シモーヌ・ヴェイユのおすすめランキング

プロフィール

(Simone Weil)
1909年、パリに生まれ、43年、英・アシュフォードで没する。ユダヤ系フランス人の哲学者・神秘家。アランに学び、高等師範学校卒業後、高等学校(リセ)の哲学教師として働く一方、労働運動に深く関与しその省察を著す。二度転任。34─35年、「個人的な研究休暇」と称した一女工として工場で働く「工場生活の経験」をする。三度目の転任。36年、スペイン市民戦争に参加し炊事場で火傷を負う。40─42年、マルセイユ滞在中に夥しい草稿を著す。42年、家族とともにニューヨークに渡るものの単独でロンドンに潜航。43年、「自由フランス」のための文書『根をもつこと』を執筆中に自室で倒れ、肺結核を併発。サナトリウムに入院するも十分な栄養をとらずに死去。47年、ギュスターヴ・ティボンによって11冊のノートから編纂された『重力と恩寵』がベストセラーになる。ヴェイユの魂に心酔したアルベール・カミュの編集により、49年からガリマール社の希望叢書として次々に著作が出版される。

「2011年 『前キリスト教的直観 甦るギリシア』 で使われていた紹介文から引用しています。」

シモーヌ・ヴェイユのおすすめランキングのアイテム一覧

シモーヌ・ヴェイユのおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『重力と恩寵 (ちくま学芸文庫 ウ 5-1)』や『重力と恩寵 (岩波文庫)』や『自由と社会的抑圧 (岩波文庫 青 690-1)』などシモーヌ・ヴェイユの全40作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

重力と恩寵 (ちくま学芸文庫 ウ 5-1)

627
4.02

感想・レビュー

台北にいる間、ずっと読んでた。 表通りから一本入った滞在先のアパートの部屋で、ずっと読んでた。 台北では、現地人のような凡庸さで生活をした。あさは何も食べ... もっと読む

重力と恩寵 (岩波文庫)

432
3.94

感想・レビュー

マア1割くらいしか理解できてないかもしれないけど… ・卑俗な動機は簡単にエネルギーになる ・自分の中の獣を馴致すること(不可能なものに達するには可能な... もっと読む

自由と社会的抑圧 (岩波文庫 青 690-1)

356
3.59

感想・レビュー

シモーヌ・ヴェイユ、25歳の時の論考とのこと。 本論が執筆された1934年はイタリアではムッソリーニ、ドイツではヒトラー、ソ連ではスターリンが政権を掌握... もっと読む

工場日記 (ちくま学芸文庫 ウ 5-3)

339
3.83

感想・レビュー

とてつもない本だった。シモーヌ・ヴェイユという人物はとても偉大な女性だ。 この本の最初200数ページほどは、素朴な日記、あるいは日誌のような形式で書かれて... もっと読む

根をもつこと(上) (岩波文庫) (岩波文庫 青 690-2)

256
3.71

感想・レビュー

 根をもつこと、というこの題名から何を想像するだろう。ヴェイユという独特な哲学者についてあらかじめ知っていなければ手に取ることもないのではないだろうか。こ... もっと読む

シモーヌ・ヴェイユ アンソロジー (河出文庫 ウ 11-1)

199
4.17

感想・レビュー

解題を参照しつつ、なんとか読了。 今まで読んできたヴェイユの本の中では一番読みやすくわかりやすかった。 努めて平明に、とする努力を垣間見られる編纂。 ま... もっと読む

根をもつこと(下) (岩波文庫)

150
3.90

感想・レビュー

上巻は、ヴェイユが私的憲法草案を著すに際した基本理念(服従、名誉、秩序、言論の自由など)から始まり、労働者、農民、国民の、中世から続き第二次世界大戦敗戦に... もっと読む

神を待ちのぞむ (須賀敦子の本棚 池澤夏樹=監修)

126
4.00

感想・レビュー

「手紙」はまだしも、論考は用語と論理の飛躍についていけず。ほとんど理解不能であった。 もっと読む

労働と人生についての省察

75
3.33

感想・レビュー

メモ→ https://twitter.com/nobushiromasaki/status/1678384720990842881?s=46&t=z75... もっと読む

工場日記

60
3.50

感想・レビュー

カテゴリ:教員著作物 哲学科:佐藤紀子教授の著作物 もっと読む

前キリスト教的直観 (叢書・ウニベルシタス 964)

48
4.20

感想・レビュー

原書名: Intuitions pr?-chr?tiennes 神が降りてくること(神による人間の探索;神と人間が承認し合うこと) 恩寵の働き(... もっと読む

工場日記 (講談社学術文庫 753)

43
3.76

感想・レビュー

全文が労働と人生についての省察に付いてるからこれから読む人はそっちを読んだ方がいいかもしれない 実は高校卒業した後、就活の最中校長からの推薦で、伸び... もっと読む

シモーヌ・ヴェイユ選集 1―― 初期論集:哲学修業

26
5.00

感想・レビュー

【グリム童話における六羽の白鳥の物語】 ○自閉的な哲学とその効能 ーわれわれはいつも行動しすぎる。たえず無秩序な行動のうちに自身を使い果たす。唯一... もっと読む

神を待ちのぞむ

23
3.89

感想・レビュー

愛と宗教へのたえざる志向の努力。深い直観と厳しい内省に貫かれた求道の姿は現代人の意識に衝撃を与える。 もっと読む

シモーヌ・ヴェイユ選集 II―― 中期論集:労働・革命

22
4.67

感想・レビュー

「左翼非主流派」と聞くと古臭くて役に立ちなさそうな感じがするのは偏見? みすず書房のPR 「学窓を巣立ち、ル・ピュイの女子高等中学に赴任したヴェイユは、... もっと読む

シモーヌ・ヴェイユ アンソロジー (河出文庫)

16
5.00
シモーヌ・ヴェイユ 電子書籍 2018年7月6日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

シモーヌ・ヴェイユのテクスト7篇を収めたアンソロジー。「『グリム童話』における六羽の白鳥の物語」、「美と善」、「工場生活の経験」、「『イーリアス』、あるい... もっと読む
全40アイテム中 1 - 20件を表示
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