- ガラス張りの誘拐 (講談社文庫 う 23-4)
- 歌野晶午
- 講談社 / 1995年6月1日発売
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えーって思った
2009年2月22日
- 十七歳、悪の履歴書: 女子高生コンクリ-ト詰め殺人事件
- 渥美饒児
- 作品社 / 2003年8月1日発売
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スマイリーキクチのブログが炎上したって言うんで読んでみた。
犯罪ノンフィクション系はよく読んでいるつもりだが、
性犯罪が絡むと、どうも好奇の目で読んでしまう。
あまりにも非日常的過ぎて、いまいちピンとこなかった。
犯罪ノンフィクションなら
『消された一家―─北九州・連続監禁殺人事件』
豊田正義(新潮社)
が一番おどろおどろしいと思う。
2009年2月9日
- 隠蔽捜査 (新潮文庫)
- 今野敏
- 新潮社 / 2008年1月29日発売
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正義とは何か、守るべきものは何か。理想を実行するのは難しい。
こんな主人公いやだ、と思いつつ、最後はこんな真っ直ぐな正義感に溢れる人が居たら良いなと思った。
隠蔽捜査2『果断』も読みたいと思った。
竜崎伸也は、警察官僚である。現在は警察庁長官官房でマスコミ対策を担っている。その朴念仁ぶりに、周囲は〈変人〉という称号を与えた。だが彼はこう考えていた。エリートは、国家を守るため、身を捧げるべきだ。私はそれに従って生きているにすぎない、と。組織を揺るがす連続殺人事件に、竜崎は真正面から対決してゆく。警察小説の歴史を変えた、吉川英治文学新人賞受賞作。
2009年2月3日
- Q&A (幻冬舎文庫 お 7-8)
- 恩田陸
- 幻冬舎 / 2007年4月1日発売
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宮部みゆきの理由を思い出した。
作者に「最後書くの飽きてきたの?」と聞きたい。
途中までは良かったんだけどな。
そういえばこんな人だったっけ?
2009年2月3日
- 考える人 2007年 08月号 [雑誌]
- 新潮社
- 新潮社 / 2007年7月4日発売
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読み応えがありました。
ビルスマは、ロストロポーヴィッチ亡き後、チェロ界の宝と言えましょう。
彼のアップ写真付きの記事が良かったです。
他に、グレングールドや、バーンスタインについても書かれていました。
グレングールドの『ゴルトベルク変奏曲』は、1955年のが挙げられていて、
私も1981年の録音より、こちらが好きです。
特集記事は、『続・クラシック音楽と本さえあれば』というとことで、
吉田秀和と堀江敏幸の対談も載っていました。
堀江さんの 『いつか王子駅で』 『雪沼とその周辺』をこの間読んだので、
余計に心に伝わってきました。
カザルスによって、世に出た『 無伴奏チェロ組曲 』 その後、
トルトゥリエ、ビルスマなどによって広まりました。
ビルスマのバッハは、バロックチェロを使用したこともあるかもしれませんが、
とても静かで、語りかける口調の演奏です。
バロックチェロは、モダン・チェロと比べると、
楽器の本体の力木、魂柱、ブリッジ、ネックの角度、
裸のガット弦を使っている所など違います。
また弓も、モダンの弓は毛の部分が厚くて張力が大きく
木の部分がしなやか。
バロックの弓は、毛の部分が薄く張力もモダンに比べてかなり小さく、
逆に木の部分が硬いという差があります。
それゆえ、モダンチェロは、ピアノ(弱い)を出すことが難しく、
バロックチェロは、フォルテ(強い)を出すことが難しいと言われています。
楽器のせいだけではないでしょうが、ビルスマは、
この難曲と格闘せず、「包み込んでいる」感じ。
静かな優しい時間を私にくれます。
冬の日にもとてもよく合ってて、身を任せられます。
コマーシャルによって有名な第1番ト長調のプレリュードは、
少し楽しげな感じ。
難曲6番は、5弦のチェロ・ピッコロを使っての演奏です。
2009年1月27日
- 花の下にて春死なむ (講談社文庫)
- 北森鴻
- 講談社 / 2001年12月14日発売
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作品中に出てくる香菜里屋という料理屋に行きたい。とてもおいしそうだ。
連作の短編が6つ入っている。
一作目は良かった。
後は、なんだか物足りない。
残り2冊読むべきか考えるくらい物足りない。
