-
ゴールデンスランバー (新潮文庫)
- 伊坂幸太郎
- 新潮社 / 2010年11月29日発売
- Amazon.co.jp / 本
- 購入する
伊坂さんの作品は好きです。
勝手に犯人にされて逃亡するハラハラ・ドキドキの中に、登場人物達のユーモアにクスッとさせられました。
結局巨大な力には勝てないけど、逃げ切ったことである意味勝ちなのかな?
2024年5月19日
-
サクリファイス (新潮文庫)
- 近藤史恵
- 新潮社 / 2010年1月28日発売
- Amazon.co.jp / 本
- 購入する
ロードレースというものを初めて知りました。
レースものって自分が勝ちたい!というものばかりの中、アシストという役割があること、その方が楽しいと思う人がいることが新鮮でした。
続編があるとのことなので、そちらも読んでみたいと思います!
2024年5月16日
-
悪人(下) (朝日文庫 よ 16-2)
- 吉田修一
- 朝日新聞出版 / 2009年11月6日発売
- Amazon.co.jp / 本
- 購入する
切なすぎる話でした。
おそらく光代のために、本心とは違う供述をする祐一…
過ちを犯してしまったけど、優しい人なんだと思います。本当の愛ってこうなんだろうなと思いました。
2024年5月15日
-
悪人(上) (朝日文庫 よ 16-1)
- 吉田修一
- 朝日新聞出版 / 2009年11月6日発売
- Amazon.co.jp / 本
- 購入する
祐一が犯人なのかな?と思いながら読んでいて、最後にあれ?と分からなくなりました。
まだタイトルの悪人らしい人物は出ていないような…
誰でも悪人の部分はあるということなのか?
下巻が楽しみです♪
2024年5月14日
-
八日目の蝉 (中公文庫 か 61-3)
- 角田光代
- 中央公論新社 / 2011年1月22日発売
- Amazon.co.jp / 本
- 購入する
親子のあり方を考えさせられた作品でした。
前半は息が詰まるような逃亡生活。そんな中にも些細な親子の幸せな時間が描かれています。
後半、少しずつそれぞれの背景が明らかにされていくので、そういうことだったのかと思いながら読み進められました。
あのまま誘拐されたまま成長した方がみんな幸せだったんじゃないかと思ってしまいました。
誘拐はいけないことだけど、やはり希和子の方が親としては正しい振る舞いだったんじゃないかと複雑な思いです。
最後は偶然にも2人とも小豆島に向かっていて、幸せだった頃に引き寄せられていたのかなと思いました。
再びあの島で子育てできてたらいいなぁと思いました。
2024年5月11日
それぞれの話の登場人物が少しずつ別の話にも登場しているところは面白いと思いました。
最後のお話は本当に素敵で、クスッとしながらほっこりとしました。
その前までのお話で、最後がスッキリしないことがあったので、できれば最後の最後に結末が分かるようにしてほしかったなぁと思いました。
この余韻みたいなのがこの作品の良いところなのかもしれませんが…
2024年5月8日
-
私の男 (文春文庫)
- 桜庭一樹
- 文藝春秋 / 2010年4月9日発売
- Amazon.co.jp / 本
- 購入する
文章は読みやすく、スラスラと読み進められました。
現在から過去へ遡っていくにつれ、経緯が分かってくるけど、新たな疑問が生まれました。
共感はできず、感情移入もできず、結局2人の未来はどうなってしまうのだろう??とスッキリしないまま終わってしまいました…
2024年5月4日
-
赤朽葉家の伝説 (創元推理文庫)
- 桜庭一樹
- 東京創元社 / 2010年9月18日発売
- Amazon.co.jp / 本
- 購入する
親子3代のお話だったので、時代の流れを感じられました。
それぞれの時代の若者の特徴をすごく的確に表現しているなと思いました。
このまま物語が続いていたら、令和の若者はどんなふうに表現されるのでしょう?
