キラキラ共和国

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 5637
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  • Amazon.co.jp ・本 (251ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344031937

感想・レビュー・書評

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  • 「ツバキ文具店」の続編

    ぽっぽちゃんとミツローさんは籍を入れるのは早かったけれど、しばらく別居婚だったり
    家族になっていくペースがほんとーにゆっくりで
    それがまた良いなぁと思う。

    ミツローさんの実家の四国に帰って
    ミツローさんの亡き前妻さんのお人柄がわかったり、レディーババがママだとバレてたり
    男爵とパンティーのお子様が産まれていたり、
    皆、なんやかやあっても
    日々穏やかに幸せに生きていて良かった。
    最新作も読みたいです。

  • 2017年刊。「ツバキ文具店」の続刊。綺麗事ばかり書いてある訳では無いのだが、キツイ印象が無い・柔らかく優しい。不安や緊張を味わいたくないときに読むには良いかと。主人公が家庭を築いていく、血が繋がっていなくとも母として心を変化させていく過程がひたすら描かれていく。「繋がり」を読み込みたい人にも良いと思う。逆に、それは辛いと感じる人・状態なら読まない方が良い。

  • ツバキ文具店の続編。本当にキラキラしているお話でした॑⸜(* ॑꒳ ॑* )⸝⋆*✨

  • ツバキ文具店を読んでいなかったので、実は分からないところが結構あったのだが、すごくいい雰囲気のいい素敵なお話でした。鎌倉が舞台というのも、とても気に入っています。

    ツバキ文具店に関してはドラマだけ見ていました。本も読んでからこちらのキラキラ共和国を読めばよかったかなと少し悔やまれます。

  • QPちゃんからポッポちゃんへのカードにグッときました。

  • 「ツバキ文具店」から物語の登場人物達の事情は変わっていく。

    人との繋がりって大切だなとか、
    今自分が生きていることに感謝しないととか、
    人達、家族全てに縁があって、出会えたのかなとか

    作品を読みながら、ふと考えて、もっと家族、出会った人達と今この瞬間を大事にしたいと思った。後で思い返して、後悔するんではなく、その時の一瞬を心の中でシャッターをきって、心のアルバムにしまいたいと思う。

    この作品は、心が温まって、明るい気持ちにさせてくれる。心が疲れている時に読むと、心のエナジーチャージをしてくれるようなそんな1冊だと感じた。

  • 前作『ツバキ文具店』のその後のお話
    ゆっくりと流れていく時間の中で、いろんな人の人生の糸が交錯し、主人公の代筆による『手紙』によって、ほどかれていく
    散りばめられた手書きの手紙を読むだけで、涙腺が緩むのは、歳のせいかな。。。

  • 泣ける!
    なんとも優しい物語!!
    大好き!

    よもぎ団子とイタリアンジェラートが
    特にお気に入りで、
    何度も何度も読み返したくなる。

    この作品に出てくる人々の様な人が
    この世界にもっと増えたら、
    私たちの今生きる場所も
    きっと糸さんの作品のタイトルの様になるのだろう。

  • 前作に続き代書屋さんとして、依頼主それぞれの想いを受け止め、いい仕事をこなす鳩子さん。でも、今回はその本職に関わることよりも、ミツローさん、QPちゃんと家庭を築いていくなかで、順風満帆ながらも美雪さんとの心の関係をどう整理していくのか、そっちの方が本流だ。鳩子さんがよき妻、そして母となるのは間違えないし、物語としては代書屋としての彼女の手腕が主流であって欲しい気もするけれど、タイトルの『キラキラ共和国』は『ツバキ文具店』の副題ではなくて主題だからね。代筆依頼については、タカヒコ君は仕方ないとしても、ほかの人はやっぱり自分で書かなきゃなりません。あ、タカヒコ君は自分で書いたんだ。

  • ツバキ文具店の続編
    前作よりもより人間関係を中心に物語が進む
    鳩子と結婚したミツローさんとQPちゃんがだんだんと家族になっていく様が暖かく、今まで語られなかった美雪さんのお話などが、物語感を強めてくれた
    前回の四季折々の鎌倉の風景や、代筆をお願いする人々の個性は変わらず面白かった!
    何度読んでもほっこりする!
    鳩子とQPちゃんが親子でする料理風景や、フキノトウ狩りなどわたしも子供とやってみたくなった!

    目をつぶってキラキラを想像すると、気持ちがキラキラしてくる!
    毎日がキラキラした生活を送れますように!

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著者プロフィール

作家。デビュー作『食堂かたつむり』が、大ベストセラーとなる。その他に、『喋々喃々』『にじいろガーデン』『サーカスの夜に』『ツバキ文具店』『キラキラ共和国』『ミ・ト・ン』『ライオンのおやつ』『とわの庭』など著書多数。

「2023年 『昨日のパスタ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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