- エンプティー・チェア 下 (文春文庫 テ 11-10)
- ジェフリー・ディーヴァー
- 文藝春秋 / 2006年11月10日発売
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いやーーー、後半は「これでもか、これでもか---!!」ってくらいにいろいろ出てきた。一気読み。
ほんとに、スズメバチの多い小さな町だわ。
リンカーン シリーズ、何年ぶりか思い出せないほどご無沙汰だったけど、こんなに面白かったっけ。
第4弾は、間を開けずに来月くらいに読んでみよー。
2019年11月27日
- エンプティー・チェア 上 (文春文庫 テ 11-9)
- ジェフリー・ディーヴァー
- 文藝春秋 / 2006年11月10日発売
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ずーっと本棚にあって、やっとリンカーン ライムの第3弾読んだ。
えーーー、このシリーズ、こんなに面白かったっけ? って再発見!
相変わらず、リンカーンのいばりくさった感じと、興味をそそる事件の持っていき方がいいねー。
下巻が楽しみだ!!
2019年11月27日
- 芙蓉屋敷の秘密 (角川文庫 緑 304-58)
- 横溝正史
- KADOKAWA / 1978年9月1日発売
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何年も積読してあったけど、やっと読みました。
短編集でしたが、どれも似たり寄ったりで、続いて読むと話がごちゃまぜになってしまいました。
いつもの横溝風な妖艶さとか怖さとかなくて、普通なミステリーって感じ。悪くはないけど、ちょっと残念。。。
2019年6月29日
- グラーグ57〈下〉 (新潮文庫)
- トム・ロブスミス
- 新潮社 / 2009年8月28日発売
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展開が早くて一気に読めた。
でみ、もうちょっと大仕掛けな圧倒されるがあるかなーと期待したけど、でも、最後はキレイに終わって良かった。
2019年1月6日
- グラーグ57〈上〉 (新潮文庫)
- トム・ロブスミス
- 新潮社 / 2009年8月28日発売
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前作ほどのテンポと圧巻はないけど、話の展開が面白くってスイスイ読めた。
上巻の終わり方は興味をそそるなー。
下巻が楽しみだー!
早速読も。
2018年12月21日
- 龍は眠る (新潮文庫)
- 宮部みゆき
- 新潮社 / 1995年1月30日発売
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最初、あらすじ軽く読んだとき、
「えー、サイキック? 人の心が読めるぅ? なんか宮部さんの本らしくないなー。」
とあまり気がすすまないけど、ずーと積読にあったので読み始めました。
予想に反して面白かったです。
上手くミステリーと絡ませてる。
真犯人は、やっぱり予想してた通り。ってか、それしかいないだろー。ってな簡単なミステリーだった。
でも、特殊な能力をもつ当事者たちの心の葛藤や苦しさを上手に表現してて、読ませてくれる。
これだから、シンプルなミステリーでも読み応えのある小説になるんだな。
さすが、宮部さんだ。
2018年6月9日
- 恐ろしき四月馬鹿 (角川文庫 緑 304-46)
- 横溝正史
- KADOKAWA / 1977年3月1日発売
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今週末はエイプリルフールってことでなんとなく読んでみた。
うーん。。なんだか微妙。。。。
怖いっていうより、ちょっと笑ってしまうような感じ。
読み終わった後、『ちゃんちゃん
2018年3月31日
- 山魔の如き嗤うもの (講談社文庫)
- 三津田信三
- 講談社 / 2011年5月13日発売
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ホラーシーンは、久々にゾゾーっと怖かったです。
こういう田舎物のホラーミステリーって、横溝正史っぽくって好きです。
でも、最後の種明かし、「これでもかーーー!!」ってほどに、真犯人説ツイストして引っ張る引っ張るぅー。
最初から、ズバっと指摘出来ないものかなー。って思うけど、これが彼のスタイルだからしょーがないんだけど。。。
でも楽しく読めましたー。
2018年3月2日
- 塙侯爵一家 (1978年) (角川文庫)
- -
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金田一シリーズでも由利シリーズでもないミステリー。
よくあるミステリーで、どんでん返しがあるわけでもなく、ちょっと期待外れでしたー。
普通に面白かったです。
2017年12月1日
- フラニーとズーイ (新潮文庫)
- サリンジャー
- 新潮社 / 2014年2月28日発売
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宗教書にハマっちゃったフラニーを、ズーイが救うとしてるのはわかるんだけど、頭が弱い私には、その要点っていうかポイントがいまいち分からなかった。
ってか、ズーイ喋りすぎ。
2017年10月14日
- パラドックス13 (講談社文庫)
- 東野圭吾
- 講談社 / 2014年5月15日発売
