赤井本棚

写真集、アルバム。／

可愛くて不思議な作品。映画前に読んでも、映画後に読んでも幸せな気持ちにさせる本。／この広い世界で起こっているのは、無数の小さな、本当にちっぽけなできごとばかりです……。

新訳。現代風に訳されているのでとても読みやすい。／

今までの作品とは一味も二味も違った作品。謎めいた妖しい作風。／あの暗い屋敷で、私は狐の男としばらく向かい合っていた。

手紙、で展開される話。クスっとする作品。／ついでに、守田一郎流「恋文の技術」を伝授します。コツは恋文を書こうとしないことです。

時間軸が同じだが様々な展開を魅せて見せてくれる作品。／「僕なりの愛ですわい」………「俺なりの愛だ」

森見登美彦のデビュー作品。失恋男の歪んだ話。／何かしらの点で、彼らは根本的に間違っている。

文庫版。／「それにしても奇遇です。先輩とはしばしばお会いしますね。」

初めての森見作品。初めて本を読んで不思議な感覚になった作品。／「夜は短し、歩けよ乙女」

本というより写真集。猫と猫に関する名言。／Libero come un gatto（猫のように自由）

涙が堪えられない作品。ループせざるを得ない。／「でも、本当に感じたいのは、もっと近くにいる人たちからのぬくもりなのに。」

最高なミステリー作品。／「君の混沌（カオス）は、本当に、退屈だな」

本編一作品目。／「ねぇ、小さな探偵さん」「……その呼び方はやめたまえ」

本編二作品目。／「一緒に帰るんだ。こないだも言ったぞ。一緒に帰るんだ。こないだもわたしはそう言った。言ったのに」

本編三作品目。／（そんなことはない。そんなことはないのだ……）

本編四作品目。／「ううん、そんなことないよ。ちょっと手間取るけど、ぼくは、こうやって、必ず君をみつけてるだろ？」

短編集一作品目。／「遅刻しただけでは飽きたらず、その上図書館でさぼるつもりかね？」

本編五作品目。／「その声で、わたしは人間に戻った。やわらかなものに。愛の意味を知るものに。ゆっくり、ゆっくりと、戻ったのだ。」

短編集二作品目。／「すべては、この世がもともと退屈という材料で創られているせいなのだ。」

本編六作品目。／「ぼくたちは、離れない。なにがあっても」

短編集三作品目。／「ヴィクトリカ、つまり君は、書物と、お砂糖に幻惑されているってわけだね。」

可愛くて愛おしくなれる作品。／ようやくわたしは檻の中で死んだ。すべて終わった。こんなにとつぜん終わるとは。

文庫版。どのEDも面白い。／試しに「あいしてる」とつぶやいてみた。やっぱり、大失敗だった。想像していたとおり。それはいままで口にしたどんな言葉よりも嘘みたいだった。………それは大人の言葉だから。

衝撃、な作品。／「だけどなぁ、海野。おまえには生き抜く気、あったのかよ……？」