池澤夏樹の文庫本一覧

プロフィール

1945年生まれ。作家・詩人。88年『スティル・ライフ』で芥川賞、93年『マシアス・ギリの失脚』で谷崎潤一郎賞、2010年「池澤夏樹=個人編集 世界文学全集」で毎日出版文化賞、11年朝日賞、ほか多数受賞。他の著書に『カデナ』『砂浜に坐り込んだ船』『キトラ・ボックス』など。

「2020年 『【一括購入特典つき】池澤夏樹=個人編集 日本文学全集【全30巻】』 で使われていた紹介文から引用しています。」

池澤夏樹の文庫本一覧のアイテム一覧

池澤夏樹の文庫本一覧です。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。『星の王子さま (集英社文庫)』や『スティル・ライフ (中公文庫 い 3-3)』や『南の島のティオ (文春文庫)』など池澤夏樹の全69作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

星の王子さま (集英社文庫)

5896
3.93
AntoinedeSaintExup´ery 2005年8月26日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

3年の積読をやっと消化した。 2005年、『Le Petit Prince』の著作権が切れて翻訳ラッシュが起きた。本書もその一環で刊行された。よって39... もっと読む

スティル・ライフ (中公文庫 い 3-3)

3914
3.83
池澤夏樹 1991年12月10日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

R3.9.26 読了。  「スティル・ライフ」「ヤー・チャイカ」の2編からなる小説。どちらも静かで美しい言葉で綴られていた。読み始めてすぐにその世界... もっと読む

南の島のティオ (文春文庫)

1193
3.83
池澤夏樹 1996年8月6日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

この本のおかげで、週末を幸せな気持ちで過ごせました。 ひとたびページを開くと、南の島にひとっ飛び。 魔法が、精霊が息づく、どこか懐かしい10編の物語で... もっと読む

きみのためのバラ (新潮文庫)

1075
3.56
池澤夏樹 2010年8月28日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

人生の断片を切取る8編。旅する気分。 「レシタションのはじまり」寓話。ブラジル。妻を殺した男が逃亡した村。心鎮める奇妙な呪文“ンクンレ”で,争い無き世... もっと読む

キップをなくして (角川文庫)

859
3.74
池澤夏樹 2009年6月24日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

キップを無くしたら駅から出られない。キップを無くした子は駅の子になる。 ある日、趣味で収集している切手屋さんに行くため一人で電車に乗っていたイタルは、有楽... もっと読む

夏の朝の成層圏 (中公文庫 い 3-2)

805
3.92
池澤夏樹 1990年5月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

臨場感があって自分も漂流しているような気分になった。星や宇宙や内蔵の話をミランダとしてるシーンが好き もっと読む

マシアス・ギリの失脚 (新潮文庫)

781
3.78
池澤夏樹 1996年5月29日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

始まりはガルシアマシアスの族長の秋の世界観を連想させたのだが、族長の秋の大統領とは違い、本作の主人公であるマシアス・ギリ大統領は優れた政治家でありながら、... もっと読む

ハワイイ紀行 完全版 (新潮文庫)

667
3.86
池澤夏樹 2000年7月28日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

 タイトルの文字を見て思わず「誤植?」と思ってしまいます「ハワイイ?」。  しかし、表紙の日本語タイトルの下、「ハワイイ紀行」の英訳タイトル「Cruis... もっと読む

真昼のプリニウス (中公文庫 い 3-4)

533
3.72
池澤夏樹 1993年10月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

科学と物語、人間と神話… 広告業界のある男は言う。 世界というものが、現実のすべてが、そのまま神話であり、物語であると。 人はちょっとした話を作りあげる。... もっと読む

すばらしい新世界 (中公文庫 い 3-6)

491
3.94
池澤夏樹 2003年10月25日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

分厚いけれど、清涼感いっぱいの本。国際協力関係の授業で使うといいかも、と思えるほどNGO、ODA関連のことが出てくる。ネパールへ行きたくなる本。 もっと読む

静かな大地 (朝日文庫 い 38-5)

442
4.24
池澤夏樹 2007年6月7日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

明治維新後に北海道に入植した和人とアイヌの民の話。 文明と文明が出会うとき、多数派、科学文明の力の強い方が相手を押潰してしまう。これまで何度も繰り返され... もっと読む

虫とけものと家族たち (中公文庫 タ 8-1)

375
4.18

感想・レビュー

1956年 原題”My Family and Other Animals” 個性の強い面々が揃うダレル一家と、一風変わった島の隣人達との交流が生き生きと... もっと読む

きみが住む星 (角川文庫 い 58-3)

371
3.69
池澤夏樹 2008年6月25日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

きみが住む星  1992.10発行。字の大きさは…小。 この本は、美しい風景と、愛しい人に宛てた手紙が綴られた、恋の本かと思って最後まで読んでしま... もっと読む

ぼくたちが聖書について知りたかったこと (小学館文庫 い 38-1)

329
3.75
池澤夏樹 2012年12月6日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

原罪とは。アダム、リリス、エヴァ。アダムの前に人はいたか。キリスト教と資本主義。個人名ユダと民族名ユダヤは無関係でキリスト教徒は、わざと混同し罪をユダヤ人... もっと読む

マリコ/マリキータ (角川文庫)

312
3.52
池澤夏樹 2006年5月25日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

 日本との時差は1時間、わずか3時間のフライトで行くことのできるグアム。手軽な南国のリゾートであり、また小さなアメリカを体験できる島。その手軽さからか、古... もっと読む

バビロンに行きて歌え (新潮文庫)

302
3.56
池澤夏樹 1993年5月28日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

池澤夏樹の作品はデビュー作『夏の朝の成層圏』から『スティルライフ』、『真昼のプリニウス』と名作が続き、私も大ファンだが本作はあまりピンと来なかった。 外... もっと読む

花を運ぶ妹 (文春文庫 い 30-6)

291
3.82
池澤夏樹 2003年4月10日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

祈りと魂の救済の物語。 若くして名の知れたイラストレータとなった兄、哲郎は、ある事情でバリ島へ行き、そこでハメられてヘロインの売人として逮捕されてし... もっと読む

パレオマニア 大英博物館からの13の旅 (集英社文庫)

284
3.70
池澤夏樹 2008年8月21日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

2月。私は「顔の考古学」の感想という形を借りて、本書の旅のあり方を真似て小さな旅をした。即ち、博物館の一つの遺物を写真に収め、その生まれた土地に赴くという... もっと読む

クジラが見る夢 (新潮文庫 い 41-6)

274
3.82
池澤夏樹 1998年3月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

 『〝クジラ〟強調月間始めました!』14  第14回は、池澤夏樹さんの『クジラが見る夢』1994年作品です。  ジャック・マイヨール。フリーダイビングで... もっと読む

光の指で触れよ (中公文庫 い 3-8)

270
4.17
池澤夏樹 2011年1月22日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

前作からの森介の成長。明日子との恋。 なんだか、自分を省みるような、自分の子どもの成長を疑似体験したような、不思議な気持ち。 巻末の角田光代さんの解説... もっと読む
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