- Amazon.co.jp ・本 (292ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334910839
感想・レビュー・書評
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「四十九日のレシピ」がよかったので読んでみた。
「今はちょっと、ついていないだけ」のタイトルがいい。救われる。 -
バブルの崩壊と共にすべてを失った男の喪失と再生の物語。回りを固めるバイプレイヤー達も魅力的で、読後にはほっこりします。
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中年の心情風景を丁寧に描けていて、冴えない毎日も悪くないって思わせてくれる、私の大好きな作家さん。今回も、しみじみと感動する。
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2016 6/15
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主人公が本当に魅力的な男性で。
それでページを進める部分があり。
ストーリーは、良作だからこそ
読み手にパワーが必要。 -
立花さん、かっこいいんだろうなぁ。良かったです。
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立花と宮川の娘がいい感じだったのになぁ。せっかくのキャラを最後まで書ききれてたら、もっとエンディングが盛り上がったと思う
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バブルの時代、ネイチャリング・フォトグラファーとして、秘境へ赴き写真を撮り、エッセイを執筆する姿をテレビ番組でシリーズ化されていた写真家の立花。
バブルが弾け、連帯保証人となっていた借金を返済するために多くの歳月を費やした彼と、彼の周りに集うもはや中年となった男女たちの「あきらめない」物語だ。
青いとか甘いとか言われてしまったらそれまでだけれど、立花の不器用な誠実さ、登場人物たちのもがくひたむきさに気持ちがあたたかくなる。
伊吹有喜って中年をかっこよく描くのがうまいよなぁ、としみじみ思った。 -
16/05/14読了
中年の生き方とは。