンタジーノベル大賞優秀賞を取った作品があるらしいので読みたい。
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完全新作・オール読切のアンソロジー・シリーズ第四弾。豪華九作の饗宴(北野勇作、京極夏彦、斉藤直子、最果タヒ、竹本健治、林譲治、森深紅、森田季節、山田正紀)。
(2011年)
— 目次 —
京極夏彦『最后の祖父』
北野勇作『社員食堂の恐怖』
斉藤直子『ドリフター』
森田季節『赤い森』
森深紅『マッドサイエンティストへの手紙』
林譲治『警視庁吸血犯罪捜査班』
竹本健治『瑠璃と紅玉の女王』
最果タヒ『宇宙以前』
山田正紀『バットランド』 -
「赤い森」「マッドサイエンティストへの手紙」が好みなのはどうなんだ。「ドリフター」も脱力。いい。