単行本が発売された頃、友達に絶対好きだよと勧めてもらって、村山早紀さんだし、本屋さんで見かけて素敵な装丁にも惹かれて、絶対読もう!と思っていたのに買いそびれてしまってました。
それから数年して長旅のお供になる本を探しに行った書店で文庫版を見つけ、これだ!と即決したもののまとまって読める時間を選んでいたら読み終えるのに2年くらい使ってしまいました。
村山さん作品らしく、優しくて温かい登場人物と日常に絶妙に織り交ぜられたちょっとの不思議に癒されました。
子どもの頃屋上遊園地があった地元の百貨店はだいぶ前に閉店してしまい、残っている馴染みの百貨店もコロナ禍を経て様変わりを余儀なくされているのを目の当たりにしている今のタイミングにこの作品に触れられたのもかえって良かったかもしれません。

靴屋の咲子の話や宝飾品店の佐藤さんの話はちょっと切ない気持ちになりながらも魔法の猫のちょっとした奇跡で悲しい気持ちで終わることはなくてほっとしながら読み進めることができました。
あとがきを読んで星野百貨店は結子というその信念を受け継いだ新しい原動力と共にこれから先も風早の街に存在し続けるんだとわかり嬉しく思いました。
姉妹作もぜひ読んでみたいです。

2023年12月4日

ネタバレ
読書状況 読み終わった [2023年12月4日]

向こうは自分を知ってるはずがないのに同じ学校の子が話しているだけで自分のことを笑ってるんじゃないかとか、お店の「入学準備」「新学期準備」の表記にさえ責められているような感じを覚えるとか……経験者じゃないとわからないようなリアルな感じ、ちょっと堪えました。笑
最後のオオカミさまとリオンのやりとりは電車で読んだのを後悔するほど泣けた。
喜多嶋先生が誰なのかがわかったときの衝撃と感動もすごかったし希望の残るラストでよかった。

2023年3月26日

ネタバレ
読書状況 読み終わった [2023年3月26日]

子どもの頃に児童書で読んで大好きだったあしながおじさんに続きがあったとは!
今回はジュディの親友サリーが、ジュディから彼女の古巣である孤児院の再建を任されて奮闘するお話で、本篇同様手紙の形で物語が進行していきます
しっかり芯を持った性格のサリーがかっこいいです!
あしながおじさんは学生時代の話が主で子どもが読んでも楽しいけど、これは仕事や結婚の悩みなどちょっと大人向けに感じました
だからこそいま読めてよかったです

2017年9月30日

読書状況 読み終わった [2017年9月30日]

教科書の走れメロスくらいしか読んだことなくて、なんとなく苦手意識持ってたけど以前青森で記念館行ったこともあって読んでみました
旅行記エッセイって感じで読みやすかった!
たしかにナルシシズムも感じられたけどそれを客観的に自覚してるのがおもしろかったし共感出来るところもありました
今度は小説も読んでみよう

2017年9月30日

読書状況 読み終わった [2017年9月18日]

大樹が碧への気持ちを自覚したところで終わるなんて!続きが気になって仕方ないです!
ミケさんの話グサグサきたな〜少し前だったら見事にダメージ食らったと思います…
変化を寂しく思っちゃうけど新しい展開の始まりでもあるので楽しみです
鯛茶漬け食べたい!

2017年9月13日

ネタバレ
読書状況 読み終わった [2017年9月13日]

慧ちゃんやっとかよー!と思ったら一足飛び…!でもよかった!おめでとう!
え、でもこれ最終巻じゃないよね?
良鷹と真帆の関係憧れる

2017年9月14日

読書状況 読み終わった [2017年7月23日]

『寿町四丁目一番地、通称<椿屋敷>ーーそれが私だ。』

この冒頭の一文を本屋で見て、すぐ読みたい!ってなりました。
それぞれの利害の一致から偽夫婦として結婚した柊一と香澄。ふたりが暮らす椿屋敷視点で話が進んでいく珍しい設定に引き込まれました。
話したりコミュニケーションが取れるわけじゃないけれどまるで親のようにふたりを見守っている椿屋敷から伝わる世界感が素敵です。

2017年9月13日

読書状況 読み終わった [2017年6月11日]

読み終わった直後の率直な感想は、あー終わっちゃったんだーって感じ
でもいい終わり方で心地いい読後感でした

2017年9月13日

読書状況 読み終わった [2017年5月9日]

今回も美味しそうだった!
色んな人間模様があるけど全部を包み込んでくれるようなゆきうさぎの雰囲気が好きです

2017年9月13日

読書状況 読み終わった [2017年4月11日]

もともと好きな作家さんだったのもあって石川宏千花さんの話が一番好きでした
ただ個人的には、全体的にイラストが作品のイメージと合ってない気がして入り込めない部分もありました;

2017年4月11日

読書状況 読み終わった [2017年3月24日]
カテゴリ 児童書・YA

遂に鹿乃と慧の関係に変化が…な5巻
すごく気になるところで本編が終わったー!
想いを隠して居心地のいい今の関係を守るか、それを壊しまったとしても新しい関係になるために一歩踏み出すか…難しいところだよね
ちっちゃい鹿乃と高校生良鷹の話もよかったです

2017年9月13日

読書状況 読み終わった [2017年3月18日]

思ってた内容と結構違ってびっくり!
タイプの違う男女の視点で話が進み、それぞれ共感できる部分がありました
ただ後半が急展開すぎてえっ?と思っているうちに終わってしまってちょっと置いてけぼり感
伏線かと思っていたことが回収されないままだったのも仕様なのかな…?

