書簡集、の形式をとった恋に完膚なきまで焦がれて空回りする男を描いた小説。抱腹絶倒。電車内でクスクス読んでるとまるでアヤシイひとにおもわれてしまいそうで、読むのに苦労した。

2015年1月10日

読書状況 読み終わった [2015年1月10日]
カテゴリ 小説

柳生一族の連也斎、友矩、宗冬、十兵衛、新次郎、五郎右衛門の壮絶な剣生を爽快に描いた短編集。新次郎の編が最も数奇でドラマチック。

2015年1月3日

読書状況 読み終わった [2015年1月3日]
カテゴリ 時代小説

これまで読んだ、『夜は短し歩けよ乙女』、『有頂天家族』と異なり静かな物哀しさを持った作品。それでもやはり目眩く森見世界。映像化して欲しい。クールジャパンとはこういうことではなかろうか?

2014年12月20日

読書状況 読み終わった [2014年12月20日]
カテゴリ 小説

展開もストレートアヘッドで、ドンデン返しもそういう意味ではストレートアヘッド。
この作家、正直文体は全く好みでは無いんですが、そのストレートアヘッドなストーリーに何故か惹きつけられて、これで3作目。
この話、ストーリー経過は3作中一番好きでした。ストーリー結果は3作中最も読みたく無いものでした。哀しい。

2014年11月18日

読書状況 読み終わった [2014年11月18日]
カテゴリ 小説

京の都に巣食う狸の家族の大団欒ならぬ大団円。痛快無比。面白きことは良きことなり!まことに阿呆の血のしからしむるところだ。

2014年11月15日

読書状況 読み終わった [2014年11月15日]
カテゴリ 小説

青森弁が読んでて心地よかった。読みづらいんだけど、心地よかった。

2014年11月18日

読書状況 読み終わった [2014年11月18日]
カテゴリ 小説

アラフォーには甘酸っぱ過ぎて、毒(笑)。遥か昔の自分はこのような行動はとらなかったけど、そのような事は感じてた。「一歩前へ」出れてたら違う青春があったのかもしれない。良い方にも悪い方にも。
文体に最初は馴染めなかったが、最後まで読んで良かった。

2014年11月1日

読書状況 読み終わった [2014年11月1日]
カテゴリ 小説

目眩く言葉の渦!一行毎に絢爛な幻視が瞼裏に浮かぶオモチロイ読書体験が出来ました。

2014年10月27日

読書状況 読み終わった [2014年10月27日]
カテゴリ 小説

子供が成長していくことの、喜びと寂しさが丁寧に描かれている。家族と時を過す、というのはこういうことだな、と。
相変わらず、一話一話心を震わされる。

2014年7月7日

読書状況 読み終わった [2014年7月7日]
カテゴリ 時代小説

相変わらず痛快で面白かった。

2014年3月23日

読書状況 読み終わった [2014年3月23日]
カテゴリ 小説

空前絶後の大帝国を築いたカァン達の話。クビライが大カァンの座を確立するまでの話。なかなか面白い。下巻も楽しみ。

2014年5月2日

読書状況 読み終わった [2014年5月2日]

活字本でこれ程までに笑うとは!いや笑っちゃいけない。本人達は至って真面目(?)なんだから...。
それにしてもありとあらゆることがやり尽くされてると思うような歴史深い野球の常識もまだまだメスを入れる余地があるんだなぁ、と非常に感心&タメになりました。

2014年1月25日

読書状況 読み終わった [2014年1月25日]
カテゴリ 科学・専門書

寛永年間(家光の時代)、放蕩が祟って勘当された若旦那が仲間たちと繰り広げるドタバタ時代劇。予想外に面白かった。言葉づかいが多少気になるところもあって興ざめるかと思いきや、立ったキャラ達のおかげでエンタテインメントの世界に引き込まれました。

