人気YouTuberが執筆したおすすめ本5選!

こんにちは、ブクログ通信です。

最近では、人気のインフルエンサーの方も次々と執筆活動を行い、面白い本がますます増えてきましたね。これまであまり本に馴染みのなかった方も、好きなYouTuberさんの書いた本であれば、手に取りやすいのではないでしょうか?

そこで今回ブクログでは、人気YouTuberさんの方々のおすすめ作品を5選ご紹介いたします!
これを機に知った作品がありましたら、ぜひ手にとってみてくださいね。

1.雨穴『変な家』

変な家
雨穴『変な家
ブクログでレビューを見る

本棚に追加する!

あらすじ

知人が購入を検討しているとある中古の一軒家は、一見普通の物件でありながらも、間取り図には「謎の空間」が存在していた。知り合いの設計士曰く、この家には「奇妙な違和感」があるという。不可解な間取りに隠された真実、そして突如消えた「元住人」の正体とは……!?

おすすめのポイント!

オカルト系YouTuber・雨穴さんの作品です。2020年に投稿された「【不動産ミステリー】変な家」というオリジナルストーリーが大好評を博し、その続編が綴られた本作で書籍化を果たしました。発売後わずか1ヶ月ほどで10万部を超え、早くも30万部を突破した現在は映画化も決定しています。雨穴さん自ら主人公となり、よく見ると不可解な点がいくつもある家の間取りを分析する中で、衝撃の真実にたどり着くミステリーホラーが話題となりました。職業柄、多くのホラー話に触れている雨穴さんだけに、物語に真実味があるのも面白さの一つです。

雨穴さんの作品一覧

間取りの不可解な話から、どんどんミステリーに。間取りが、話とともに何回も場面に合わせて描かれているので、読みやすかった。どんどん闇に入っていく感じ。ラスボス…ぞくぞくっと来ました。

mutsukiさんのレビュー

2.パーカー『ひとりの時間が僕を救う』

ひとりの時間が僕を救う
パーカー『ひとりの時間が僕を救う
ブクログでレビューを見る

本棚に追加する!

あらすじ

人見知りでコミュ障な性格から「ぼっち」となり、大学では単独行動の毎日。だがそんな「ひとり」の時間は、些細な日常の楽しみや気楽な人間関係など、本当に大事なことや大切な人を教えてくれた——。

おすすめのポイント!

「ぼっち」大学生の日常動画で人気のYouTuber・パーカーさんの初エッセイです。淡々とした語り口と絶妙な語彙が特徴のパーカーさんが贈る本作は、発売前から重版が決まり、現時点ですでに4刷目を記録しました。「ぼっち」「コミュ障」「陰キャ」といったワードが際立つ本作ですが、自虐を入れながらもパーカーさんは決してマイナスに捉えず、一人だからこそ味わえる自由や体験、自分らしく生きることの楽しさを追求しています。文章でも光るパーカーさんの言葉選びにクスッと笑えて、文字通り「おひとり様」時間のお供に打って付けの作品です。

パーカーさんの作品一覧

本が届いて、ちょっとだけ読もうかな、、なんてページを開いたら、あっとゆう間に読み終わってた。こういう考え方素敵だな、と思えるような部分がたくさんあり、心が安らぐような本でした。

mocoさんのレビュー

3.ひろゆき『1%の努力』

1%の努力
ひろゆき『1%の努力
ブクログでレビューを見る

本棚に追加する!

あらすじ

「99%の努力と1%のひらめき」。かの有名な発明家・エジソンが残した名言だ。その真意は、「1%のひらめきがなければ、99%の努力はムダになる」という事なのだ。ひらめきもないまま、ムダな努力を積み重ねても意味がない。そんな耳触りの良い言葉だけを広めるのは、不幸な人を増やすことになりかねない。その思いから、本書の企画は始まった——。

おすすめのポイント!

