乙女なげやり (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
3.76
  • (150)
  • (248)
  • (267)
  • (20)
  • (3)
本棚登録 : 2157
感想 : 205
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101167572

作品紹介・あらすじ

ひとはいつまで乙女を自称しても許されるものなのか。そんな疑問を胸に抱きつつも、「なげやり」にふさわしいのは、やっぱり乙女。熱愛する漫画の世界に耽溺し、ツボをはずさぬ映画を観ては、気の合う友と妄想世界を語り合う。気の合わない母との確執も弟とのバトルも、日常の愉楽。どんな悩みも爽快に忘れられる「人生相談」も収録して、威勢よく脱力できる、痛快ヘタレ日常エッセイ。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • <(_ _)> ◆◇ 謹 賀 新 年 ◇◆ <(_ _)>

    ヽ(・ω・)ノ☆パン☆(・pq・)☆パン・・・(。-人-)ネガイゴト・・

    本年もどうぞよろしくお願いいたします。

    ☆゚+。*゚(*´д`良い年になりますように´д`*)゚*。+゚☆

    ということで今年も全力レビューで行ってみようー!

    ガンバリマッシュ!୧(๑•̀⌄•́๑)૭✧

    さ〜て、さて。どうしてわたしは”さてさて”なのでしょうか?

    (´・ω・`)知らんがな

    そ、そんな『なげやり』な態度をとって良いものでしょうか?自分の名前じゃないですか。自分のことを自分が説明できなくて人生を生きていく意味があるのでしょうか?そもそも『なげやり』なんて言葉を新年早々使うなんて、なんていい加減なことでしょう。

    嗚呼、ネズミよ、ウシよ、今年はトラ年よー(=’ェ’=)

    (´-`).。oO意味わかんね

    なんて、やっていたらいつまで経っても進まないじゃないですか。だから、『なげやり』って言われるんだよ、さてさてさん。

    (⌒,_ゝ⌒)誰やねんお前!(^‹_,^ )

    って、もう、こんなことやってられないから今年もいくよ!いいね?みんな、準備はできた?
    さあ、目を合わせてー!、力を合わせてー!、そして声を合わせてーー!

    嗚呼、『乙女』の世界よ!
    嗚呼、『なげなり』な気分よ!!
    ここに、合体したまえーーー!!!

    お・と・め・な・げ・や・ りー!
    そう「乙女なげやり」!

    こーりーん! 降臨したよ(╹◡╹)♡

    キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

    ドヤ━━ヽ( • ̀ω•́ )ゝ✧*.・+━━ッ!!

    (ง ・̀ o・́)งファイッง ` о´)۶オー!!

    ┐(-。ー;)┌ヤレヤレ

    ということで、今年も新年早々全くもって意味不明に始まってしまいましたこのコーナー。青コーナー、さてさて!赤コーナーってちゃうやん。あかんやん。進まへんやん。なんでいきなり関西弁やねん。

    (^∀^A)oO(理解不能…)

    だからね。だからさ。だからよー。去年も言ったけどね、こんなアホなレビューを書いていたら流石に恥ずかしいわけですよ。新年ったって、ブクログにはずっと残るんだから。さてさてもまた一つ年をとったわけだからね。何歳までこんな恥ずかしいレビューを書けるんだろって自問するわけだよ、ね。偉いよね。すごいよね。どう考えても今年も応援したくなるよね?

    ヨシヨシ( *´`)ノ(´˘`*)イイコイイコ♡

    でもね、これだと、いつまで経っても本編に辿りつかないわけですよ。だからそろそろちゃんとレビューを書きますね。はい。ということで、今年も新年一発目のレビューは、ファイトいっぱーつ!じゃなくて、あの直木賞大作家の三浦しをん大先生殿のエッセイで始めたいと思うでごしゃるよ。悶絶して、爆裂して、ぐるぐるして、そんでもってお友だちからお願いしまーす!って言われて、去年の最初には妄想炸裂ー!って、始まったわけだけど、今年は、「乙女なげやり」を選んだわけなんですよ。なんやねん、この書名!って感じなんだけどさ。そもそも新年早々、こんなやる気のない書名でええんかい!金八先生!腐ったミカンってなんだったんだよぉっ!

    ʅ(。◔‸◔。)ʃ…さぁ?

