僕が電通を辞める日に絶対伝えたかった79の仕事の話

著者 :
  • 大和書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784479793847

感想・レビュー・書評

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  • タイトルがいまどきすぎるが、とても真っ当な仕事・人生論。

    どうせ頭を使うのなら後ではなく、先に使ってしまうこと。
    そして会議では目立つように最初に提案をすること。

    効率を上げるためには、決まる段階でないときにはとんでもない
    考えも含めて提案。時期が迫ると一番やりたくて魅力的な案を出す。

    他にも多数。これは、自分のノートに書いた。

    単なるノウハウだけでなく、仕事に対する熱い思いが
    嫌みなくあふれてくるところ、好感のもてる本です。

  • 帯には「若手必読」なんて文字が踊ってますが、10年選手以上でも学ぶところ多いと思います。
    広告業界はアイディア出しやクライアントとのコミュニケーション、チームでプロジェクトを動かす、など、工夫しなければならないポイントが多いからでしょうか。この本もアイディア豊富で面白かったです。79の話が1話2ページ程度の読み切りで、あっという間に読めるのでお勧めです。
    特に心に残った項目を拾いました。
    3 理論には感情、感情には理論で応えよう
    4 クライアントにもっと笑われよう
    5 仕事にキャッチフレーズをつけよう
    17 みんな「アイデアノート」をもっている
    19 知らないことを評価しない
    24 「伝える」よりもまず「聞く」!
    25 トラブルを笑いのネタにする方法
    27 できそうにない仕事も、たいてい「できる」
    28 時間がなくて予算がない仕事(注:は実はチャンス)
    30 仕事は「あっさり」断ってはいけない
    32 2度目がなかったら、反省する
    43 どんなときも、他人は見ている
    50 自分が聞かれたことは、自分の口で返す
    64 できる営業マンはボールペンを2本持つ
    65 毎週、タイトルをつける
    67 やりたいことは、まわりに宣言する
    76 ムードのいい人間になる
    77 部下に報告できる人
    78 「そういう人なんだ」と思われるまで続ける

  • 電通のクリエイティブディレクタだった人の仕事の仕方の話。広告に携わる人は直接関係のある話、そうだなという話、が多く自分の体験と照らし合わせながら読める。また、広告が生業でない人でも、その仕事にむかうポリシーなどは参考になるかも。

  • 心構え、みたいな

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著者プロフィール

1953年、東京生まれ。1974年に日大芸術学部を卒業後、電通にCMプランナーとして入社。以後、「ピカピカの1年生」など数多くのヒットCMをつくり、国内外の広告賞を200本以上を受賞する。1990年に環境マンガ「エコノザウルス」を立ち上げ、環境啓蒙活動を始める。1997年にアウトドア雑誌「ビーパル」にてカヌーによる冒険旅の連載を始める。2011年にエグゼクティブクリエーティブディレクターとして東日本大震災時のAC広告を多数制作した後に電通を早期退社。以後はフリーランスとして、様々なクリエーティブ制作と講演活動を続けている。

「2020年 『エコかるた―楽しく学べる環境絵本―』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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