何を成し遂げた人か解ってるようで解ってないマルクスの思想、その背景の一端でもつかめればと高校生をターゲットしたとまえがきにあるこの本を、内田さんが著してることもあり買ってみた。ふたりの書簡形式で進んでいくこの本、石川さんのパートが読みづらいものがあり挫折しそうだったが、良い頃合いに内田さんのパートに移り持ちこたえるということを繰り返し何とか読了に至ったという体たらくだった。とはいうものの、何を以て正しいか、正しくないかという基準は与えられるものでなく、自分で練り上げていくマルクスのスタイルは嫌いじゃ無い。

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読書状況 読み終わった
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人の生きざまに神さまがどう関わっているのかが、宗教的な言い回しに偏らず、とても解りやすく描かれたかな。自分に起こり得たできごと全般を前向きに捉えることが、もう1つの領域とも云える自分のなかにある神さまと通じる手段であることを説きつつ、可能性を開くのも閉ざすのも、それは誰でもない自分であることをメッセージとして伝える。どんな境遇の下に生まれてたとしても、それは輪廻転生という神に近づいていく為の大きなサイクルの一部であるので、決してネガティブに為ることなく心開いてればいいのだよ。と優しい語りかけが聞こえ、それに癒される。

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読書状況 読み終わった
カテゴリ 新書

勧められて夏の頃に買い積んでたがやっと読むに至る。読後、大学サッカーの観戦で関西学院へいく機会に恵まれ、中央キャンパスに立ったとき、その佇まいに学びの舎としての在り方と学ぶことの意味に少し触れることができた気がした。

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カテゴリ 新書

知人に勧めてもらい買う。成功者目線かなと思う部分もなくもなかったが、それも作品に通して流れる原作者の植松さんの前向きなパワー故の「ことば」だとも理解でき、生きていく上での「人のあり方、心の持ち方」を作品に感じる。

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読書状況 読み終わった [2011年9月23日]

語り部でもある主人公の不断の末にある行動の言い訳とも取れるプロローグ。このいちいちの言い訳が更に物語りの展開を間延びさせる。も結末からみれば、そのヒロインU・Uへのいちいちの慮りが無機質に映る彼女の歴史の闇へ光をあて命を吹き込んでくさまの描写は流石というべきだろう。メジャーな人種でなくとも生きる以上、幸せになろうと欲すれば幸せになれるんだよとU・Uにつむぎ聞かせる物語りに脈々と流れる西尾イズムとも云うべきエッセンスをかさねみる。

2011年9月23日

読書状況 読み終わった [2011年9月23日]
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読書状況 読み終わった [2011年7月26日]
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読書状況 読み終わった [2011年7月20日]
カテゴリ ラノベ
読書状況 読み終わった [2011年7月18日]
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読書状況 読み終わった [2011年7月14日]
カテゴリ ラノベ

読書状況 読み終わった [2011年7月25日]
カテゴリ 戦前

「キツいで、この終わりかた」ってのが読後直後の印象。そういう意味では、やってくれたな西尾維新って感じだけど、この「囮」を続く「恋物語 ひたぎエンド」のプロローグ、情況説明的な部分を担ってると割り切れば、その長いプロローグに相応しい見せ場があるだろうことを期待せずにいられない。としか言いようがない。‥自我の発露という内面的な変化への戸惑いに対する抵抗は成長における必然とも自然ともいえる。が、この「囮」では撫子の「怠惰」「面倒臭がり」という言葉に表される、この世での在りよう、言いかえれば執着の凄まじさが怪異を創出、その破壊的なまでの自我の発露に撫子の強さをみる。

2011年7月9日

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読書状況 読み終わった [2011年7月9日]
カテゴリ ラノベ

読書状況 読み終わった [2011年7月7日]
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読書状況 読み終わった [2011年7月2日]
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読書状況 読み終わった [2011年7月1日]
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読書状況 読み終わった [2011年6月23日]
カテゴリ ラノベ

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読書状況 読み終わった [2011年6月23日]
カテゴリ 思想・哲学

社会を構成する人抜きにして来たる社会を考えることはできず、それを作るのも壊すのも人である以上、その因となる「個(=欲)」と如何に向き合いバランスさせてく鍵が個の「真摯」さであることを説く。と共に、限りなく拡がる欲に対し自らを律する姿としての「真摯」さが、そこにあった。自身を含め人のもつ可能性様なものが書かれ「これから」へ立ち向かう勇気を貰えた一冊。

2011年6月16日

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読書状況 読み終わった [2011年6月16日]
カテゴリ 思想・哲学

読書状況 読み終わった [2011年6月6日]
カテゴリ 思想・哲学

読書状況 読み終わった [2011年6月1日]
カテゴリ 思想・哲学

上辺だけなぞればユダヤ人讃歌の様でもあり鼻につく読み始めだったが、実のところ読み終えてみると、ドラッカーを読み解く上で鍵となる「真摯」という言葉が全編を通し脈々と流れることに気がつかされる。と同時に、他作品をドラッカーの言葉をして形になったものとすれば、この「傍観者の時代」に僕はドラッカーの心により近い言葉以前を認めざるを得ず、それは「詩」を読むような感覚でもあり、その立ち位置からこの書と向き合ったとき、改めて「真摯」という言葉の難しさを目の当たりにすることになった。

2011年5月9日

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読書状況 読み終わった [2011年5月9日]
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