    だ、だから脱線しないの。もうね、なんなんでしょね、この書名?と思ったら、『本の内容を的確に象徴した、いいタイトルである』ってしをんさんはすっかりご満悦なご様子。なんなんだろう。『特に「なげやり」って言葉にひそむ、勢いのある脱力感がピッタリだ』って、そんなことまで言うんだからさ。ま、天下の直木賞大作家先生殿がそうおっしゃるんだから、まあ、もうなんでもいいけどねー。

    (´σД`)知らんがな・・・

    それにしてもこのレビューを初めて読んでくださってる方はどう思ってらっしゃるんでしょうねー。ヤバイやつのレビュー開いちゃったよーとか思って、もう閉じてるかも。でもいいもんね。去年から一年間、今日のこの日を楽しみにしてくださっていたさてさての大ファンの皆様もきっといらっしゃるもんね。そうだよね。そう、さてさては頑張るのだ…。それにしても書いてて意味不明だよねー。いつものあの超真面目なさてさてさんが、あのカッコいいレビューの数々を週に三回もコツコツと生み出すさてさてさんが、一体全体どうしたんだろうね。そうかあ、仕事で辛いことあったんだろうね、人生に絶望したのかもしれないね、可哀想だねって、今頃同情を集めているかも???

    シーー( ̄、 ̄*)ーーン

    まあ、そんなこと言ってないで、一応このレビューのスタンスっちゅう奴を説明するとね、さてさての三浦しをんさんのエッセイのレビューはいつの頃からか、こんな風に書き出したら、毎回、前回書いたものを越えなければならない!という恐怖観念に取りつれてしまったんですよ。だからもうエッセイのレビューを書くたびに弾けまくるしかなくなったんですよ。実はね、これ辛いんですよ。恥ずかしいんですよ。いい加減やめたいんだけどさぁ。そもそも、いい年して、よくやってると思うよ、私。

    ( *´・ᴗ・)/(._.`)ヨシヨシ

    ということで、ええい!気分が落ち込んできたなぁ。これじゃあ最後まで書くモチベーションが湧かないよォ。気持ちを、き・り・か・え・て!

    シャキーン(+・`⊇・)b

    そう、テンション最高潮で、あげて!あげて!あげまくって今年の正月も全力で行ってみようーーー!おおーっ!どっかーんだ!!!

    ╭( ・ㅂ・)وえいえいおー!

    ということで、今年一発目のレビューは、天下の直木賞大作家先生殿のって、しつこいって?…三浦しをんさんが2004年に刊行され、2008年に文庫にもなった「乙女なげやり」っていうキョーレツな書名と、キョーレツな表紙が目に焼き付いちゃうよなエッセイなのですよ。しをんさんは、2006年に天下の直木賞を大受賞されていらっしゃるので、この文庫が出た時には押しも押されぬ大作家殿なのでごしゃったわけですよ。それが、あなたね、こんな、もうめっちゃめちゃなかっ飛んだ内容のエッセイをお書きになられまするのだから、改めて、すんごい方だなあと。

    照れるではないか ⊂((〃 ̄⊥ ̄〃))⊃

    ということで、そんなエッセイの中から、その内容を厳選してちょっぴりお伝えしようというのがこのレビューの主旨なわけですよ。ようやくここまできたよー。

    ヾ(´▽`*)ゝぁーぃ♪

    はい。そんでもって、まずご紹介するのはこんなエピソードです。

    ₍₍(∩´ ᵕ `∩)⁾⁾ゎ‹ゎ‹♡

    『町へ出て友だちと遊んだ』というしをんさんはあることに気づきます。『ティッシュ配りの人が、私にはティッシュをくれない』という衝撃的な現実。『前後を行く若いお嬢さんがたにはティッシュをあげるのに、私が横を過ぎるときには知らん顔だ』と焦るしをんさん。『ようやくもらえたと思ったら、「お金貸します」系』でショックを受けるしをんさん。『髪の毛がボサボサで体重が増加したのがいけないのか、それとも経費削減で配る相手の年齢を厳しく見極めるようになったのか』と『どちらなのだろう』と真剣に悩むしをんさん。そんなしをんさんはついに切れます。『テレクラなんだから外見は関係ないだろ』。…ってなに、テレクラの『ティッシュが欲しい』って、天下の直木賞大作家先生殿の名が廃りますよ!。そう、しをんさん、ティッシュくらいで悩んじゃダメだよ。さてさてが慰めてあげましょう。