願わくば花の下にて春死なむこの望月の如月のころ 西行
2009年1月21日
- 私が語りはじめた彼は (新潮文庫)
- 三浦しをん
- 新潮社 / 2007年7月30日発売
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あるひとりの男をめぐる連作短編集。いずれも語り手は男なのだが、違和感がない。
謎解きの愉しさもあるのだが、あざとさが出ていない、その匙加減が絶妙。
心理描写や人間関係の絡まりなどはすばらしい。
書きたいところになるとついつい筆がのってしまって書きすぎることが多いが、
よくぞここまで抑制できたと思う。
なので、風景描写などはもっとそぎ落としてもいいような気もしないでもないが、
それだけ先が気になったわけだ。
愛と理解の区分については疑問だが、
こうでなければこの物語の閉じ方としては最良ではないのだろう。
2009年1月18日
- わたしを離さないで (ハヤカワepi文庫 イ 1-6)
- カズオ・イシグロ
- 早川書房 / 2008年8月25日発売
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この本は、何の予備知識も入れずに読んで欲しい。
2009年1月18日
- スマリヤン先生のブール代数入門 -嘘つきパズル・パラドックス・論理の花咲く庭園-
- Raymond Smullyan
- 共立出版 / 2008年8月25日発売
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未読です
2009年1月18日
- パズルランドのアリス2 (ハヤカワ文庫NF 《数理を楽しむ》)
- レイモンド・M・スマリヤン
- 早川書房 / 2004年3月24日発売
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未読です
2009年1月18日
- <<数理を愉しむ>>シリーズ パズルランドのアリス1
- レイモンド・M・スマリヤン
- 早川書房 / 2004年2月26日発売
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未読です
2009年1月18日
切ない恋愛している人にお勧めです。
男の人はこういう風に思っているんだと、初めて知りました。
もっと適当に思っていると思ってた。
2009年1月18日
- ブルータワー (徳間文庫 い 43-4)
- 石田衣良
- 徳間書店 / 2008年3月7日発売
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2008年に読んだ本で面白かったもの。
新型インフルエンザが蔓延する未来の話。
2009年1月18日
- スプートニクの恋人 (講談社文庫)
- 村上春樹
- 講談社 / 2001年4月13日発売
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ハルキストの私が、村上春樹の本の中で何が一番好きかときかれたらこれ。
主な登場人物は、僕、スミレ、ミュウ
スプートニクとはソ連の人工衛星のことです。
ロシア語で旅の道連れと言う意味だそうです。
文中に出てきます。
物語の中ではミュウが、すみれが小説を書いていて
好きな作家はケルアック、と言っているのを聞き、
ああそれならビートニクね、と言うべきところを勘違いして、スプートニクね
と言ったところに、このスプートニクと言う言葉が出てきます。
宇宙の闇を回り続けている人工衛星スプートニク2号の中で、
絶望的な孤独に閉じ込められている一匹のライカ犬。
文中に出てくる観覧車、電話ボックス、孤独と絶望、そして閉鎖的空間。
地球を周回し続ける衛星に乗った一匹の犬。
無限に周回し続ける衛星の中で、やはり無限に一匹で生き続けている。
これが冒頭に描かれていて、孤独のイメージを一層強くさせる。
スミレと僕は平行な軌道を周回し続ける衛星であり、
ミュウもこの二人の軌道に微妙に近づきながらも
決して激しくぶつかることのない軌道を持つ衛星のように
お互いが、個々を尊重しながら微妙な距離を保っている。
そんな小説です。
文中でのスミレとミュウのからみが、月明かりに照らされる
青白色の女体をリアルにイメージさせられとても妖艶である。
2009年1月18日
- 屍鬼(五) (新潮文庫)
- 小野不由美
- 新潮社 / 2002年2月28日発売
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妖しく、暗く、バタバタ人が死にます。5巻セットです。面白いです。
2009年1月18日
- 屍鬼(四) (新潮文庫)
- 小野不由美
- 新潮社 / 2002年2月28日発売