2017年3月15日

読書状況 読み終わった [2017年3月15日]
カテゴリ 児童書・YA

2.43シリーズでお馴染みの福蜂バレー部を始めとする多種多様な部活動の短編集
恋愛あり、スポーツへの情熱あり、友情ありと青春をぎゅぎゅっと詰め込んだような話が目白押し!
すべてが少しずつ繋がっているのも楽しかったです
やはり福井弁あったかくていいなーと思いました

2017年3月15日

読書状況 読み終わった [2017年3月15日]
カテゴリ 児童書・YA

ずっと気になってた作品
一巻はほんとに導入部分といった感じだったので続きも読みたいです
るり子さんのまかない食べたい!

2017年3月15日

読書状況 読み終わった [2017年3月1日]
カテゴリ 児童書・YA

児童書だし可愛い初恋のお話ばかりかと思ったらちょっと意外な内容のものもあったりして楽しめました!

2017年4月11日

読書状況 読み終わった [2017年2月24日]
カテゴリ 児童書・YA

すごくおもしろかった!
解説でもあったけど、本当に最初はあらすじ読んでよくある宮廷内の切ない恋愛とか陰謀渦巻く愛憎劇の物語なのかなーって思っていたら不意にん?って展開になってあとは一気に最後まで読みきってしまいました
いい意味で裏切られた。そして私にとってそれがとても気持ちのいい裏切られ方でした
ただ今作の衝撃がすごすぎて続編読むかはちょっと保留にしておきたいかも

※以下ネタバレ注意※



クライマックスでこの物語の主人公はそれまでほとんど姿を見せることもなかった若宮だとわかるんだけど、同時に主人公然としていたあせびに抱いていた疑惑が溶けた気がしました
純真無垢で世間知らずの箱入り娘、容姿も美しくて他の后候補のような野心や嫉妬心を持ち合わせないあせびは一見少女漫画の王道主人公のようなんだけどそれにしては実態が掴めないというかどうも感情移入しにくかった
この感じ、ある程度の年齢いった女性はわかるんじゃないかなー
それとも私が疑ぐり深いだけなのか?(笑)

2017年2月12日

読書状況 読み終わった [2017年2月11日]

前作でアールを「パパ」と慕うヘビがどうにも憎めなかったんだけど今回はまさにそれが主題になっていました。
それまで辛い目にあってきた子がある日突然異世界に迷い込んで誰も自分を知らない場所で新しい暮らしが出来る。しかも自分を親のように慕ってずっと寄り添ってくれる存在がいるなんで嬉しくないはずがないよね
そんな自分の怪物と一緒にふたりでひっそり暮らしたい、女の子だからこその願いだったのかな

2017年2月12日

読書状況 読み終わった [2017年2月8日]

幼なじみっていいなー
小さい頃から一緒だった3人が中学進学で初めてバラバラになってしまうところから始まる物語
成長と共にそれぞれの性格や関係性が変わっていくのは当然のことだけどそれでも変わらず友達でいられる関係に憧れます

2017年2月4日

読書状況 読み終わった [2017年2月3日]
カテゴリ 児童書・YA

以前に読んだのは大分前だったけどテレビで特集していたのでまた読みたくなったので久しぶりに読んでみました
あの頃は話からなかったところや思い違いをさはていたところもあったりしてまた新鮮な気持ちで読めました
この本はイラストも綺麗で幻想的な物語の雰囲気にぴったりでした

2017年2月4日

読書状況 読み終わった [2017年2月1日]
カテゴリ 児童書・YA

こんな親がいるの?って思ってしまうくらい衝撃的でした
客観的に見たら全く非がないのに自分が悪い、自分のせいだって考えてる夏芽が痛々しくてその分お寺のみんなの温かさが沁みるようでした
大人だから完全無欠、絶対正しいなんてことないんだよね

2017年2月4日

読書状況 読み終わった [2017年2月1日]
カテゴリ 児童書・YA

写真や図付きで説明してくれるのでとてもわかりやすかったです
ただ意味や説明だけでなく歴史的背景や賢治との関わりとわかるし、その用語がどの作品にどのように出てくるかも掲載されているのでまだ読んだことのない作品も読んでみたいと思いました

2017年1月27日

読書状況 読み終わった [2017年1月27日]
カテゴリ その他

発売当初は、脚本の形だから読みにくそう…小説版が出たら読もうかなって思っていたけど読み始めたら全然気にならなくてすぐ引き込まれて一気読みでした
自分も大人になったこともありハリーたち親世代の気持ちにも共感する部分がたくさんありました
大人(親)といっても間違えたり悩んだり、完璧にはいかないんだってところとかも

スコーピウス可愛い!本人の登場シーンはないんだけどお母さん本当に素敵な女性だったんだろうなってよくわかります

2017年1月23日

読書状況 読み終わった [2017年1月23日]
カテゴリ 海外作品

ホラーまではいかないけど、ちょっと不気味さもある不思議なお話が詰まった短編連作
表紙イラストがそうだと思ってたから主人公女の人かと思ってました

2017年1月23日

読書状況 読み終わった [2017年1月19日]
カテゴリ 児童書・YA

あらすじ読んだときから不穏な展開になるんだろうな、とは思っていたものの桃ちゃんがそこまで!?ってくらい根っからのいい子で暗い気持ちにならずに読み切れました
確かに「いい人だよね」って本来は褒め言葉のはずなのにどこか皮肉が込められているというか嫌味っぽく聞こえるなんでだろう

2017年1月23日

読書状況 読み終わった [2017年1月18日]
カテゴリ 児童書・YA
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