2014年4月26日

読書状況 読み終わった [2014年4月26日]
カテゴリ 時代小説

安部公房の戯曲。
表題作、冒頭の『友達』は、とっても苦手な話でした。
ずけずけと知らない人に立ち入れられるっての、物凄く神経に障るんです。
結局萎えたまま読了。。。

2014年1月4日

読書状況 読み終わった [2014年1月4日]
カテゴリ 戯曲

冒頭の二章(「赤門の落ちこぼれ」,「若き日の誇り」)で“銀縁くん”を中心とした野球小説の渦にぐぐっと引き込まれたけど、その緊張感が続かなかった。野球小説というより野球を中心付近に据えた青春小説にしたかったのかもしれないが、作者の意図と自分が求めてるものが違ったみたい。

ともあれ、大学時代に六大学野球を観戦しておけば良かったという後悔を惹き起こした、事も添えておきます。

2013年12月26日

読書状況 読み終わった [2013年12月26日]
カテゴリ 小説

設定も展開もマンガだけど世界にぐいぐいと引きずり込まれた。素晴らしすぎる読中・読後感。涙腺全開でした。もうこれからは箱根駅伝を正視できないヨ...。

2013年12月7日

読書状況 読み終わった [2013年12月7日]
カテゴリ 小説

あるメガバンクの一支店を舞台としたミステリ。一話完結の連作のような体をなしているが、全部繋がっている。非常に良く練られたお話し。次の展開が気になりすぎて朝晩の通勤電車内が待ち遠し過ぎました。

2013年12月2日

読書状況 読み終わった [2013年12月2日]
カテゴリ 小説

ある意味、「映像化の難しい」作品(笑)。ちょっと子供には読ませられないね、これは。娯楽作としては面白かったです。

2013年9月22日

読書状況 読み終わった [2013年9月22日]
カテゴリ 時代小説

短編集。冒頭の『嫁取り二代記』が好き。この人のヒューマンコメディは素朴で最高。クスクスと笑ってしまう。 

2013年8月30日

読書状況 読み終わった [2013年8月30日]

もう少し緊迫感が欲しかった。

2014年6月30日

読書状況 読み終わった [2014年6月30日]

科学なのに。
純文系人間としては、理系の世界が我々には不可触な聖域/理想郷のように思われて、さぞかし理路整然と静謐に世界が回ってるんだろうなぁ、と半ば敬遠してました。食わず嫌い。
それを打ち破らせてくれました。
成果としての科学は理路整然としてるかもしれない。けどそれに取り組むのは人間であって、人間が絡むからには科学ではどうにもならない要素が入ってしまう。それが愉しい。
科学なのに、思いこみがある。
科学なのに、勘違いがある。
科学なのに、いがみあいがある。
科学なのに、ロマンがある。

2013年9月10日

読書状況 読み終わった [2013年9月10日]
カテゴリ 科学・専門書

短編集。『奇縁無双』をクスクスと笑いながら読んだ。馬を乗り回し見合い相手達を得意の刀で打ち据える女武芸者が、しおしおと文字通り心身ともに組み敷かれていく「じゃじゃ馬ならし」は昔から男子諸君の心踊らすテーマだったのだろう。
まあ要するに「ツンデレ萌え」です。違うか?

2013年8月4日

読書状況 読み終わった [2013年8月4日]
カテゴリ 時代小説

幕府の目を巧妙に掻い潜り不正を行う公家に『公儀隠密』として輿入れした利津の物語。時代エンターテイメント創作?然に非ず。史実を元にした時代小説。ミステリ性の高さもさることんながら利津の心模様を色情豊かに描き切った素晴らしい作品。想いの強い主人公が己を突き通す物語って本当に素晴らしい。

2013年8月7日

読書状況 読み終わった [2013年8月7日]
カテゴリ 時代小説

多田と行天の便利屋コンビ健在。直木賞受賞作の続編、というか脇役たちをそれぞれメインプレーヤーにした短編集。個人的には常連客の岡夫人の話が気に入りました。静かな観察。

2013年7月24日

読書状況 読み終わった [2013年7月24日]
カテゴリ 小説
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