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妖しく、暗く、バタバタ人が死にます。5巻セットです。面白いです。
2009年1月18日
- 屍鬼(三) (新潮文庫)
- 小野不由美
- 新潮社 / 2002年2月28日発売
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妖しく、暗く、バタバタ人が死にます。5巻セットです。面白いです。
2009年1月18日
- 屍鬼(二) (新潮文庫)
- 小野不由美
- 新潮社 / 2002年1月30日発売
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妖しく、暗く、バタバタ人が死にます。5巻セットです。面白いです。
2009年1月18日
- 屍鬼(一) (新潮文庫)
- 小野不由美
- 新潮社 / 2002年1月30日発売
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妖しく、暗く、バタバタ人が死にます。5巻セットです。面白いです。
2009年1月18日
- あなたのために: いのちを支えるス-プ
- 辰巳芳子
- 文化出版局 / 2002年8月1日発売
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料理本でレシピ本なのですが
読んでいて人の一生とはと言うことを考えさせられ
最期は嚥下困難になりやせ細った祖父のことを思いだし
泣きそうになる本です。
生きていくとは食べること、
健康でいるときは気付かない、
普通に食べることのできる幸福感。
そんなことを考えさせてくれる一冊です。
レシピは、とてもめんどくさく手間がかかり
愛情と暇がなければ、どれも作れそうにないものばかりですが
この本がいわんとすることはとても伝わってきます。
一読の価値有りです。
2009年1月18日
- ル・コルドン・ブルーのフランス料理1.2.3 (生活実用シリーズ)
- ル コルドン ブルー東京校
- NHK出版 / 2001年9月1日発売
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コルドンブルーの料理本なのですが
料理本としてはいまいちです。
というかこれを見て作れって言うの?
と、本を投げたくなるくらい不親切です。
でもフランス語の料理用単語本としてはとても素晴らしい。
切り方とか、細かく書いてあります。
色も少々、後はレストランでの簡単な会話とか
〜地方の説明とか
フランスのパリ以外にも興味があるわ。とか
フランス料理のメニューを文字を見て理解したいと考えるそこのあなた!
そんなあなたにお薦めです!(通販番組風に)
2009年1月18日
- キッチン (新潮文庫)
- 吉本ばなな
- 新潮社 / 2002年6月28日発売
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バナナは食わず嫌いで、
いや、読まず嫌いであまり好きではありませんでした。
この本は良かったです。
なんか、大切な人を失う悲しさ、
生きていかなきゃいけない淋しさ。
みたいな物がテーマの本
2009年1月18日
- 錦繍(きんしゅう) (新潮文庫)
- 宮本輝
- 新潮社 / 1985年5月28日発売
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別れについて、考える時にお勧めです。
『生きていることと、死んでいることとは、
もしかしたら同じことかもしれへん。』という言葉がP.68に出てきます。
死をもってして終わりなのではなく、
死は生きるという事の一部として存在しているのかなぁ。
と漠然と思いました。暗くなってしまいましたが、
別れの暗さの中にも前向きさがあるそんな本です。
故イカリヤチョウスケさんの言葉ですが
別れた時はきっと「ダメダコリャ」って思うと思うんです。
でもまぁ一息入れたら「次イッテミヨー」みたいな、気分になりませんかね。
なかなかそんな気分になるには時間がかかるのですが、
きっと時が全てを解決してくれるような気がします。
2009年1月18日
- アジアンタムブルー (角川文庫)
- 大崎善生
- 角川書店 / 2005年6月25日発売
- Amazon.co.jp / 本
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死に敏感だった頃に読んだのでとても心に残っています。
こういう死に方っていいなと思いました。
因みにアジアンタムはシダ科の植物です。
ニースに行ってみたいです。
2009年1月18日