ジェリーフィッシュは凍らない (創元推理文庫)

著者 :
  • 東京創元社
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本棚登録 : 3803
感想 : 285
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  • Amazon.co.jp ・本 (382ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488406219

感想・レビュー・書評

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  • いやー面白かったなー。    
    これがデビュー作?  えげつないな……。     
    事件パートと捜査パートを分けているのは読みやすくて良き。     
    同時進行で真相が明らかになるのは読んでいて楽しい。    
    刑事のコンビも良いコンビ。    
    シリーズ化してるみたいだし次も読みたい。

  • これがデビュー作とは驚き。筆力も確かで、ゾクゾクするジェリーフィッシュパートと、ほのぼのする地上パート。そして幕間の犯人の独白。メリハリある構成と展開にページをめくる手が止まらず。久しぶりにツボにはまった本格ミステリーでした。

  • そして誰もいなくなったのオマージュ作品ということで手に取りました。
    パートが3つに分かれており読み進めやすかったです。
    ただ、十角館の殺人ほど驚きがなかったのと、ジェリーフィッシュ内での殺人が結構あっさりだったのでもう少しクローズドサークルの世界観を味わいたかったのが少し残念。
    シリーズ物は好きなので続編も読みたいと思います。

  • そして誰もいなくなったのオマージュ作品の一つとして有名な今作だが、たしかに新しいスタイルの答えだった。
    トリックも分かってしまえば何も難しくはないのだが、その答えに行くまでにミスリードさせられているためなかなか辿り着くのが難しい印象。

  • カナカナの人名が苦手な私。ほとんどの登場人物がカタカナだけど頑張って読んでよかった!
    謎が解ける爽快感があってよかった!

  • 久々に「本格」らしい作品を読んだ感覚。
    綾辻先生の帯文に惹かれて購入したが、その言葉に劣らないトリックだった。

  • 「そして誰もいなくなった」+「十角館の殺人」。

    ジェリーフィッシュって設定は
    素直に凄いと思ったけど自分には最後まで
    ジェリーフィッシュがしっくりこなかった。

    マリア&漣シリーズの他の作品も読んでみたい。
    キャラクターとしては軍人のジョンが好きでした。

  • 6人しか乗ってなくて全員死んでいるのに、全員他殺という設定に惹かれて読んでみた。

    化学とか物理の話はちょっと難しくて挫折しそうになった。シンプルにミステリーだけ楽しみたい人には、少しその辺の説明が多すぎる気もした。

    先に殺して乗せておいたというオチは意外性があっておもしろかった。

  • 現代版そして誰もいなくなった
    面白くてどんどん先が気になって読んでしまう

  • 人気作なのはほんと納得。
    トリックは読者の予想や先入観を超えていく感じが面白く、すごいと感じる作品。
    レベッカについてや、心情の描写があれば、もっともっと面白くなりそうなので、何よりもこれからの作品に期待が大きいからな。

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著者プロフィール

1976年、神奈川県生まれ。東京大学卒。2016年『ジェリーフィッシュは凍らない』で、第26回鮎川哲也賞を受賞しデビュー。他の著書に『ブルーローズは眠らない』、『グラスバードは還らない』(以上東京創元社)、『神とさざなみの密室』(新潮社)など。

「2023年 『東大に名探偵はいない』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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