「2ちゃんねる」の創設者にして、最近ではYouTubeの生配信動画が話題の西村博之(ひろゆき)さんの著書です。本書では、「論破王」の異名を持つ合理主義者の西村さんが、自由に生きながらも利益を掴む「働かないアリ」になるための技術を伝授しています。「サボる」能力をうまく身につけることで、効率的に必要とされるポジションにつくことができると語る西村さんは、いかに少ない努力で成果を上げられるか思考することを努力すべきだと説いています。自分の大事にしたいものを優先させる西村さんの考えに、多くの読者が共感しました。

ひろゆきさんの作品一覧

ひろゆき節は、いつも新しい視点を与えてくれる。今回、最も印象に残ったのは「前提条件」のお話。”底辺の暮らし”を見ておけば「自分はそれよりマシ」、「この暮らしでも幸せを感じていいんだ」と自分の幸せのハードルが低くなり生きやすくなる、というもの。小さな幸せを見つけられる感覚を育てた方が、楽しく生きられるよね、ということだと思う。とても共感した。楽観的な人、逆に世の中に絶望しているような人も、生きやすくなるようなヒントが得られる一冊だと思う。#AmazonAudible

Juryさんのレビュー

4.にゃんたこ『世界は救えないけど豚の角煮は作れる』

世界は救えないけど豚の角煮は作れる
にゃんたこ『世界は救えないけど豚の角煮は作れる
ブクログでレビューを見る

本棚に追加する!

あらすじ

お酒を愛する文学的YouTuber・にゃんたこさんの初短編エッセイ!何気ない日常と哲学が詰まった、文学的世界観に酔いしれる。

おすすめのポイント!

ゲーム実況や飾らない庶民的な料理動画など、お酒と字幕語りで配信する人気YouTuber・にゃんたこさんの作品です。独特のタイトルが目を引く本作は、日常生活での些細な出来事や幼少期の思い出、過去の黒歴史やコンプレックスなどを赤裸々に綴りながら、自分にとっての幸せを追求し、細やかな人生の楽しみを見つけるヒントを与えてくれる作品となっています。どこか癖になる文学的な文章ながらも、にゃんたこさんの人柄を感じられる親しみやすさが、読者の共感を集めました。同収録の書き下ろし短編ストーリーにも注目です。

にゃんたこさんの作品一覧

僕は高校生の頃から彼女のファンだ。側から見ると指を切りそうな手つきで包丁を使い、酒を溺れるほど呑んだりする動画を背景に文学的な表現で綴られる字幕のギャップで酔いそうになる動画の虜になった。そんな人のエッセイが出たなら買う。幸福のハードルを下げて、バカみたいにずっと笑っていたい。

mqyoさんのレビュー

5.藤原七瀬『雷轟と猫』

雷轟と猫
藤原七瀬『雷轟と猫
ブクログでレビューを見る

本棚に追加する!

あらすじ

「異常な父」のせいで兄は家出をし、自称進学校に通う高校生の七瀬は、父親の望むままに勉強に励む。同級生のキョウとは仲が良いものの、恋人ではない。そんなある日、図書室で出会ったアンナに心躍らせる七瀬。だがその後、母親が入院して余命宣告を受けてしまい——。

おすすめのポイント!

独特の感性とマシンガントークで人気の大学生YouTuber・藤原七瀬さんの初小説です。発売が発表された直後から反響を呼んだ本作は、早くも売り切れ続出となり2刷重版が決定しました。若くありたいと思いながらもどこか達観し、特別な存在になることを願う主人公が、訛り口調の白猫との出会いをきっかけに思い出の世界と向き合う姿を、藤原さんならではの豊かな表現力で大胆かつ瑞々しく描いた作品です。巻末には、出版までの編集者とのやりとりや藤原さんの小説への思いが綴られてますので、本編と併せてお楽しみください。

藤原七瀬さんの作品一覧

何者かになりたい高校生の主人公が喋る猫との対話を通して、都合よく脚色された過去を見つめ直し、本当の自分を理解するというお話だと解釈しました。あとがきでのフィクション・ノンフィクションの説明で胸がキュッとなりました。私はナナオさんのYouTubeをよく見ていて、この人の語彙力で書かれた小説はどんなものなんだろうと楽しみにしていました。結果から言うと、20歳位の処女作(童貞作?笑)でこんなにも小説らしい小説が書けるんだ!というのが1番に来た感想です。(中略)ボイス特典は朗読というか普段のYouTuberナナオでした笑

ろぜさんのレビュー


今回は、人気YouTuberが執筆したおすすめ本をご紹介しました!
気になる作品には出会えましたか?ぜひ読書生活の参考にしてくださいね!