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「婚活」時代 (ディスカヴァー携書)
- 山田昌弘
- ディスカヴァー・トゥエンティワン / 2008年2月29日発売
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とても読み進めやすくオススメです。
自分の性の方からの視点は「よ~く分かる!」って感じだけど、
異性側は実感が湧きづらくて勉強に?なりましたー
2010年3月24日
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Invitation
- 江國香織
- 文藝春秋 / 2010年1月12日発売
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ちょっと怖い、
その怖さがそれぞれの作者で異なる上質さを持っていて楽しかった。
2010年3月3日
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雪だるまの雪子ちゃん
- 江國香織
- 偕成社 / 2009年9月1日発売
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寒い季節が苦手な体が、
この本を読んでいたら、体の内側に太陽を持つような、
そんな一冊でした。
エクニさんの作品の中で「きらきらひかる」以来くらい
心に響きました。
2010年2月6日
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この世でいちばん大事な「カネ」の話 (よりみちパン!セ)
- 西原理恵子
- 理論社 / 2008年12月11日発売
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読んで良かった!
もっと若い時に出会いたくもあった!!
2010年1月30日
今年の夏は祇園に行きたい。久しぶりに祭りを味わいたい。
2010年1月18日
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猫の水につかるカエル
- 川崎徹
- 講談社 / 2009年10月27日発売
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父親、母親、自分、猫、、
病や死と向き合う気持ちの綴られ方が好きでした。
2010年1月9日
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感じない男 (ちくま新書)
- 森岡正博
- 筑摩書房 / 2005年2月8日発売
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医学部を目指していた高校時代、塾の先生から薦められた森岡さんの著作。
当時は生命倫理、脳死、、そうゆう観点から触れて言った森岡さんの考え方や思想。
10年以上経って、「草食男子」で流行ったときビックリした。彼は今どんな仕事、研究をしているんだろう?どこに行ってしまったんだろう?と。
でも、この本を読むと、
彼があるテーマに取り組む姿勢や考えていく過程が、変わらずそこにある。
とても平明な、時に強烈な言葉でつづられていながら、自分の内側に誠実であることを出発点、立脚点にしているからか、シッカリと伝わってくるものがある。
どんな風に受け取られてしまうか、とても際どい、多くの人の意識や無意識にタブーとして埋め込まれているような内容をこうして表現してくること、訴えかけ扱っていること。
とても薦めたい一冊になった。
2009年12月27日
やっぱり面白い!角田光代さん!
自分の中で恥ずかしくて言語化したり、しっかり意識するのが怖いような、ちっぽけな自分、仕様もない自分、でも消すことの出来ない感情とか思いを、
シッカリと、登場人物の個性として書いていて、
なんだか読んでいて安心してくる。
平明で、でもちっとも退屈でない。物語として面白い。
自分の中のドロドロとした暗い部分ともシッカリと向き合っている人なのだろうなー。
川上弘美さんとともに、ずっと読み続けていきたい女性作家。
2009年12月17日
とてもとても良かったです。
涙が出ます。
是非!オススメ!
自分もまた、繰り返し、ジックリ読みたい。
文庫版を買っておこうと思います。
2009年12月17日
おもしろーい!
からスイスイと読み進むけど、大切なものが詰まっているのを取りこぼしてないかチョッと勿体無い気分になりました。
読む前からイイ時間をくれると分かる安心感が時々欲しくなる。
いつしか、、自分にとって大切な作家の一人になっています。
2009年12月4日
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喋る馬(柴田元幸翻訳叢書|バーナード・マラマッド) (SWITCH LIBRARY 柴田元幸翻訳叢書)
- バーナード・マラマッド
- スイッチパブリッシング / 2009年9月30日発売
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面白かったです。
初めて読む作家でした。
短編集だけど、どの作品にも共通する雰囲気やテーマが含まれている気がしました。
でも厭ない。
暗いと言えば暗い。
密やかなユーモアや倦怠、熱い気持ちやどうしようもなさ、人として生きる時に湧いてくる、付き合わざるを得ない感情や葛藤が地味ながらシッカリと、描かれていると思いました。
2009年11月29日
とても良かったです!
これからもこの人の生み出すものに心を留めていたいです。
26歳の女性が書いているなんて!!
2009年11月29日
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ちくま日本文学002 芥川龍之介 (ちくま文庫)
- 芥川龍之介
- 筑摩書房 / 2007年11月20日発売
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久しぶりの芥川作品、
どの話の主人公にも、自分の内面の一部が重ね合わせて感じられる。
やっぱりとても良かったです。
いい本でした。
2009年11月25日
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トーベ=ヤンソン全集〈4〉ムーミン谷の冬 (1977年)
- トーベ・ヤンソン
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こちらも。
「クリスマス」と平行していま、手元に置いておきたい。
けっして楽しいキモチなだけじゃないムーミントロール。
不安になったり誰かを疎ましく思ったり怒ったり嫉妬したり。。
でも温かい相手へのキモチ。
ムーミントロールが近くに感じられる一冊でした!!
