僕が電通を辞める日に絶対伝えたかった79の仕事の話

著者 :
  • 大和書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784479793847

感想・レビュー・書評

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  • ・どんなに仕事だできていい人でも覚えられていない人というのはそれだけで損だ

    ・人より10倍以上やっていることを作る

    ・キャッチプレーズによって同じものでもいきなり魅力的なものに見えることもある。仕事にキャッチフレーズをつけよう。何でもいいから。

    ・プレゼン、商談、コンペ、なんでも負けてもお客さんから好かれてかってこなくちゃいけない。お客さんは企画や提案と同じくらい人を見ている


    ・会議のメンバを見渡せばわかるがどんな会議でも提案者より批評者のほうが多い

    ・欠点を気にしてそのことばかり改善しようとするとスケールが小さくなりこじんまりした人間になってしまう

    ・アイディアのないものをいくら奇麗に絵にしたって誰も感動してくれない

    ・トラブルはビジネスの教科書

    ・なんらかの障害や無理難題があるのが仕事。だから仕事はお金になるし、やりがいがある。どうやったら解決できるだろうと考える人はその場で一歩前へ出ている。

    ・ディフェンスをどんなに固めてもディフェンスはディフェンスでしかない。点はとれない。

    ・すごいと思った時点でその人のすごさが見えている。あとは盗んで磨いて自分のものにしていく。他人の実力がわかるのも自分の実力のうち。

    ・人生は近くで見ると悲劇だが、遠くでみれば喜劇
    (ヨーロッパのことわざ)

    ・人間の行動範囲はその人のスケールを図る定規

    ・仕事の評価は上司やクライアントとの関係だけで決まっているわけではない。その他の人たちとの関係性や接し方などを周りは見ている

    ・扉は開くまでは壁と同じ

    ・夢は実現する1秒前までは絶望と同じ

    ・遊びも自分のセールスポイントに

    ・プロとアマの差はクオリティの高いものを素早く、毎回作れるかどうか

    ・スケジュールはバランス悪く埋めていく。満遍なくほどほどに忙しいサラリーマンになってはいけない

    ・会議は極力、就業時間内に押し込む。15分単位で考えてもよいくらい

    ・中身はともかくメールはすぐ返信
    丁寧さよりも素早さ

    ・お金がない、時間がない、会社を休めない、そういう背景があるときに無理してやる勉強や遊びにこそ意味がある

    ・仕事がハードだったら週末はそれにまけないくらいハードに遊ぶ(体を休めるより心を休める)

    ・命の保証はない、感動の保証はある

    ・その週のタイトルをつける。何でもよい。
    後から見返すと、こんなことをこのとき考えていたのかということにもなる。

    ・落差のある体験をする衣食住の落差を楽しむ

    ・とりあえず仕事、とりあえず飲み、とりあえず遊びはやめる

    ・いい縁を切らさない(名刺整理の仕方はどのくらいの頻度で連絡しておくべきか)

    ・たくさんの仕事を同時進行させて一つの仕事を別の仕事のレクリエーションにすればよい

    ・メモは汚く、ポイントを押さえて。決して書記になってはいけない

    ・ムードは仕事の第3のパワー
    ムードのいい人、チームはなんか強い

    ・株式会社自分の売り物はなんだ?利益はでてるか?

    ・お金がたまったら銀行ではなく自分の中に預ける

  • 共感できる部分がすごく多かった。
    1分後に死ぬかもしれない。
    その時後悔しないか?これが最も心に残っています。

  • 一番覚えているのが予約は先約を絶対優先って話。

  • 普通

    特にメモるような物もなし

  • 明日から使えるノウハウ、今後の長い人生の中で意識しておくべき事がバランス良く記載されていて、あっという間に読了。
    自分をさらけ出すこと。ガードを下げ、笑いを取り、仕事で失敗しても好かれる人間になる。正直に、素直で、上の人には強く、下の人には謙虚に接する。
    アイデアを常にメモ出来る状態を保つ。
    スケジュールの組み方も工夫する。優先順位は予約順。毎週、毎月キャッチフレーズを付け、メリハリをつける。
    直線よりもジグザグの方が長い線になる。毎日新しいことを。行ったことのないレストランや、通ったことのない道、読んだことのない本や観たことがない映画などに触れる。自分の行動範囲が器の大きさ。