    (ノε・ 。)ヽ(′ε`。)ヨシヨシ泣かないでね

    お次はこんな話もありますね!しをんさんというとかつて古本屋さんでアルバイトをされていたといのは有名な話ですよね?もちろん皆様ご存知ですよね?そんな古本屋さんを久々に訪ねたしをんさんは『社長、お久しぶりです。三浦です』と挨拶します。そんなしをんさんの顔をまじまじと見つめた社長は『三浦さん、厚化粧するのやめたの?ガハハ』と答えます。それに『いったい私がいつ厚化粧だったって言うんですか』と反発するしをんさんに『じゃあ、しばらく会わないうちに老けたってことかな。ガハハ』と返す社長。それに『んまあ、糖尿が悪化して、目の調子があまりよくないんじゃありません?おほほ』と引かないどころか『やるか、この野郎。おう、受けて立つぜ』と『会った途端にどつきあい』というなんだかなあなこの二人。なんだかんだ言ったってお二人は仲が良さそうですよねー。

    オトモダチヽ(´ω`*)人(*´ω`)ノナカヨチ

    そんな社長は『今度、本にサインして持ってきてよ。この店で売るから』と声をかけます。それを聞いて『いきなり古本にされてしまうらしい』と落ち込むしをんさん。まあね。古本屋さんだから仕方ないよね、これは。そんでもって社長さんはこんなことも言います。『サイン本持ってくるついでに、芥川賞も取ってよ。ガハハ。そしたら高い値で売れるかもしれないから』。『高い値』って、そういう問題なのか?って思うけどね。そんな依頼に『無理なご注文だぜ』と返すしをんさんの言う通り。そもそも直木賞と芥川賞って両方取ることはできないですからね。それにしてもキョーレツ!って感じの方ですね、この社長さん。しをんさんの周りの人ってキョーレツな人ばっかりな気が…する。

    (^^)(--)(^^)(--)ウンウン

    そんでもってこの作品には〈なげやり人生相談〉ってコーナーも用意されているのでありまする。『なげやり』な人生相談って相談したくないよなー。でも、どんな質問なんだろうね。一つ見てみましょ。

    『相談その一 朝、どうしても起きられないんです。どうしたらいいでしょう?』

    う〜ん、う〜ん、なんなんだーこの質問はーという感じですが、しをんさんはこんな風に答えます。

    『朝まで起きていましょう。起きられないのは、寝るからです。ギネスに挑戦する覚悟で、寝ないように心がけてください』。

    ヾ(・_・`;)ォィォィ

    う〜ん、う〜ん、う〜ん、なんなんでしょ、この『なげやり』な答えは。そんなしをんさんはさらにこんな代案も出します。

    『美青年を雇って、優しく起こしてもらうってのはどうだろう』と提案するしをんさん。『さあ、起きて。きみのように清らかで美しい朝だよ…ぼくはもう、麗しいきみの瞳を見たくて辛抱できない…!お願いだ、意地悪しないで目を開けておくれよモナムー』と妄想癖が始まるしをんさん。どうしてこういう飛躍の仕方になっていくんだろうね。やっぱりしをんさんだね、期待通りでごしゃるヨー。

    (((σ゚∇゚))σ イイネ! イイネェ!!

    そんな中、『奥歯に虫歯ができちゃったみたいなの』と、友人Mちゃんにメールをしたしをんさん。『うちの先生はイケメンです!』と返事をもらって『イケメンに口の中を見られるなんて、これ以上の悲劇もそうはあるまい』と思うものの『背に腹はかえられない』と、『歯医者の戸を叩いた』しをんさん。『今日はどうしました?(キラリ)』と聞かれ『あ、まぶしい…』と無言になるしをんさんは、『もう、先生にこの身をすべて委ねます!』と先生の虜に???