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3.5星ってとこかな。
読みやすかったんだけど、長編のわりに少し盛り上がりに欠ける気がした。
人々の心理状態の変化がメインに書かれてる感じ。
最初、誠哉のリーダーさに惚れ惚れいたけど、読んでいくうちに鬱陶しく感じてきた。
誠哉よりも河瀬や冬樹の方が好感もてたし共感できた。
それよりも、私が読んでて一番疑問に思ったのは、13時13分13秒っていう時点で死んだタイミングの人たちは、この世の中たくさんいると思うのに、何でその地域だけの13人だけが残されたのか。
ってこと。
まぁ、ストーリーとして面白い題材だったので、3.5星ってとこかな。
2017年9月19日
- ティファニーで朝食を (新潮文庫)
- トルーマン・カポーティ
- 新潮社 / 2008年11月27日発売
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映画は観た事あるけど、原作は初めて。
全然違うとは知ってたけど、私は映画も小説も両方好き。
映画のホリーはオードリー•ヘップバーンにハマってたけど、小説のホリーはまた違うタイプで想像が膨らみました。
他に3編の短編も入ってるけど、
どれもカポーティの新境地って感じで、読んでて心が和んだ。
特に、『ダイヤモンドのギター』に出てくるミスター シェーファーの存在感に圧倒された。
翻訳が村上春樹氏なので、たまに村上春樹の本を読んでるような錯覚におちいった。
2017年4月20日
- 黒革の手帖(下) (新潮文庫)
- 松本清張
- 新潮社 / 1983年1月27日発売
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元子がこう落ちぶれていくのを、容易く想像出来る話の展開ではあるけど、最後の最後になんかホラーっぽく終わって怖かった。
2017年4月5日
- 黒革の手帖(上) (新潮文庫)
- 松本清張
- 新潮社 / 1983年1月27日発売
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久しぶりに松本清張読んだけど、やっぱり面白いなぁー。
お金にたかる人間たちに、さらにたかって行く元子の頭の良さがスゴい!
悪いことをしてるのに、次はどうやってお金を毟り取るのか楽しみで、一気に読める。
下巻がどういう展開になるのか、すっごく楽しみだ。
2017年4月3日
- 小暮写眞館 (書き下ろし100冊)
- 宮部みゆき
- 講談社 / 2010年5月14日発売
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ほのぼのした表紙を見て、宮部さんの小説っぽくないなー。と思い読んでみたら、ほんと正に表紙のような話でした。
700ページだけどスイスイ読める。
ミステリーがかったドラマの話に、ほんと魅力的な登場人物の設定で一気に一章読めた。
ただ、いつもの宮部さんの小説っぽい本格推理小説ではなく、ちょっとその単調さに、1章読み終わったら数日休憩したくなった。
でも、最後の章は良かったなぁ。
読み終わった後、とってもあたたかい気持ちになった。
この章で体全身を包んでもらって、あたたかく幸せな気持ちにさせてもらった感じ。
ほのぼのさの中にも、宮部さんが書いて伝えたかったことが伝わってきて、心に響いた。
2017年3月24日
- 悪人(下) (朝日文庫 よ 16-2)
- 吉田修一
- 朝日新聞出版 / 2009年11月6日発売
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うーーーん。微妙。。。。
ストーリーはすごいいいのに、なんか文体が薄いっていうか、ただ話を追って書いてるだけにしか読めなかった。
もっと、どんな状況と立場でどんなことを思って感じ、それぞれのキャラがどんな苦悩を乗り越えていくのか、もっと深く書いてもらいたかった。
それぞれのキャラが瀬戸際に立たされてるのに、もっといろんなことをその時その時感じてたはずなのに、表面だけさらっと流された感じがした。
こういうストーリーなら、きっと宮部みゆきさんならもっと大スケールに書いて重厚なものになったのになー。と思っちゃう。
2017年2月22日
- 悪人(上) (朝日文庫 よ 16-1)
- 吉田修一
- 朝日新聞出版 / 2009年11月6日発売
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うーーん。
読み始めておもったのは、この保険の外交員たちのキャラの低さにうんざりした。
特に殺されちゃった佳乃のキャラ。いやーな性格。
読んでてかなりウンザリしたし、イマイチ話の緊張感が感じられず、途中読むのやめようか迷ったんだけど、とりあえず上巻読み終えた。
なんとなく「面白くなっていくのかなかー」みたいな終わり方だったので、下巻に期待したい。
2017年2月16日
- 遮断地区 (創元推理文庫)
- ミネット・ウォルターズ
- 東京創元社 / 2013年2月28日発売
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すっごく面白かった!
さすが、英国ミステリーの女王の小説だわー。
ストーリーも構成、スピード感、キャラクターの設定など上手く組み立てられてて、読むのを飽きさせない。
翻訳も上手く訳されて読みやすかった。
みんなそれぞれが、良けれとやったことが裏目にでて酷いことになったなぁーと。
そんな中、やっぱり秀でていたのはジミー。
かっこいーーー!
