- Amazon.co.jp ・本 (317ページ)
- / ISBN・EAN: 9784800235473
感想・レビュー・書評
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読み終わった時に鳥肌がたった。ものすごい作品だと思う。主人公の「ぼく」のクラスは女王様がいた。しかし、東京から転校してきたエリカのせいで、クラスの女王と女王の対決が始まった。
転校。そんなたわいもないキーワードからの伏線だらけのミステリー小説。
ここからネタバレです!
驚いた。主人公の性別だけで5回も勘違いするなんて。これはまさに伏線しかない! -
僕っ子設定や名前みたいな苗字の人が出てきたり過去と未来で同じ愛称で呼ばれている子供がいたりして少し無理が無い?って思いました。求めていた意外性は、それじゃ無い感があって少し残念。前半の子供時代の話は面白かった。終わり方がエグいけどね。。映画化したらB 級ホラーになりそうな感じでした
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だ・ま・さ・れ・た・!
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悪意をオブラートに包まない分、余計壮絶かつ陰惨になる、小学校という階級社会の恐ろしさ。
フィクションで良かった。
フィクションであってほしい。 -
片田舎の小学校に、東京から美しい転校生・エリカがやってきて、クラスの“女王”として君臨していたマキの座を脅かすようになる。スクール・カーストのバランスは崩れ、物語は背筋も凍る、まさかの展開に-。学園ミステリー。
2015年の「このミス大賞」受賞作。降田天は2人の作家の共作という。鮮やかな叙述トリックを狙ったのだろうけれど、ミスリードさせるための仕掛けがやや苦しく、全体的に陳腐な感はぬぐえなかった。これが「大賞」ということはこの年はやや残念だったのでは?と思った。
(Ⅾ) -
表紙を見て何となく購入。
小学生のクラス内ヒエラルキー。恐ろしすぎる。
大人が思うほど、子供は無邪気ではないと頭では理解しているものの、それでも無垢でいて欲しいと願ってしまう。
子供だからこその残酷さもあるとは思うけれど。
ミステリーとしては、これでもか!とネタを突っ込んでいて少しやりすぎ感は否めないものの楽しんで読むことが出来ました。