    ( ͡° ͜ʖ ͡°)イケメン✧

    『虫歯は絶対、放置しておいて治るということはありません』ときっぱり話す先生は『麻酔をしますね』、『はい、痛いのは最初だけですからね』と治療を始めますが『ちっとも痛くない』、『もう先生にすべてを捧げる』と思うしをんさん。『はい、口をすすいでください』と治療が終わるも口が麻酔でしびれているため『口からダラダラと水をこぼしてしまいます。『「あっ!」と即座にティッシュ』を当ててくれた先生に『初対面のイケメンによだれを拭わせたりして…』と感激するしをんさん。『結論…みんなこの歯医者に行くべし!』と思ったしをんさんはみんなに宣伝しまくります。そんな話に友人のジャイ子は『顔はいいのに腕が悪い、なんて言われたら屈辱だもん。イケメンは何事に対しても人一倍努力すると思うよ』と言われ、『なるほど!かっこよく生まれつくというのも楽じゃないのだな…だからそういう人たちは、ますます輝きを増すのだなあ。納得、納得』と自己完結するしをんさん。でもそれでも『歯医者通いはいやなものなので、私は今後、もっと歯磨きに精を出すことにする』と誓うのでした。

    (-ロ_ロ-)✧φ))ナルホド!!

    エラスギッヽ(・ω・❀)

    …と、いうことで、今年のお正月もかっ飛んだしをんさんをサクッとご紹介できて、さてさてはとっても満足でごじゃるよ。

    おもちどうぞぉ♪ (* ̄◇ ̄)_Ω~

    そうだよー、今はお正月なんだよー。お餅も食べないとねー。読書して、長〜いレビューを書いてる場合じゃないよねー。

    そう♪~♪ d(⌒o⌒)b♪~だよ

    それにしても、しをんさんのエッセイってどれを読んでもキョーレツ!ですよねー。「舟を編む」とか「神去なあなあ日常」とか、そして「光」なんかの超お真面目系小説しか読んだことのない方がこのエッセイの世界を知ったらどう感じるんだろう。反動で”アンチしをん!”になるかも。

    Σ( ̄Д ̄;)ヤバッ

    だって、『私が好きな言葉の一つは、「立って半畳、寝て一畳」だ。自分を清貧だと言ってるわけではなく、それぐらい動かないでいたい、と言いたいのである』と、超大真面目におっしゃるしをんさん。エッセイではそんなしをんさんに出会えるのがやっぱり魅力だよねー。ということで、そんなしをんさんがたまらなく愛おしく感じるさてさてでありまする。

    =͟͟͞͞♡=͟͟͞͞♡ =( '-' ♡ )ラブパンチ

    私はプロフィールにも書いている通り、本棚に個性を持たせたくて、”女性作家さんの小説を読む(きっぱり!)”と宣言してしまっているので、エッセイもほとんど読みませんが、完全に例外なのがしをんさんです。全エッセイの読破を目指して後半戦へと突入中であります。あのお真面目系小説群からは考えられない、しをんさんの素顔が垣間見えるかっ飛んだ!エッセイには、たまらない魅力を感じています。今後もこんなゆるーい感じでエッセイのレビューをさらに過激に書いていきたいと思います!はいっ!

    ( 。•̀_•́。)キリッ

    でもね、こんなにも個性の強すぎるエッセイは、好き嫌いが半端なく出るだろなぁとも感じます。そう、このレビューでこの作品が気になってお買い求めになられたお客様がいらしても、私は一切責任を持ちません!キッパリ!はい、こんなにも人を選ぶエッセイはないというくらいに読む人を選ぶのがしをんさんのエッセイ。そのかわりハマる人には抜け出せない沼のような存在。それがしをんさんのエッセイの世界。

    ♪~( ̄ε ̄;)

    …と調子良く書いてきたんだけどね。そろそろシメに入ろうかなというところなんだけどね。言いたくないんだけどね。それでね、それでね、それでね…最後にモニョモニョと…。実はね、小さい声で書くね、って、う〜ん、書いていいんだろうか。そもそも小さい声で書くってどういう意味やねん!というツッコミは置いておいて、実を言うと、しをんさんのエッセイには”当たり外れ”が結構あってね…、いやそのぉ、だから、ね、そ、そう、そういうことなんですよ。この作品は…ね。そういうことなんですよ。

    ココダケノハナシ(」´⊿`)´-)フムフム

    これ以上言わせないでね。ワカルデショ。そーいうことなんです、この作品は…。

    <(*⌒▽⌒*)< ナイショ

    ということで、今回のレビューも流石に長くなりましたので、これにてお開きにしたいと思います。

    ( ;_;)/~~~ナゴリオシイ...

