生存者ゼロ (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)

著者 :
  • 宝島社
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感想 : 549
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  • Amazon.co.jp ・本 (491ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784800222916

感想・レビュー・書評

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  • 災害危機管理ものという点ではシン・ゴジラにも似た雰囲気だが、言葉遣いや展開、政府の意思決定などのリアリティは薄い。

  • うーん‥
    パンデミックもの‥
    こわいわ〜((( ;゚Д゚)))

  • 2012年 このミステリーがすごい大賞 大賞受賞作品。デビュー作でこの作品とは、かなりインパクトあります。

    エボラ出血熱のパンデミックと、東日本大震災と、パニック映画をミックスしたような、映像が目に浮かぶ本でした。

    北海道沖の石油採掘プラットフォームに駆けつけた自衛隊員が見たものは職員全員の惨たらしい死体だった。
    ウィルスが原因と考えた政府は、元気鋭の感染症学者に協力を要請。調査を開始する。

    次は道東のある街、次は道東全体と、新月の度に被害が拡大することにたどり着くが、その正体はまさかの〇〇であった。

    後半は〇〇対人間の手に汗握る戦いが繰り広げられ、結末は。。。

    続編もありそうな終わりも気になります。

  • はじめて読む作家さん。
    自衛官がある施設での大量死に出会い、その原因との戦いの話。
    あらすじはよくできていてすごく面白いのですが、なぜかページが進まない。
    理由はわからないが、読みたいという気持ちがなかなか盛り上がってこなかったです。

  • ぞわぞわする。

  • 北海道根室半島沖に浮かぶ石油掘削基地で職員全員が無残な死体となって発見された。陸上自衛官三等陸佐の廻田と感染症学者の富樫らは、政府から被害拡大を阻止するよう命じられる。しかし、ある法則を見出したときには、すでに北海道本島で同じ惨劇が起きていたー。未曾有の危機に立ち向かう!

  • おもしろかった。
    キャラクターが薄い感じがした。人物よりも、発生している事象へ没入した。

    感染ものにしては、症状が激烈すぎるなと思っていたら........
    納得感はありました。
    富樫が少し哀れで、残念だった。


    読了感は、悪くなかった。

  • アイデア賞って感じ
    たまーに貪り読みたくなるタイプの本

  • 初っ端からの描写が映画的で映像喚起されやすく、ストーリーも前半はすごく引き込まれるものがあった。自分でいろいろ正体を考察しながら、あぁこれからいったいどんな展開と結末が…!と期待して、正体が割れたあたりでちょっと「えっ?ふーん…」って感じになってサスペンスからSFになり、終盤は宗教めいた示唆が抽象的すぎて示唆にならなくなってきて、結局「なんだったの?」って終わる。
    終わり方が完全に洋画ホラーのそれ。2が出るやつ。

    どうしても言いたいんだけど、正体がああなら、間違いなく物語の初期に分かってたでしょ…。これだけカメラが街中に溢れてる時代に。
    検死するでしょ。遺体の。体内に絶対残ってるよ。
    一晩ほっておかれて朝見つかるような孤立した限界集落じゃなけりゃ、アリの活動を見て生き残る人が必ずいる。
    だって道も町も繋がってるんだから。

    言わないお約束…かなぁ…

  • 期待して読んだからなのか、読み進めるスピードは早かったがグイグイ来るような感じを受けなかった。1つの奇妙な事件から始まる謎。その謎を解くために奔走する人。ミステリー小説の定番だけど、もう少し『なるほど!』みたいな展開が、個人的には欲しかった。

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著者プロフィール

1958年、京都市出身。京都大学大学院工学研究科卒。第11回『このミステリーがすごい!』大賞を受賞し、『生存者ゼロ』にてデビュー。同作から続く〈ゼロ〉シリーズは、累計130万部を超えるベストセラーに。現在、建設会社勤務の傍ら、執筆活動を続けている。著書に『レッドリスト 絶滅進化論』(幻冬舎文庫)、『ホワイトバグ 生存不能』(宝島社)、『不屈の達磨』(角川春樹事務所)などがある。

「2022年 『首都決壊 内閣府災害担当・文月祐美』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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