面白かったか面白くなかったかで問われると私にはまだ難しかったかもしれない。というのが率直な感想。
けど、川端康成の小説はひたすら美しくて綺麗でした。
なんでこんなに美しいんでしょうね。
日本人らしい美があったような気がします。
2017年3月2日
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ザ・万歩計 (文春文庫 ま 24-1)
- 万城目学
- 文藝春秋 / 2010年7月9日発売
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ただの万城目学ファンとしてすごく面白く読ませてもらいました。
万城目さん、小説家ということで勝手にインドア派かと思ったら案外アクティブでアウトドアだった…(笑)
万城目学さん、小説も面白いことながらさすがエッセイも面白い。
ファンならきっと楽しいはずです!
2017年3月2日
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モンスター (幻冬舎文庫)
- 百田尚樹
- 幻冬舎 / 2012年4月9日発売
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もともと整形に対して反対だったり偏見などがあったわけではないけれど、自分のコンプレックスを克服してそれを自信にするのは決して悪いことではなくいいことなんだなと思いました。その手段が整形であってもなんら悪いことはないのだなと思いました。
自分もしてみたいなぁ、、、なんて思ってしまった…(笑)
整形が全面的に良いという訳ではありませんが、、、
百田尚樹さんさすが面白いですね。
小説の中の整形の技法(?)やり方など細かく書かれていてすごいなぁと思いました。
決して気持ちいい話ではないとは思いますが、なかなか面白いなと思いました。
2017年3月2日
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永遠の0 (講談社文庫)
- 百田尚樹
- 講談社 / 2009年7月15日発売
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昔の日本男児の気持ちの強さ、言葉数はきっと今より少ないとは思うけれどひしひしと伝わる彼らの愛の深さ。
戦争に対して無知な私が言うのもあれなんですが、当時の軍上層部にもきっと思うところはあったとは思いますが、最悪だったということなんですね。
せっかく平和な世界に生まれたので(これから平和じゃなくなることがないと願い)私も命を大切に生きていこう。っと
2017年2月6日
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伊豆の踊子 (新潮文庫)
- 川端康成
- 新潮社 / 2003年5月5日発売
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読んでいて内容がすごく分かる!っていう感じではないんですが、とっても美しい小説でした。
1番気に入ったのは叙情歌です。
川端康成氏自身も、最も愛している作品の1つでもあるらしく、すごい綺麗だなと感じました。
伊豆の踊子は、なんか私まできゅんというかドキドキしてしまいました(笑)
本当に美しいの一言につきるなぁと感じました。
2017年2月3日
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金閣寺 (新潮文庫)
- 三島由紀夫
- 新潮社 / -
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ただいま現在10代で読みましたが、難しい…
というか、読みにくいなぁというのが率直な感想(笑)
告白体なので仕方ないことですが、ずっと私(読者)に語りかけてくる!そんな語られても…って思ってしまいました(笑)
でも、女性関係も持ったことがない重度の吃音症の主人公と、それを取り巻く、両親、金閣寺の住職、明るい友人の鶴川、足に障害がある柏木、そして金閣寺のもつ美、複雑に絡み合ってて深いなぁと思いました。
金閣寺放火事件からここまでかける三島由紀夫はすごいなと感じました。
2017年2月3日
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家族ゲーム (集英社文庫)
- 本間洋平
- 集英社 / 1984年3月19日発売
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櫻井翔くんのドラマと(今となってはうる覚えですが)こちらの小説というか原作は全然話が違いました。
私は、原作の方が好きだなぁって感じました。
多分、原作では家庭教師でも弟でもなく兄が主人公なんだとは思いますが、主人公じゃないってぐらいちょっと影の薄めの主人公で本作での彼を表している気がしました。
少し前の作品ですが、きっと今の家族にも相通ずるものがあるはずです。
作品を読み終わった後に題名通りだなと思いました。まさに家族ゲーム。
2017年2月3日
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羅生門・鼻 (新潮文庫)
- 芥川龍之介
- 新潮社 / -
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勝手に読みづらいと思っていましたが、面白かったです!