    いつもさてさての長〜いレビューをお読みいただきありがとうございます!自分で読み返しても一つのレビューを読むのに10分位かかりますからね。このさてさてという怪しい人物は一体何者なんだろうーって、思っちゃいますよね。でもね、答えは簡単。

    ★☆★ さてさてはブクログのレビューに人生を捧げているのです ☆★☆

    (・_・)ヾ('-'*) エライエライ

    そう、さてさては、みなさまの笑顔のために今年もレビューを書いて、書いて、書きまくる所存でございまするー!

    (*・・)”ヾ(‘▽’*)良い子♪良い子♪

    そうだよね。

    ₍˄·͈༝·͈˄₎ฅ˒˒応援してるニャ~!₍˄·͈༝·͈˄₎ฅ˒˒

    ということで、皆様も、これに懲りずに、またのお越しをお待ちしておりま〜す!末長いお付き合いのほどよろしくお願いいたします。

    今年も(ヾ(´・ω・`)ノ よろしく(o´_ _)o)ペコッ

    ではでは!

    まったねぇ~(☆'v`★)ノ゛

    • さてさてさん
      naonaonao16gさん、あけましておめでとうございます。
      こちらこそ、いつもありがとうございます。私、金原さんの作品は全くの未読です...
      naonaonao16gさん、あけましておめでとうございます。
      こちらこそ、いつもありがとうございます。私、金原さんの作品は全くの未読ですが、昨年最後に書かれた「星へ落ちる」のレビューを読ませていただいて、とても印象に残りました。今年チャレンジしたい作家さんとしてメモさせていただきます。naonaonao16gさんのレビューは、辻村さんの「かがみの孤城」のインパクトが圧倒的で、時々レビューを読み返させていただいています。
      今年もよろしくお願いいたします。
      2022/01/01
    • naonaonao16gさん
      さてさてさん

      わたしのシンプルな年始のご挨拶に対して、大変心のこもったお返事をありがとうございます!

      金原さん、かなり好みが分かれる作家...
      さてさてさん

      わたしのシンプルな年始のご挨拶に対して、大変心のこもったお返事をありがとうございます!

      金原さん、かなり好みが分かれる作家さんですが、是非、挑戦してみてください!感想楽しみにしています^^
      レビュー読んでいただいてありがとうございます!

      「かがみの孤城」は、とても印象に残った作品で、本当に多くの方に読んで頂きたいと思うような内容だったんですね。
      自分の仕事のことや、今必死に生きている子どもたちへの思いもあり、かなりあつくなってしまいました…

      読み返してくださっているとのこと、非常に嬉しいです。
      わたしは、さてさてさんはほっこりした作品を選ばれている印象があるのですが、そのさてさてさんが描かれた「光」のレビューが大変印象に残っています。

      今年も是非是非よろしくお願いします!!
      2022/01/01
    • さてさてさん
      naonaonao16gさん、はい、さてさては以前まで決まった作家さんの作品ばかり読んでいましたが、“女性作家さんの小説”という枠内ではあり...
      naonaonao16gさん、はい、さてさては以前まで決まった作家さんの作品ばかり読んでいましたが、“女性作家さんの小説”という枠内ではありますが、拡張モードに入っています。そういう意味では、金原さんも対象ということで作品一覧を先のコメントの後で見てみました。ありがとうございます。
      naonaonao16gさんのレビューは、お書きになられている通り、”あつさ”をいつも感じさせていただいております。私は確かにほっこり系が好みですが、拡張モードで幅を広げてレビューの幅も広げていきたいと思います。
      こちらこそ、本年もどうぞよろしくお願いいたします!
      2022/01/01
  • 私のなかでは『舟を編む』の著者さんであるのが強すぎて、こんなに自由にエッセイを書いていたとは知らなかった。
    自身の家族のことなども面白く書いてあり自然体であることに好感がもてる。
    部屋でだらだらしているのが好きなのは同じだなぁなんて思いながら「漫画」もかなりお好きなようで。
    知らなかった一面を覗けておまけにとても楽しませてもらった一冊だった。
    他のエッセイも読んでみたくなる。

  • 「なげやり」って言葉にひそむ勢いのある脱力感と、経歴詐称の居心地悪さを感じる自称「乙女」。
    この2つの言葉が合体した「乙女なげやり」って、世間体とか気にせずに自然体で生きている姿を感じる。
    そんな「乙女なげやり」な三浦氏の日常を描いた(?)エッセイは、しをんさんの生活を覗き見しているようだ。

