スティーヴン・ミルハウザーのおすすめランキング

プロフィール

1943年、ニューヨーク生まれ。アメリカの作家。1972年『エドウィン・マルハウス』でデビュー。『マーティン・ドレスラーの夢』で1996年ピュリツァー賞を受賞。『私たち異者は』で2012年、優れた短篇集に与えられるThe Story Prizeを受賞。邦訳に『イン・ザ・ペニー・アーケード』『バーナム博物館』『三つの小さな王国』『ナイフ投げ師』(1998年、表題作でO・ヘンリー賞を受賞)(以上、白水Uブックス)、『ある夢想者の肖像』『魔法の夜』『木に登る王』『十三の物語』『私たち異者は』『ホーム・ラン』(以上、白水社)、『エドウィン・マルハウス』(河出文庫)がある。ほかにFrom the Realm of Morpheusがある。

「2021年 『夜の声』 で使われていた紹介文から引用しています。」

スティーヴン・ミルハウザーのおすすめランキングのアイテム一覧

スティーヴン・ミルハウザーのおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『エドウィン・マルハウス (河出文庫)』や『イン・ザ・ペニ-・ア-ケ-ド (白水Uブックス 123 海外小説の誘惑)』や『バーナム博物館 (白水Uブックス 140 海外小説の誘惑)』などスティーヴン・ミルハウザーの全24作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

エドウィン・マルハウス (河出文庫)

914
3.85

感想・レビュー

翻訳家の岸本佐知子さんは自分が翻訳した本はすべて「傑作だ!」と思いながら訳すそうだが、中でもイチ押しがこの本だとか。さもありなん‼︎こども時代、怖がりで移... もっと読む

イン・ザ・ペニ-・ア-ケ-ド (白水Uブックス 123 海外小説の誘惑)

474
3.67

感想・レビュー

第一部は「アウグスト・エッシェンブルク」 テントでの魔術ショーとか、「イン・ザ・ペニー・アーケード」もそうだけど、子供の目にうつる日常から断絶されたよう... もっと読む

バーナム博物館 (白水Uブックス 140 海外小説の誘惑)

370
3.70

感想・レビュー

シンドバットの第八の航海は 物語と共にシンドバットのお話の作者別の解説みたいなのが挟まっていて 詳細や違いを知りたい性格のわたしには面白く読めたが とにか... もっと読む

魔法の夜

366
3.50

感想・レビュー

本を開くと、静かで賑やかな南コネチカットの夜へ遊びにいける。 何者かが目覚める時間に聞き耳を立ててみる。 呼んでいるのは原初の海で寄せては返す波の音。... もっと読む

エドウィン・マルハウス: あるアメリカ作家の生と死

270
3.95

感想・レビュー

小学生のころの、めちゃくちゃ集中して遊んだり読んだりしていた時間を思い出した。ある日の日差しの具合とか、自分がどれだけ息を詰めてそれを見ていたかとか。特に... もっと読む

私たち異者は

269
3.77

感想・レビュー

スティーヴン・ミルハウザーの短篇集。ほぼ中篇といっていい表題作を含む七篇所収。これまでのミルハウザーの物語世界と地続きでありながら、どこか新味を感じさせる... もっと読む

夜の声

263
3.72

感想・レビュー

スティーヴン・ミルハウザーの作品(本作は短篇集)は、これが初めてなので、まず、訳者の柴田元幸さんのあとがきにある、彼の文学の特徴を少し書きますと、 ここ... もっと読む

三つの小さな王国 (白水Uブックス 137 海外小説の誘惑)

246
3.70

感想・レビュー

ある種の才能が飛び抜けていても世渡り力/生命力に欠ける人たちの、眩い夢のような「こういう風にしか生きられません」ストーリー。 「J・フランクリン・ペ... もっと読む

マーティン・ドレスラーの夢 (白水Uブックス 171 海外小説の誘惑)

227
4.15

感想・レビュー

この本を読みながら、会社の友人が書いた一つの概念図を思い出してました。 横軸が時代、縦軸がニーズ。そこにやや右上がりの幅広の帯があり、ユーザー―ニーズと... もっと読む

ナイフ投げ師 (白水Uブックス179)

159
4.12

感想・レビュー

やたらしつこい文章だなぁと思いながら読みましたが、面白かった。短編のほとんどが、何かを極めるあまりとうとう一歩向こう側へ突き抜けてしまった人や組織を主題と... もっと読む

十三の物語

145
4.08

感想・レビュー

ミルハウザーらしさに溢れた短篇集。<オープニング漫画><消滅芸><ありえない建築><異端の歴史>の四部構成になっており、<オープニング漫画>は「猫と鼠」一... もっと読む

マーティン・ドレスラーの夢

143
3.56

感想・レビュー

「ミルハウザーの小さな王国」 こういうのを強迫観念というのだろうか。ミルハウザーの描く物語は、どれも同工異曲。まるで、別の物語など書けないかのように... もっと読む

ホーム・ラン

139
3.21

感想・レビュー

二〇一五年に刊行されたスティーヴン・ミルハウザーの短篇集<Voices in the Night>。何でも大きくて長いのが好きなアメリカでは短篇集でさえ厚... もっと読む

夜の姉妹団: とびきりの現代英米小説14篇

107
3.41

感想・レビュー

レベッカ・ブラウンの作品が読みたくて手にとった。 「結婚の悦び」がとてもよかった! 幻想的な雰囲気をうまくいかして、 結婚生活の不条理さ・悲しさ... もっと読む

ある夢想者の肖像

106
3.26

感想・レビュー

ミルハウザーの愛読者にとっては長年の渇を癒す、待望の長篇第二作(1977年)の翻訳。しかも翻訳は柴田元幸氏である。何をおいても手にとらないわけにはいかない... もっと読む

木に登る王:三つの中篇小説

82
3.85

感想・レビュー

いつも同工異曲。似たような素材を相も変らぬ調理法で俎上に載せているのだ。飽きられても仕方がない。それなのに、新作が出るとついつい手に取ってしまう。それがま... もっと読む

ベスト・ストーリーズIII カボチャ頭

76
3.69

感想・レビュー

ジョナサン・フランゼンの短編が収録されているので手に取った一冊。長編をそのままギュっと凝縮したような、あるいは特別面白い章を抜き出したような面白さだった。... もっと読む

エドウィン・マルハウス (河出文庫)

71
4.50

感想・レビュー

文庫本にして530頁ほどの長編、子供を保育園に送り、始業までの時間にちまちまと読み進め、二ヶ月かかってやっと読了。 そんな読み方をしていても、ひとた... もっと読む

三つの小さな王国

59
3.83

感想・レビュー

 白水Uブックスで既に持っていたのだが、古本屋でハード・カヴァーを発見。  好きな作家だったので、思わず購入してしまった。  以下の感想は白水Uブック... もっと読む

エドウィン・マルハウス: あるアメリカ作家の生と死(1943-1954) ジェフリー・カートライト著

31
3.09

感想・レビュー

「子どもが書いた、夭折した子どもの偉人伝」って発想がもう…すげえな……。 もっと読む
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スティーヴン・ミルハウザーに関連する談話室の質問

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