貧乏お嬢さま、イタリアへ (コージーブックス)

  • 原書房
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (416ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784562060962

作品紹介・あらすじ

ジョージーはイタリアへ渡り、そこで王妃さまから与えられた任務をさっさと果たして、出産間際の親友のもとへ駆けつける……はずだった。ところが、各国の要人が集まる大豪邸で殺人事件に巻きこまれ、足止めされてしまい……!?

感想・レビュー・書評

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  • 好調の貧乏お嬢さまシリーズ、11作目。
    「貧乏お嬢さま、駆け落ちする」と、「貧乏お嬢さまの結婚前夜」の間の作品になります。
    そう、そう簡単には結婚までたどり着かないのだ?(笑)

    公爵令嬢だけど、親が破産して財産がないジョージーはあれこれ苦労していますが、気さくで親切。美人ではないけど、すらっとしています。
    ひそかな恋人ダーシーと晴れて婚約、結婚準備に入ったジョージー。
    甘いひとときもつかの間、ダーシーは例によって何だかわからない任務で旅立ちます。
    王妃の依頼で、ジョージーはイタリアへ行くことになりました。
    イタリアの大豪邸で、各国の要人が集まるパーティーが開かれるのです。

    ちょうどその近辺には、ジョージーの親友ベリンダが滞在中。
    身重のベリンダを案じるジョージーは行ったり来たり。
    そこへ事件が起き…?!
    時代ははやくも第二次世界大戦前夜。
    皇太子はシンプソン夫人と交際しているし、ジョージーの母親はドイツ人の愛人と遂に結婚しそう。
    え、この時代に?
    さて、どうなりますか。
    好感の持てるキャラクター、時代色と事件の構成のほどがよくて、ユーモラス。
    楽しみなシリーズです☆

  • 主人公の性格がいいせいか、読みやすい。しかし、舞台はだんだんときな臭くなっている。

  • いく先々で殺人事件に遭遇しながらでも、着々と結婚には近付いていますね。

  • 体調の悪い親友のためにイタリアに向かうジョージ―。王妃にまたしても依頼された案件のため、異国でハウスパーティーに参加するが、またしても事件が。コージーものの中でも、このシリーズは特に面白い。ジョージ―がかたくるしい王族の世界のルールを最低限守りつつも、自分のやりたいことを精一杯やっている姿が魅力的で、痛快なところが好きなんだと思う。今回は特に親友ベリンダの困ったところをどうしても助けようとするジョージ―が愛しくてたまらん。なんでこんな子をあの母親は……ぶつぶつ。ちゃんと結婚式させたりなー!

  • ダーシーと婚約し、結婚式の計画を立てるジョージー。
    しかし、ダーシーは再び任務でどこかへ旅立ってしまう。
    ジョージーは王妃から任務を与えられ、イタリアでハウスパーティーに参加しますが、殺人事件に巻き込まれてしまい…。

    ゆっくり、でも着実に結婚へと向かっていますね。
    ジョージー、デイヴィッド王子、母クレア、おじいちゃんも。
    それぞれどうなるのか、次も楽しみ。

  • 貧乏お嬢さまシリーズの11巻目。今回も面白かった。舞台はイタリア、第二次世界大戦前の歴史上の出来事が背景にからんでいて、その時代の人物描写など、そういう面でも興味深いし、ミステリーとしても、ハラハラドキドキ、一気読みしてしまう面白さ。ファッションや食事のくだりも読んで楽しい。ダーシーとの仲はあまり進展しなかったけど、次作は結婚式とか。楽しみだ。

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