    三浦しをんさんのエッセイを読む楽しみの一つに、例えのざん新さがある。
    今回のエッセイでは、子供のキラキラネームに対して「暴走族の落書きみたいな、ものすごい当て字の名前」と言い放っている。
    確かに、この読み方にどの字を充てるかという意味付けをしている思考回路が似ていると感じる。

    家族の話題もよく出てくるが、冷蔵庫の話は「確かに!」と思った。
    「ドアガ アイテイ マス」としゃべる冷蔵庫が"女"だという父。
    理由は、声が女(男ではない)だから。
    そう言われると、我が家のエアコンや給湯器も"女"だ。
    設定で変えられるのかも知れないが、デフォルト設定は"女"の声だ。
    これは日本だから?
    しをんさんも疑問を感じたようだが、私も海外の事情を知りたくなった。
    インターネットで少し調べてみたが詳細は良くわからなかった。
    が、ジェンダーニュートラルなデジタル音声、男女どちらにも聞こえる声もあるようだ。
    日本では最近は好きな声優の声を選べる製品もあるようだが、初期設定をどうするかが国民性を表しているのだろうな。

    しをんさんは漫画愛に溢れているので、いろんな漫画の話題も出てくるのだが、今回は読んでみたいと思った作品があった。
    それは、よしながふみ「愛すべき娘たち」。
    しをんさんが「自信をもって男性にもお勧めできる。」と言うのだから間違いないのだろう。
    読んでみたいが、漫画なので図書館には置いてない。
    購入してまで読みたいわけでもない。
    "試し読み"で30頁まで読めたので残念だがこれで潔く諦めることにする。

    次に「桃色トワイライト」も待っていますので…

    • kuma0504さん
      Kazuさん、
      「愛すべき娘たち」TSUTAYAのレンタルでありました!
      借りてみようと思います。
      Kazuさん、
      「愛すべき娘たち」TSUTAYAのレンタルでありました!
      借りてみようと思います。
      2023/04/26
    • Kazuさん
      kuma0504さん、こんにちは。
      コミックを読む人には、コミックレンタルという手がありましたか。
      レンタルだと1冊165円、大量に借り...
      kuma0504さん、こんにちは。
      コミックを読む人には、コミックレンタルという手がありましたか。
      レンタルだと1冊165円、大量に借りれば1冊100円程度なんですね。
      我が家の近くのTSUTAYAは潰れちゃいました。
      潰れてBOOKOFFになったので、「愛すべき娘たち」探してみようかな。
      値段調べたら330円みたいだけど、在庫がありませんと表示されていた。
      近くの店舗で探しても、ないか。
      2023/04/26
  • まさかの声出して笑うのか?!という瞬間多々。読んでいてとても楽しかった。
    しをんさんの好きな本、漫画、映画が沢山出てきた。そして表紙も、懐かしの松苗あけみさん!この人の漫画も好きだったなあ。

    いや、その中でも『白い巨塔』よ!
    ちょうどこの頃、テレビで唐沢さんバーションが入ってたのね。しをんさん同様、私も毎週続きが気になって結構はまってた。

    山崎豊子さんのドラマ好きなんだよなー。原作読もうかなー。でも全5巻だしなー。長いなー。しをんさんも言ってたけど、この話結構体力削られそうだしなー。気軽に手を出してはいけない気がするんだよなー。

    ...ってこの本の感想が、これでいいのか?!
    (締め方がなぜかしをんさん風に...)

  • 単行本で読んだけれどしをんさんのエッセイを手元に置いて読みたくなったので購入した。妄想だらけのこの内容でエッセイ書けちゃう力が本当に凄すぎる。前に読んだときも「白い巨塔」を読もうと思って未だに読めてないな。少女漫画への愛も溢れている。「愛すべき娘たち」と「アラベスク」はちょっと読んでみたいな。あと、体大事にしてほしい、盛ってるとは思うけど。

  • 「『三浦しをん』というのは、エッセイ担当の『みうら氏』と、小説担当の『をん』からなるユニット名なのだ。うそだ。」

    信じてしまうぐらい別人格。エッセイの勢いがすごい。

  • 再読です。

    次々に読んでも飽きのこないしをんちゃんのエッセイ、包み隠さずに書いている感じが清々しいです。
    家族や友人とのおもしろエピソード、「いかがなものか」と思っていること、たくましい妄想力の賜物…など、どんな内容を書いていても、いい意味で飾らない、生身のしをんちゃんの姿が浮かんでくるのです。
    「そんなことまで書いちゃって…」と思うような赤面エピソードも赤裸々に公開しちゃうところ、大好きです。

