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神様の裏の顔 (角川文庫)
- 藤崎翔
- KADOKAWA/角川書店 / 2016年8月25日発売
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気軽に楽しむ感じ。あまり深く考えたり、細かいことを気にして読むものではない。
2018年10月8日
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七つの会議 (集英社文庫)
- 池井戸潤
- 集英社 / 2016年2月19日発売
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安定の面白さ。これまでのようなスーパーヒーロー的な主人公ではなかったけどやっぱり勧善懲悪の時代劇のような爽快感。
2018年10月12日
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肉小説集 (角川文庫)
- 坂木司
- KADOKAWA / 2017年9月23日発売
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トンカツも豚足もホルモンも大好きなんだけど、この本の中では美味しそうに書かれてない。肉小説なのに。
2020年1月26日
昨日まで働いていた息子が突然ニートになったら。
一家の大黒柱だった父に介護が必要になったら。
働き盛りの夫が事故で寝たきりになったら。
専業主婦だった妻が鬱になったら。
誰もがグレーゴルになる可能性がある。
その時、親は、子は、妻や夫は虫になった大切な人を理解してあげられるか?虫にしたまま見殺しにしてしまうのか?
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しゃぼん玉 (新潮文庫)
- 乃南アサ
- 新潮社 / 2008年1月29日発売
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こいつダメだなぁ。犯罪は全て良くないものだけど、こいつのやった犯罪はホントにしょーもないことばかり。
それにちょっと気にくわないとすぐにキレる。
こんなヤツらいっぱいいるんやろなぁ。
そんな主人公を知らずとは言え無垢に受け入れてる人たちが、いつか裏切られて傷付いてしまわないかハラハラして読み進んだ。
例え実害はなくても現実を知った時、多くの人ががっかりするのを見たくなかった。
そんな思いでラストを迎えた。
なんて温かい終わり方なんだ。
2018年9月5日
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ぼくが愛したゴウスト (中公文庫 う 25-4)
- 打海文三
- 中央公論新社 / 2008年10月1日発売
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現実の世界(と思われる世界)に戻れたのか戻れないのか分からないけど、どちらの結果でも必ずしも良かった悪かったかどうかは気にならない終わり方だった。
2018年7月24日
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贖罪の奏鳴曲 (講談社文庫)
- 中山七里
- 講談社 / 2013年11月15日発売
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何か未回収の布石が残された終わり方だなぁっと思ったら続編があるのね。しかも既に3冊も!?
読みやすかったので機会があれば続編読もう。
2018年7月12日
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([も]3-1)恋文の技術 (ポプラ文庫 も 3-1)
- 森見登美彦
- ポプラ社 / 2011年4月6日発売
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手紙をつけた赤い風船を持つ少年。思い描きながら読んで少し涙が出た。
文章が本当にお上手。手紙だけで数々の人物の細部まで描けるなんてすごいなぁ。
出せなかった恋文のくだりは最高に笑える。
2018年6月6日
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奇談蒐集家 (創元推理文庫)
- 太田忠司
- 東京創元社 / 2011年11月20日発売
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面白いところもあるけど、執事的なキャラが無理矢理パーフェクト的な感じで安っぽい。
2018年6月6日
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ロマンス (文春文庫 や 54-1)
- 柳広司
- 文藝春秋 / 2013年11月8日発売
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期待していたような「カッコイイ」主人公でもなかったし、大好きな時代なのに魅力的な描写が少なかった。残念。
2017年9月20日
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雑司ヶ谷R.I.P. (新潮文庫)
- 樋口毅宏
- 新潮社 / 2013年7月27日発売
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え?・・・っと、もう一回「さらば?」から読み直してみよっかな。
2017年9月10日
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儚い羊たちの祝宴 (新潮文庫)
- 米澤穂信
- 新潮社 / 2011年6月26日発売
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予想に反して面白かった。
もちろん期待して買っているんだけど………時々こんな文体のなんちゃってに騙されるのよね。
無理してレトロな言葉を使って古典的に見せようとするものとか。
これもそうかなぁ?と思いつつ、そうかなぁ?と感じつつも、でも最後まで楽しく読めました。
キレイにまとまったなと思います。
2017年9月1日
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雪の鉄樹 (光文社文庫 と 22-2)
- 遠田潤子
- 光文社 / 2016年4月12日発売
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これは悲劇なのか?いや純愛小説かな?