2009年11月25日
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帰ってから、お腹がすいてもいいようにと思ったのだ。 (文春文庫 た 71-1)
- 高山なおみ
- 文藝春秋 / 2009年4月10日発売
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以前、一度読んだことがある一冊。
読んでいる間に頭の中がグラグラしてきて、うまく自分の中に入ってこなくなる。字面だけ追うようになってしまう。
なんとも言えないそんな印象だったので、
しばらく開いた今、ポツポツと。再読してみています。
そして読み返すごとに、自分に近付いてくる、でもやっぱり遠い一冊。
そばに置いておき続けたい、なんとなく気になり続ける一冊です。
2009年11月24日
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ムーミン谷のクリスマスもみの木
- トーベ・ヤンソン
- 講談社 / 1993年12月1日発売
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11月のがとても良かったので。
静かに、でも温かく、自分に寄り添ってくれそうな一冊を常にそばに置いておきたいキモチに、このシリーズは応えてくれそう。
2009年11月20日
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ムーミン谷の十一月 (講談社文庫)
- トーベ・ヤンソン
- 講談社 / 1980年10月13日発売
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来たるべき季節に向けて。
こうやって文章で出会うのは初めてなんだと思います。
すごく良かったです。
いつのまにかこの世界へ連れて行ってくれて、
でもいつでも自分の世界にも戻っていける、
強い魅力に溢れていながら、コチラを手放す力も持っている、
小説ではなく童話なんだということが、読みながら体感できました。
ほかの作品にも折にふれ接していきたいと思いました。
2009年11月15日
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夜想曲集:音楽と夕暮れをめぐる五つの物語
- カズオ・イシグロ
- 早川書房 / 2009年6月10日発売
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以前、「わたしを離さないで」を英語版で読みました。今回は和訳版を読みます。
ワタシが心から慕う友人が以前薦めてくれた作家です。楽しみに丁寧に、読みます。
すごく良かったです。
この作家のベースは日本ではないな、というのが文章からしっかりと感じられました。
どの短編も登場人物の背景や関係性に曖昧さや不気味さを感じる。
その漠然とした感じこそが人間の在り方そのもののように感じられました。
全体に薄暗い雰囲気があってでも確かな手ごたえがある小説でした。
2009年11月13日
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サマータイム (新潮文庫)
- 佐藤多佳子
- 新潮社 / 2003年8月28日発売
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とても良かったです!!
全部読んだあと、どのページをフッと開いて読み返してみても、
全然陳腐じゃなくて、何度でも届く、響く、
そんな一冊でした。
シンプルなキモチ。
だけど、
キモチの襞の奥の方にありがちな感情。
そんな大事な部分が少ない言葉と時間で、
とても豊かに表現されていると思います。
2009年11月10日
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邪魔(下) (講談社文庫)
- 奥田英朗
- 講談社 / 2004年3月15日発売
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こうやって読み進んでくると、
この人独特の物語の勧め方、作り方のようなものを思い出してきました。
とても平凡な内容を描いているようでいて面白い。
平凡の味わいみたいなものを感じます。
2009年11月7日
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邪魔(上) (講談社文庫)
- 奥田英朗
- 講談社 / 2004年3月15日発売
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伊良部シリーズが好きなので。
読み続けてたら段々引き込まれてきました!
下巻へつづく。。
2009年11月5日
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太陽の塔 (新潮文庫)
- 森見登美彦
- 新潮社 / 2006年6月1日発売
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大学時代の自分、
というより。
大学時代に自分の周囲を取り巻いていた
男子たち、ゆるく悩ましくヤッパリ気楽な大学生活を送る仲間たち、
を思い出す。
「太陽の塔」の扱われ方が好きでした☆
2009年10月30日
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1Q84 BOOK 2
- 村上春樹
- 新潮社 / 2009年5月29日発売
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そしてBOOK2も読み終わってしまった。
どうして小説の世界の話なのに、
こんなにも臨場感を伴ってドキドキするんだろうか?
村上さんの作品はいつも、小説の世界がコチラにやってきたような、自分がソッチに遠く行ってしまったようなキモチになる。
その構造がそのままこの小説になってるみたいに感じる。
2009年10月26日
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風に舞いあがるビニールシート (文春文庫 も 20-3)
- 森絵都
- 文藝春秋 / 2009年4月10日発売
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とある友人が、
「直木賞作品を読破する」というアプローチで本を選択していたのを思い出
して手にとりました。
設定はどれもそんなに込み入っていない。短編集だし。
でも、
人それぞれの大切に思っているもの、
人それぞれが自分以外の誰かを想う、その想い方、
そうゆうものが伝わってくる作品たちでした。
表題作と仏像が出てくる話が好きです。
2009年10月25日