王朝物ということで、古典作品が主題のものばかりだったんですか、そんなことを感じさせないくらいにすらさらと読めちゃいました。
芥川賞ってなるだけやっぱりすごい方だなと再認識でした(笑)
2017年2月3日
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怒り(下) (中公文庫 よ 43-3)
- 吉田修一
- 中央公論新社 / 2016年1月21日発売
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映画を見てからの小説だったので、結末が分かっていましたが、終わり方が小説の方がやはりしっかり分かって面白かったです。
映画では少し曖昧ですし、若干ラストが違うところがあったりしました。
悪人も読んで見たいなと思いました。
みんな何かを抱えて生きてるんですよね。
それを受け止め信じるのか、突っぱねてしまうのか、愛してる人だからこそ疑心暗鬼になったりしてしまう。
うーーん奥深い
2016年12月13日
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怒り(上) (中公文庫 よ 43-2)
- 吉田修一
- 中央公論新社 / 2016年1月21日発売
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初めて吉田さんの読みました。
めちゃくちゃ、面白かったです。
映画を見てからの小説だったのである程度話の流れがわかった状態で読んだのですが、圧倒的に小説の方が面白いと思いました。
もちろん、映画は映画ですごく面白かったのですが、話も長いので登場人物や話が省かれているところもあったので、小説をオススメします。
2016年12月13日
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桐島、部活やめるってよ (集英社文庫)
- 朝井リョウ
- 集英社 / 2012年4月20日発売
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朝井リョウさんの、作品これしか読んだことはないけれど、私は苦手かもしれない。
なかなか面白かったけれど、なんか苦手意識があるかな?
だいぶ前に読んだのでそろそろ再チャレンジしようかな…
2016年12月10日
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こゝろ (角川文庫 な 1-10)
- 夏目漱石
- KADOKAWA / 2004年5月10日発売
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不朽の名作。
エゴイズムと罪の意識に苦しむ先生が出す答えは、昔の日本らしいなと思ってしまう。
恋は罪悪だ。
たった1つの感情に人間は振り回されて変わってしまうものなのですね。
2016年12月10日
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時をかける少女 〈新装版〉 (角川文庫)
- 筒井康隆
- 角川書店 / 2006年5月25日発売
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アニメ(細田守)の時かけが大好きで、原田知世のも見て、小説を読みました。
アニメを最初に見ているからだとは思うのですが、SF面よりも2人の時をかけた恋心の面の印象が強く、アニメを見てはポロリ、映画を見てはポロリ、小説を読んではポロリ、してしまいました(笑)
多分泣くような小説ではないと思うのですが、きっと元はファンタジーというかSF面が強い作品なんだろうなと思います。
名作だとは思うので1度は読むべき!
2016年12月10日
だいぶ前に読了。
面白かった。記憶がある…(笑)
一気読みした。記憶がある…(笑)
どんでん返しでかなりおおお!ってなったような。。。
他の作品も読んでみよう。と思いながらと読めていません。
2016年12月10日
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人間失格 (角川文庫)
- 太宰治
- KADOKAWA / 2007年5月30日発売
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ダメ人間になる方法をというかいかにして自分がダメ人間になっていったか。人間失格したかってことが綴られていました。
(ダメ人間は語弊かもしれませんが)
純文学だったり、昔の文豪の作品は少し手がつけずらかったんですが、思いの外読みやすかった。
文豪ってやっぱり変わった人が多いんですかね?
2016年12月10日
中学生の時万城目学のホルモー六景のある話から梶井基次郎の存在を知って、檸檬を読んでみたけれど、当時若くて檸檬だけよんで諦めていましたが、数年経ち再チャレンジしました。
初期作品は、檸檬以外難しく感じてしまいました。
梶井が、病気だったのもあり基本的に主人公は病気だったり精神的に病んでいたりしていました、
でも、梶井が病気だったからこそ、あんなに細かくそして繊細な心の動きを書けたのかな。と思いました。
個人的には Kの昇天がすごく好きになりました!