とにかく主人公の雅雪が卑屈で愚直で不器用で、この話は
ハッピーには向かわないと思ってたのに。
雅雪と遼平のアンバランスな関係に、すれ違いに、触れ合いに
そして互いの愛情に涙した。
2017年8月30日
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握る男 (角川文庫)
- 原宏一
- KADOKAWA/角川書店 / 2015年3月25日発売
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つい最近、人に勧められた作品がサクセスストーリー的な感じで、簡単に言うと悪から正に進む感じで楽しかった。
たまたまだけどこれもサクセスストーリー的なんだけど、悪からさらに悪へと進む感じがググっと引き込まれた。最後には単純に悪からから悪ってことじゃないと知るけどね。
人を信用するって難しいから、人に信用して貰うってさらに難しいんだなぁ。
でも誰も信用しないと人生はつまらないけど、一人でも信用できる人がいるってだけで変わるんだなぁ。
2017年8月4日
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すべて真夜中の恋人たち (講談社文庫)
- 川上未映子
- 講談社 / 2014年10月15日発売
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滅多に読まない恋愛小説。
文章が美しいと書評されていたので読んでみた。
静かに流れるような文章で、穏やかな気持ちになれる気もした。
でも、恋愛小説はあまり性に合わないな。
特に女性目線の濃い目のものは
2017年7月25日
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神の子(下) (光文社文庫 や 34-2)
- 薬丸岳
- 光文社 / 2016年12月8日発売
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人に勧められて読んだけど、読み終わった後すぐに著者の別作品を探し始めた。
この人は好きになれそうだ。
単純なサクセスストーリーではなくて、本人は何か躊躇しながら遠慮しながらも周囲が押し上げてくれる感じがとても良い。
おせっかいがしたくなる感じ。ただ、ただこのひとにハッピーを感じさせたい。
ハッピーを感じた時の顔を見てみたい。
わくわくしながらページをめくり、残ページが減るのが惜しいと思いました。
この作品は途中までジャンルを絞れないのも良いと思う。
面白い本をありがとう、陽子さん。
2017年7月20日
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神の子(上) (光文社文庫 や 34-1)
- 薬丸岳
- 光文社 / 2016年12月8日発売
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人に勧められて読んだけど、読み終わった後すぐに著者の別作品を探し始めた。
この人は好きになれそうだ。
単純なサクセスストーリーではなくて、本人は何か躊躇しながら遠慮しながらも周囲が押し上げてくれる感じがとても良い。
おせっかいがしたくなる感じ。ただ、ただこのひとにハッピーを感じさせたい。
ハッピーを感じた時の顔を見てみたい。
わくわくしながらページをめくり、残ページが減るのが惜しいと思いました。
この作品は途中までジャンルを絞れないのも良いと思う。
面白い本をありがとう、陽子さん。
2017年7月20日
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22年目の告白-私が殺人犯です- (講談社文庫)
- 浜口倫太郎
- 講談社 / 2017年4月14日発売
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勧められて借りてみた。
たらたらと読むのが常の私が一気に読みきるほどぐいぐいきた。
2017年6月26日
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アラビアの夜の種族 III (角川文庫)
- 古川日出男
- KADOKAWA / 2006年7月22日発売
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ストーリー自体は難解ではないけど、すらすらと読める文章じゃない。でも、ゆっくりと噛み砕き咀嚼しながら読み進めるとなかなかな表現に感動します。
2018年7月1日
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アラビアの夜の種族 II (角川文庫)
- 古川日出男
- KADOKAWA / 2006年7月22日発売
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ストーリー自体は難解ではないけど、すらすらと読める文章じゃない。でも、ゆっくりと噛み砕き咀嚼しながら読み進めるとなかなかな表現に感動します。
2018年7月1日
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アラビアの夜の種族 I (角川文庫 ふ 18-3)
- 古川日出男
- KADOKAWA / 2006年7月25日発売
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ストーリー自体は難解ではないけど、すらすらと読める文章じゃない。でも、ゆっくりと噛み砕き咀嚼しながら読み進めるとなかなかな表現に感動します。
2018年7月1日
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新世界より(中) (講談社文庫)
- 貴志祐介
- 講談社 / 2011年1月14日発売
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読み始めて何となく世界観が見え始めたところで「まさか和製ハリーポッター的
な!?」と思い読むのを止めようかと思った。別にハリーポッターが嫌いってわけで
はない(読んだことはない)けど、今はホグワーツでのファンタスティックなスクー
ルライフを読む気分ではないから。
とは思いつつ勿体無いので読み進めてみたら・・・おもろいではないか。
特に中巻(文庫版)に入ってからはスピード感もなかなか、下巻の東京遠征と決戦は
ハリーポッターにはない血生臭さもあって熱中できた。
東京の地下での探索や決戦の際に、実際の場所がわかるような遺跡(駅看板や銅像や
そこそこ有名なオブジェ等)の記載があれば臨場感もアップしたかも。今は見附から
四ツ谷に向っているんだな?とか。
2017年1月20日