- Amazon.co.jp ・本 (491ページ)
- / ISBN・EAN: 9784800222916
感想・レビュー・書評
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このミス大賞受賞の作品だそうな。
おもしろかった。デビュー作とは思えない文章のしっかりさだなと思ったけど、同賞の最年長記録だったそうでなんか納得。
なんかロリンズみたいでしたが、それよりはハリウッド感がなくて日本人が書いた書、って感じでよかった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「このミステリーがすごい!」
大賞受賞作と言うことで、手に取りました♪♪
感染もの・・・
なるほど!こーいう事も
無いとは限らないなぁ~と
ハラハラドキドキしながら読み進めました。 -
幕引きはまあまあ。ミス生物学者しか女性は出ないが、描写が男の理想目線過ぎかなと。ストーリー上、現場×政治家を対照的な存在と描写しているが、少々あらっぽい。今後に期待。
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大学の先輩です。働きながらこんな本を書けるなんてすごすぎる!!面白すぎて徹夜小説になること間違いなし。こういうたぐいの本をもっと読みたいな。ということで、高野和明ジェノサイド読んでみます。
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久しぶりにミステリー小説読んだ。SFじゃないんだね、これ。やたら説明くさい言い回しとか、薄っぺらい人物像とか気になるとこはあったけど、概ね面白かった。このミス大賞だからおそらく映画化されるんでしょうね。
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ジャケ買い。
パンデミックものかと思いきや日本で災害が起きたらどうなるか、といった人間ドラマが深くてシン・ゴジラみを感じた。
ただ色々詰め込みすぎてごった煮感あった。 -
「神の値段」に続いて「このミステリーがすごい!」を読んでみたいと思って手に取った作成。
久々にドハマリした。物語の冒頭から起こる数々の奇怪な出来事。一体正体は何なのか?どこから来たいのか?
中盤までは北海道で発生した感染が広がり、パンデミックとなる。
感染の原因は何なんだ!とその正体はまだかまだかを読み進めていくと、その正体はまさかの!思い切り虚を突かれた!!
また、その正体がわかってから、どう対応していくのか気になり。最初から最後まで次の展開、次のページが気になって仕方なかった。
これ映画化しないかな、とわたしも思う。 -
初めて読む作家です。
いやはや、面白かった。
どんどん読ませます。
日本の危機管理の弱さや、意思決定の稚拙さと遅さが問題を大きくしていきます。
同様のことが危機管理の場面でも起こっていると思うと、恐ろしいです。
とにかく楽しめます。
極上のミステリです。 -
以前、単行本で読んだことが有るんですが、すっかり忘れて再び読んでみました。本当にすっかり忘れていて「あれ?こんな話だっけ?」と言う感じです。
3.11の東日本大震災以後に記されているので、この無能な政権(政党)のモデルは、3.11時の政権政党なんでしょうね?あまりにも無能すぎるとは思いますが、そこは演出の範囲かな。
内容的に、前半と後半で全く違っています。前半は、キッチリと新型感染症対策についてのバイオもの。このまま、バイオもので進むのかと思いきや、後半は急に神がかった話が出てきたり、住民全滅の原因が判明したりと、内容が一変。特に、神がかり的ところは、賛否がありますね。うっかりすると、駄作となりがちな設定です。
ギリギリのところで、危機が回避されるのは、この手の物語にありがちな設定です。この作品もその例外ではありません。どうかとは思いますが、こう言う治め方しか無いですかね?
ラストは、途中から予想されたとおり。このあたりは予定調和的です。 -
あまりの面白さに、分厚い文庫なのに一気読み(^o^
事件は、北海道の海に浮かぶ海底油田掘削施設の職員が
「全滅」するところから始まる。
どうやら新種の劇症感染症にやられたらしい。
で、自衛隊だの感染研だのが原因究明にあたるが、
くわしい原因が特定できないうちに次の悲劇が起こる。
今度は、北海道のとある町の住民が「全滅」。
事態はどんどん深刻さをましていく中、
学会から放逐された狂気の天才細菌学者やら、
無能で自己保身ばかりに腐心する政府・官邸やら、
自身の過去に暗い影を持つ熱血自衛官やら、
様々な人間関係が絡まり合い、物語に奥行きを加える。
徐々に原因が明らかになっていく中、
「次に惨事が起こる日」も特定されるが、
これと言った手を打とうとしない無能な政府。
正に現在の日本国そのものと言えるリアルな設定。
このまま行けば、間違い無く「人類絶滅」レベルの脅威。
ただ手をこまねいている日本(政府)は、
諸外国からも見捨てられ始めて...
本当に、次から次へと「手に汗握る」展開が続く。
「全滅」現場の描写など、かなりグロテスクで、
その分「リアル」な訳で(^ ^;
いや、これはもう本当に、文句なしに面白かった(^o^
「日常の謎」が好きな私ですが、そう言えば
中学生の頃とか西村 寿行なんか読んでたなぁ...と
しみじみ思い出してしまいましたとさ(^ ^