このKは梶井のKで自己投影なのか…?と思いながら読んでました(笑)
難しいと感じても1回は読むべき作家だと思います。
また、数年後に読みたいです。
2016年12月10日
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海と毒薬 (新潮文庫)
- 遠藤周作
- 新潮社 / 1960年7月15日発売
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人間の道徳心に訴えかける作品でした。
なにが善でなにが悪なのか。
改めて現代に生きる私達が考えるべきことの1つだなと思いました。
2016年10月22日
ただの万城目学ファンです(笑)
この作品いつもとは違うような気がしました。
もちろん万城目ワールド全開ですが。
私結局最後がどうなったかよくわかりませんでした(笑)
バベルと現実世界に主人公が2人いるってことになるんですかね??
(若干のネタバレすいません)
若干分からなかったけど、面白かったからよし!(笑)
2016年11月13日
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とっぴんぱらりの風太郎
- 万城目学
- 文藝春秋 / 2013年9月28日発売
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ただの万城目学ファンです(笑)
すごい分厚かったですが、すらすらっと読めちゃいました。
読み終わったあとの爽快感(分厚いから?笑)と、何か考えさせられた感じがなんともいえない充実感がありました。
万城目学さんには珍しく、闘うようなシーンもあってこの作品なかなか重いところをテーマにしてきたのかな?って感じました。
もちろん万城目ワールドは全開だったのですが(笑)
なんでこんなに日常に非日常的なことを入れ込むのがうまいんだろうか…
最後が、プリンセストヨトミに繋がっていて、繋がりだったり大切なもの守るべきものについて考えさせられました。
万城目学…最高…!
2016年10月22日
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偉大なる、しゅららぼん (集英社文庫)
- 万城目学
- 集英社 / 2013年12月13日発売
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ただの万城目学ファンです(笑)
万城目ワールド全開って感じの作品!
今までの作品の中だったらかなりパワーがある作品に感じます。
ナチュラルボーンなお殿様。
このフレーズなんか好きです(笑)
2016年10月22日
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かのこちゃんとマドレーヌ夫人 (角川文庫)
- 万城目学
- KADOKAWA / 2013年1月25日発売
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ただの万城目学ファンです(笑)
いつもはもっとなんだかんだ壮大な感じになっていくような気がするのですが、この話はほのぼのした感じで面白かったです。
かのこちゃんとマドレーヌ、2人の関係が出会いや別れについてのんびりほのぼのと教えてくれた気がします。
いつもとは雰囲気が違うなと感じながらも、やはり万城目ワールド全開だったような気もします(笑)
2016年10月22日
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プリンセス・トヨトミ (文春文庫 ま 24-2)
- 万城目学
- 文藝春秋 / 2011年4月8日発売
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万城目学さん最高!というか、ただの万城目学ファンなんですが…(笑)
大阪の秘密を元に繰り広げられていくお話ですが、歴史そして、本当に大切なもの、家族ってなんだっけ?
改めて違う角度から教えてくれる。
そんなお話にも感じました。
普通に面白いです!
万城目学ファンなのでごり押しします!
2016年10月22日
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ホルモー六景 (角川文庫)
- 万城目学
- KADOKAWA / 2010年11月25日発売
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大好きな鴨川ホルモーのスピンオフということで、面白かった(笑)
私は、「もっちゃん」「同志社大学黄龍陣」「長持の恋」が特に好きです。
「もっちゃん」
では、一昔前のホルモーについて少し知ることができます。私はこの作品で梶井基次郎を知りました(笑)
「同志社大学黄龍陣」
少女大使を抱け。
その言葉にジーンときました。
「長持の恋」
時をかける少女のような感じなのですが、時かけが大好きなのですごい切なくてドキドキしながら読んでました。
2016年10月22日
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鹿男あをによし (幻冬舎文庫 ま 17-1)
- 万城目学
- 幻冬舎 / 2010年4月6日発売
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ただの万城目学ファンとして面白かったです。
最後のシーンはまさか!そうゆうこと!って感じでなんだか甘酸っぱい気分になりました(笑)
頭だけ鹿になるっていうまた素っ頓狂な事を考えたものだな。と常々作者に感動です。
2016年10月22日