ジミーとアイリーンの最後のシーンは、こういう話の中で唯一心の温かくなるシーンで、読んでよかったなぁと思わせくれた。
2017年2月6日
- ロスノフスキ家の娘 下 (新潮文庫 ア 5-6)
- ジェフリー・アーチャー
- 新潮社 / 1983年2月1日発売
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『ケインとアベル』ほど、心に響く話ではなかったけど、
話の展開が早く政治色の濃い下巻でも、スイスイ読めた。
まるで、トランプとヒラリーの大統領選と、ついこの間あったトランプの大統領就任式を彷彿とさせる話をグッドタイミングで読んだ。
下院選と上院選では、自らの知恵と努力で当選出来たフロレンティナなのに、大統領選では最後まで戦わずパーキンの条件をのみ副大統領に、パーキンが死んで大統領にと、なんかトーンダウンしてきた感じがすっごく残念。
私としては、フロレンティナのパワフルな勢いで彼女自身の手でのし上がってもらいたかった。
パーキンが最後、また1期大統領をするべく出馬宣言したときは、「なに、このオヤジ! 気に食わん!!」と思ったけど、
実はパーキンは自分が長くないことを知って、本当はフロレンティナに大統領の職を継いでもらいたいのに、ラルフ•ブルックスとの秘密の約束かなんかあって彼を立てるために(?)一応そう言ったのではないかなー。なんて最後読み終わった後に思ったんだけど、違うかなぁ~?
そんな奴じゃないかなー。
私としては上巻の方が面白かったけど、
上巻下巻のトータルでは星3つ半。
2017年1月24日
- ロスノフスキ家の娘 上 (新潮文庫 ア 5-5)
- ジェフリー・アーチャー
- 新潮社 / 1983年2月1日発売
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『ケインとアベル』は私のお気に入りの本で、この第二弾の上巻もすごいスピード感で一気読みさせてもらった。
『ケインとアベル』と重複してるこの上巻だったけど、
あの背景にはこんなことがあったのか、とか
ああ、こんなこともあったよなー。
って、第二弾ではあるけど、二つの小説『ケインとアベル』と『ロスノフスキ家の娘』を同時に楽しめた感じ。
いやー、でもここに登場してくる人物はみんな頭がよ過ぎて、ほんと別世界。
フロレンティナもリチャードも、アベルと同じ無一文からビジネスを成功させた野心家なのは頭が下がる。
次から次にいろんなことが起こるので、ほんと読んでて楽しかったけど、やっぱり『ケインとアベル』と比べてしまうと、なんて言うか壮絶なドラマの度合いが違うなぁー。と思ってしまう。
下巻はどうなっていくか楽しみだ。
2017年1月6日
- 私が彼を殺した (講談社文庫)
- 東野圭吾
- 講談社 / 2002年3月15日発売
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なんなのーーーー、この終わり方は!!
最後に爆弾落としておいて、犯人を誰か言わないなんて。
その爆弾の中に、すっごいヒントが隠されてるのに、私の思考はそこまで考えられず、読み終わった後、ネットで犯人は誰か検索してしまった。
で、なーーーるほどな。と。
こういう読者に考えさせる終わらせ方は初めてだったのであせったけど、これは究極のミステリーなエンディングだなぁーと感心してしまった。
ストーリー自体は大掛かりなものでないけど、サクっと読めて驚かせてくれました。
2016年12月22日
- 羊たちの沈黙(下) (新潮文庫)
- トマス・ハリス
- 新潮社 / 2012年1月28日発売
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読み終わってしまったー。
ホラーでありミステリーでもあるのに、なに、この読後感の清々しさは!
下巻ではレクター博士の出番は上巻ほどなかったけど、見せてくれるー。
頭がよすぎて残酷極まりないキャラはすごいねー。
もちろん、ジェイム•ガムの残虐さもすごいんだけど、レクター博士と頭の作りが違う。
クラリスのキャラもクロフォードのキャラも最高でしんみりしてしまった。
ほんとトーマス ハリスの文才には脱帽です。
2016年12月13日
- 羊たちの沈黙(上) (新潮文庫)
- トマス・ハリス
- 新潮社 / 2012年1月28日発売
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映画は見たことあるけど、原作を読むのは初めてー。
やっぱり面白い!
『レッドドラゴン』も好きだったけど、これも違った感じで好き。
一気に読める。
だいたい映画は原作を越えられないんだけど、
このハンニバル•レクターの威圧感とオーラみたいなものは、映画のアンソニー•ホプキンスの方が小説のキャラよりも遥かに怖い。
やっぱりオスカー取るだけあるなー。
下巻も楽しみ。
2016年12月10日
- うわさ (光文社文庫 こ 19-3)
- 小池真理子
- 光文社 / 1998年10月1日発売
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うわーーー。
4つの短編の主人公たち、見事にドツボにハマっちゃったねー。
どんどんハマりこんでいく様がちゃんと書かれてて、読んでて面白かった。
その中でも『災厄の犬』が良かった。
最後は、ぞぞーーーっと鳥肌たった。こっわーーーー。
でも、こういうのちょっとホラーっぽくて大好き。
一番インパクトのある終わり方で、読み終わった今でも怖くてぞーっとする。
2016年11月12日