2024年5月3日
昔ドラマを観たけど、どんな話だかあまり覚えておらず読み始めました。
ドラマの時はあまり面白いと思わなかった気がするけど、今回原作を読んで、やっぱり面白かったです!この作家さんの作品は文章で読んだ方が何倍も面白いです!
2024年4月30日
-
カシオペアの丘で(下)
- 重松清
- 講談社 / 2007年5月31日発売
- Amazon.co.jp / 本
- 購入する
号泣しながらいっきに読みました。
悲しいけど心がホンワカしました。
「ゆるす」人も辛いけど、「ゆるされたい」人はもっと辛いのかもしれないなと思いました。
2024年4月27日
-
カシオペアの丘で(上)
- 重松清
- 講談社 / 2007年5月31日発売
- Amazon.co.jp / 本
- 購入する
少しずつ過去の出来事が明らかにされていくので、気になってどんどんページをめくっていました。
この先どうなるか、みんなの心のわだかまりが溶けていくのを期待して次も読みます!
2024年4月27日
-
一瞬の風になれ 第三部 -ドン- (講談社文庫)
- 佐藤多佳子
- 講談社 / 2009年7月15日発売
- Amazon.co.jp / 本
- 購入する
最高でした!
今までスタート前は集中できず、レースも残念に終わることが多かったのに、ちゃんと集中できるようになって、成長が素晴らしかったです。
最後のリレーもドキドキしながら読みました。鳥肌です。
200mの2人の勝負はどうなったんだろう?って思ったけど、きっと楽しんで走ったんでしょうね。
何かに打ち込むってやっぱりいいですねー
2024年4月22日
-
一瞬の風になれ 第二部 -ヨウイ- (講談社文庫)
- 佐藤多佳子
- 講談社 / 2009年7月15日発売
- Amazon.co.jp / 本
- 購入する
走ることのコツを掴んできて、実力がついてきた様子が出てきてワクワクしました。
成長してるなーって嬉しくなりました。
でも後半でまさかの事態…
葛藤して、もがいてる様子に泣きながら読みました。
いよいよラスト1冊、どう乗り越えていくのか、楽しみです。
2024年4月21日
-
一瞬の風になれ 第一部 -イチニツイテ- (講談社文庫)
- 佐藤多佳子
- 講談社 / 2009年7月15日発売
- Amazon.co.jp / 本
- 購入する
同じ走るでも、サッカーと陸上ではまた違うんだなぁと知った。
もともと身体能力があっても、球技が苦手でもスプリントで伸びる可能性がある…人によって可能性が違うんだなと改めて思った。
この後、どう成長していくのか楽しみです♪
2024年4月20日
-
夜は短し歩けよ乙女 (角川文庫 も 19-2)
- 森見登美彦
- 角川グループパブリッシング / 2008年12月25日発売
- Amazon.co.jp / 本
- 購入する
文体が私には高度過ぎて、なかなか話に入り込めなかったです…
ただ、内容は面白いと思いました。
そこで繋がるんだなというところがいくつもありました。
2024年4月20日
-
風が強く吹いている (新潮文庫)
- 三浦しをん
- 新潮社 / 2009年6月27日発売
- Amazon.co.jp / 本
- 購入する
自分も走っている気分になって、すいすいと読んでいきました。
特に箱根駅伝本番の1区から10区までは手に汗を握りながら(本がしわしわになりました…笑)、ドキドキしながら読むことが止められなかったです。
毎年箱根駅伝を観ているけど、それぞれの区間の特徴なども初めて知ることが多かった。
来年の箱根駅伝の前にもう一度読みたいです!
レースが終わって「やったー!」という気持ちと、終わってしまったさみしさ…
その後の彼らの話をもっと読みたいと思いました。
キングは就職できたのかな?
ニコチャン先輩は卒業できたのかな?
次の年はどんなメンバーで出場したんだろう?
走と双子はどの区間を走ったのかな?