    人をおもしろがらせることのできる表現力と豊富な語彙力が、この飾らなさを支えているのだなぁと、改めて感じながら読了。
    哀川翔の自伝が気になって仕方ない。

  • ひとはいつまで乙女を自称しても許されるものなのか。そんな疑問を胸に抱きつつも、「なげやり」にふさわしいのは、やっぱり乙女。熱愛する漫画の世界に耽溺し、ツボをはずさぬ映画を観ては、気の合う友と妄想世界を語り合う。気の合わない母との確執も弟とのバトルも、日常の愉楽。どんな悩みも爽快に忘れられる「人生相談」も収録して、威勢よく脱力できる、痛快ヘタレ日常エッセイ。
    「BOOK」データベース より

    検索しないと分からない人々がツボなしをんさんなので、ちょっと検索してみたりするが、どこがよいのかさっぱり分からないことがたくさんある私である.

    オススメは
    俺の胃、粗悪品。
    夢幻の世界
    仲良きことは美しきかな
    新婚リサーチ
    破滅へ疾走する恋

    こんなところかしら.
    タイトルがなげやりだから、私もなげやりにオススメしてみる.
    あばよ.

  • この人と私。八割方、同じ成分で出来てるかも。共感ってレベルを超えてる。親友と語り合った時のような気分に。

    サーファー系イケメン歯科医に懐柔され、
    漫画を白熱して語り、
    Gacktを観察・分析し、
    マリマンにツッコみ、
    哀川翔を応援し、
    ウィゴとの熱愛を妄想し
    白い巨塔に夢中になり…

    家族もまたいい味出しすぎ。娘に献身的活動が求められる風潮への抗議には納得。妄想癖も突き抜けてて非常に素晴らしいデスネ。

    BLネタにはついていけないけど爆笑でした。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「ウィゴとの熱愛を妄想し」
      読んでる分には、他人事なので笑わせて貰いましたが、、、ご本人が素に戻ったら、何だか悲しくなりそう。。。
      「ウィゴとの熱愛を妄想し」
      読んでる分には、他人事なので笑わせて貰いましたが、、、ご本人が素に戻ったら、何だか悲しくなりそう。。。
      2013/08/06
    • hetarebooksさん
      nyancomaruさん

      しをんさんはご自身を客観視してエッセイを書かれているのでその悲しさも覚悟の上でしょう。。
      nyancomaruさん

      しをんさんはご自身を客観視してエッセイを書かれているのでその悲しさも覚悟の上でしょう。。
      2013/08/13
  • ひとはいつまで乙女を自称しても許されるものなのか。そんな疑問を胸に抱きつつも、「なげやり」にふさわしいのは、やっぱり乙女。熱愛する漫画の世界に耽溺し、ツボをはずさぬ映画を観ては、気の合う友と妄想世界を語り合う。気の合わない母との確執も弟とのバトルも、日常の愉楽。どんな悩みも爽快に忘れられる「人生相談」も収録して、威勢よく脱力できる、痛快ヘタレ日常エッセイ。(表紙裏)

    読んでいて微妙な既視感を覚えるのは、文章や内容が昔懐かしいテキストサイトのノリだからだと思いました。
    後に残るものは何もありませんし作者さんもそう仰っているので、他の既刊も探してみます。

全205件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

1976年東京生まれ。2000年『格闘する者に○』で、デビュー。06年『まほろ駅前多田便利軒』で「直木賞」、12年『舟を編む』で「本屋大賞」、15年『あの家に暮らす四人の女』で「織田作之助賞」、18年『ののはな通信』で「島清恋愛文学賞」19年に「河合隼雄物語賞」、同年『愛なき世界』で「日本植物学会賞特別賞」を受賞する。その他小説に、『風が強く吹いている』『光』『神去なあなあ日常』『きみはポラリス』、エッセイ集に『乙女なげやり』『のっけから失礼します』『好きになってしまいました。』等がある。

三浦しをんの作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
三浦 しをん
三浦しをん
三浦 しをん
万城目 学
万城目 学
三浦 しをん
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×