  • 広告業界を生き抜いていくのに必要な処世術を多数掲載。「リピートがなければ批判票」には納得。

  • 電通のことが書いてある本だと思って買ったけど、読んでみたら人生アドバイス本だった。
    クリエイティブな発想、心身のタフさが求められる広告業界ならではの著者の発見が書かれていて面白かった。
    広告業界を知る上でもざっくばらんでためになった。

  • 幸せな人生術を身に着けるためのアクションが1つ1つ読みやすい言葉で書かれている。

    ■常日頃から意識したりやろうと思ったこと
    ・「笑われるよう」にする。ユーモアを持つ。
    ・通勤トレーニングを行う。階段使うようにするだけで、自然と鍛えられる。速く歩く。これも大事。
    ・引き出しを多く持つためにはというと、他人より10倍やっていることをもつこととのこと。僕の場合、ダーツとテニスと仕事かなあ。
    ・とりあえずの飲み会はやめる。目的をもつ。なんかイベントとかあれば面白い。
    ・人間の行動範囲はその人のスケールを図る定規。こんなこと言われちゃったら外行くしかないでしょ!

    ■働き人として
    ・株式会社○男として振る舞う。倒産しないためには、スキルを磨く必要があるし、仕事も引き受けるし、満足してもらう仕事をする必要があるし。
    ・忙しい仕事が来た場合はhappy!!だって周りもそれ知っているから、決め事とか早く決まり、どんどん仕事が進められる。最高の仕事だ!
    ・プロの定義は、アマよりも素早く確実なものをお客様に提供できること。

    ■ネタ
    ・アイデアノートを持つこと。日々気づいたことはメモしないと忘れてしまう。

    広告業界だけでなく、自分の仕事もクリエーティブにしていったら、人生面白くなるんじゃないかって思った。
    土日何かしないなんてもったいない。いろいろ挑戦してみようって気持ちにさせてもらいました。

  • 電通マンというより「サラリーマン転覆隊」の隊長は、仕事に対してどのように考えているのか興味があり読みました。
    「メールはすぐに返信する」「人に会う時間を惜しまない」など、小さな心がけが仕事をスムーズに楽しくするということが分かります。
    仕事も遊びも全力でという気持ちが伝わってくる一冊です。

  • 2013年4月30日初版
    本田亮 著
    ===

    元電通のクリエーターが、キャリアの中で見いだしてきた仕事との向き合い方をまとめた一冊。

    いろいろとハッとさせられる箇所があり、
    こんな風にもっと自分を喜ばせてあげられる泳ぎ方が出来ればと
    思いつつも出来てないなあと、感じました。
    すべてはちょっとした心遣いだったり意識の有無だったり。
    ただそれを、何千日と働いていく中で出来るか否かに、
    行く先の大きな違いが生まれるんでしょうね。

    ・自分の行動範囲を意識的に大きくする。
    ・人の縁は途切れさせない。
    ・落差のある体験は人を面白くする。

    この辺りが個人的な金言でした。

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著者プロフィール

1953年、東京生まれ。1974年に日大芸術学部を卒業後、電通にCMプランナーとして入社。以後、「ピカピカの1年生」など数多くのヒットCMをつくり、国内外の広告賞を200本以上を受賞する。1990年に環境マンガ「エコノザウルス」を立ち上げ、環境啓蒙活動を始める。1997年にアウトドア雑誌「ビーパル」にてカヌーによる冒険旅の連載を始める。2011年にエグゼクティブクリエーティブディレクターとして東日本大震災時のAC広告を多数制作した後に電通を早期退社。以後はフリーランスとして、様々なクリエーティブ制作と講演活動を続けている。

「2020年 『エコかるた―楽しく学べる環境絵本―』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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