2024年4月15日
-
明日の子供たち (幻冬舎文庫)
- 有川浩
- 幻冬舎 / 2018年4月10日発売
- Amazon.co.jp / 本
- 購入する
児童養護施設について知りたくて読み始めました。
そこで暮らす子供達の思いやつまずき、先生方にも考え方の違いがあるのだなぁと知りました。でもやっぱり子供達の将来を真剣に思っているのだなぁとどの先生も応援したい気持ちになりました。
後半のあしたの家の子供は明日の大人というところは、そーだ、そーだ!と叫びたい気持ちになりました。
未来に生きる子供達のために私でもできることはなんだろう?と考えさせられました。
2024年4月25日
-
東京タワー―オカンとボクと、時々、オトン (新潮文庫)
- リリー・フランキー
- 新潮社 / 2010年6月29日発売
- Amazon.co.jp / 本
- 購入する
母の気持ちで「ボク」の様子を読んでしまい、イライラして「しっかりしなさい!」って思ってしまった…「オカン」のように寛大になれない…
「オカン」はすごい人だなぁとつくづく思いました。
最後はやっぱり泣けました。
親に対して優しい気持ちを持とうと改めて思いました。
2024年4月11日
どの話も素敵でしたー
特に「軍事とオタクと彼」が好きです。
彼女の関西弁がまた良かった(笑)
2024年4月7日
-
鬼人幻燈抄 平成編 泥中之蓮
- 中西モトオ
- 双葉社 / 2023年11月22日発売
- Amazon.co.jp / 本
- 購入する
長い戦いがやっと終わった。
妹は兄を想っていたからこそ鬼になってしまったのだなぁと改めて悲しかった。醜い姿になってしまったけど、最後は大好きな兄に取り込まれて幸せだったと思います。残った向日葵も友達とお茶ができるようになって良かった。
鬼は長生きだから、これからも仲良くなった人間ともたくさんお別れしていかなくてはいけないけど、鬼仲間もたくさんできて良かったなぁと思います。
お話は平成で終わってしまったけど、令和編での鬼達の生活の変化もちょっと見てみたいな〜と思いました。スマホ使ってるのかしら(笑)
2024年4月4日
伊坂幸太郎さんの本は別々の話の登場人物がどこかで関わっていたりして面白いです。
小惑星の衝突が間違いだといいなと思いながら最後まで読みました。
個人的には「演劇のオール」が1番好きです。
2024年3月30日
-
クジラの彼 (角川文庫 あ 48-4)
- 有川浩
- 角川書店(角川グループパブリッシング) / 2010年6月23日発売
- Amazon.co.jp / 本
- 購入する
「空の中」や「海の底」の登場人物達の番外編が楽しかったです。
どの話もニヤニヤが止まらない(笑)
解説を読んで、続編にあたるらしい「ラブコメ今昔」も読んでみたくなりました。
2024年4月5日
-
海の底 (角川文庫 あ 48-2)
- 有川浩
- 角川グループパブリッシング / 2009年4月25日発売
- Amazon.co.jp / 本
- 購入する
自衛隊3部作の中で1番ハラハラドキドキしました。
自衛隊、警察、米軍、政府、それぞれの役割、大義名分が違うんだなぁって始めて知った。
もし本当にこんな事態になったら、スムーズに自衛隊に対処してもらえるように政府が動いてほしいものです…
さて、それぞれの人間模様ですが、生意気中学生の圭介にかなりイライラさせられました。でも、彼の育った家庭環境が描かれるにつれ、気の毒に思いました。自分がいつの間にかやな奴になっていた原因に気づいて、母親に立ち向かうようになった時にはつい応援してしまいました。
潜水艦からの脱出後にみんなに素直に謝らず、あえてカメラの前で悪者になるところは不器用な子だけど、微笑ましく、数年後望にちゃんと再会してきちんと謝った時は、その成長に本当に嬉しくなっちゃいました!
2024年3月27日