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憂鬱なハスビーン (講談社文庫)
- 朝比奈あすか
- 講談社 / 2010年10月15日発売
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読みやすいけど、あまり好きではなかった。
主人公に共感できなかったからかもしれない。
2010年10月30日
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恋のかたち、愛のいろ
- 唯川恵
- 徳間書店 / 2008年2月19日発売
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作家さんによっていろんな文体があるように
世の中には他にもいろんな恋愛があるんだろな〜
自分がしないような恋愛もあって楽しく読めた。
今まで名前を知らなかったヴァシィ章絵さんの作品
「号泣男と腹ペコ女」が結構面白かった。
基本的に短編集はあまり好きではないけど
(すぐ読み終わっちゃうのが寂しいから)
初めての作家さんの作品を読むのに
こういったアンソロジーの本はいいと思った。
2010年10月30日
いろんな作家さんの作品を集めたアンソロジーのような本みたい。
文体も様々だし一人で書いたとは思えないいろんな要素がつまった本。
太田光さんってやっぱり頭いい!
と同時に、繊細さや温かさ、優しさを感じた。
手帳に残しておきたい言葉が沢山つまった本だった。
次回作にも期待!
2010年10月30日
ネットのSNSで性別をごまかしていた男女がお互いにひかれあう 今のネット社会で普通にありそうな話 さらりと読めるけど、さらりすぎて心に残るものがない
2010年8月25日
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永遠の0 (講談社文庫)
- 百田尚樹
- 講談社 / 2009年7月15日発売
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戦争で亡くなった実の祖父がどのような人だったのか 姉と弟が当時の祖父のことを知る人に話を聞いていく
戦争がどのようなものだったのか、教科書やメディアでは教えてくれないようなものを教えてくれた。
このような恐ろしい戦争が作り話ではなく65年前に実際に起こっていたことだなんて。。。やるせない気持ちでいっぱいになったと同時に今ある平和を当たり前のように思ってはいけないと思った。
戦争を知らない若い世代こそ読む話だ。
2010年8月23日
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タイム・ラッシュ: 天命探偵 真田省吾 (新潮文庫)
- 神永学
- 新潮社 / 2010年7月28日発売
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死を予知する能力を持つ美少女と、探偵のアクションミステリー。テンポがよくあっという間に読める。
続編が楽しみ。
2010年8月22日
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阪急電車 (幻冬舎文庫)
- 有川浩
- 幻冬舎 / 2010年8月5日発売
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これ大好き!
久々に何度も読み返すだろう作品に出会った。
ローカル線で起こる数々の出来事。
短編集なんだけど、つながってるところが嬉しい。
登場人物があたたかく、ほっこり。
今度はぜひとも江ノ電でのお話を書いてほしい♪
2010年8月13日
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スコ-レno.4 (光文社文庫 み 30-1)
- 宮下奈都
- 光文社 / 2009年11月10日発売
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一人の女性の中学~就職までの日々を丁寧に描いた物語。
丁寧に描いてあるから、この女性が自分の身近な人であるかのような
はたまたこの女性が自分であるかのような気がしてくる。
自分に自身が持てない人
自分らしさとは何かと迷ってる人
恋をする勇気が欲しい人
家族との付き合い方がわからなくなった人
読んでみるといいかもしれない。
作家の宮下奈都さんは
自然や物に対して愛情を持っているんだろうなぁと感じた。
自然や物が表情を持っているような文章で
読んでいて心地よさを感じた。
2010年7月19日
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6時間後に君は死ぬ (講談社文庫)
- 高野和明
- 講談社 / 2010年5月14日発売
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衝撃的なタイトルで気になっていたが、なかなか購入まで至らなかった。
夫が偶然にも買ってきたので読むことができた。
長編とおもいきや、他人の未来を読むことができる男性がサブとして出てくる短編集だった。
どきどきや、懐かしさ、夢に向かう気持ちいろんな気持ちを味わえる。
が、短編集はやはり自分には向いてないなぁと思った。
主人公に感情移入しかけたところで終わってしまう。
それが寂しい。。
未来は自分で切り開く。
この本読んで実感したよ。
2010年7月18日
だまし絵が本になったような感じ。
全体を通して暗さが漂っているけれど
読後はすっきり。
うまいこと驚かされました。
題名がぴったり合ってます。
向日葵の咲かない夏
は苦手で道尾作品はもう読まないかなと思ったけど
たまたま題名だけで購入したソロモンの犬
は好みの小説で
さらにこのラットマンはとても面白く
道尾作品あなどれん!!と思いました。
道尾さんの作品は
これからも読み続けてしまいそうです。
2010年7月9日
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クジラの彼 (角川文庫 あ 48-4)
- 有川浩
- 角川書店(角川グループパブリッシング) / 2010年6月23日発売
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大人の恋愛小説なのに、高校生の恋愛のように胸がきゅんきゅんしてしまう。
夫と喧嘩した時に読み直したら
付き合いたての気持ちを思い出せそう。
2010年7月4日
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空白の叫び 下 (文春文庫 ぬ 1-6)
- 貫井徳郎
- 文藝春秋 / 2010年6月10日発売
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上:別の環境にいる14歳の3人の少年が殺人に至る経緯
中:少年院での日々
下:少年院を出てからの日々
がかかれている。
上中下とかなり長編で重いテーマであるけどすぐに読めた。
3人の少年は14歳で殺害という大きな罪をおかしているが
殺害に至る経緯が詳細にかかれている分
こういうこともあるのかもしれないと思ってしまった。
フィクションではあるが3人それぞれがインパクトが強く読んだ後、
身近にも内に秘めた叫びを持っている少年少女が沢山いるのだろうと思い切なくなった。
2010年6月19日
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インシテミル (文春文庫 よ 29-1)
- 米澤穂信
- 文藝春秋 / 2010年6月10日発売
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警告 この先では、不穏当かつ非倫理的な出来事が発生し得ます。それでも良いという方のみ、この先にお進みください。
ページをめくるとこんな文章と見取り図から始まり何が始まるんだろう?とどきどきしながら読み進められた。
実際、求人広告に時給十一万二千円のバイトがのっていたらこの登場人物達のように怪しみながらも応募する人はいるのかもしれないなぁ。私は絶対応募しないことにしよう。。
とにかく怖い、けど先が気になってあっという間に読んでしまった。
インシテミル という題名から全く内容が想像できなかったけど、読み終わってみるとうまい題名をつけているなぁと感心。
続編も出て欲しい。映画も楽しみ。
2010年6月12日
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Tengu: 長編推理小説 (祥伝社文庫 し 8-4)
- 柴田哲孝
- 祥伝社 / 2008年3月12日発売
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途中までは面白かったが、読んでいるうちに気持ち悪くなってしまった。女性にはあまりおすすめできない。
ひっぱる割には解決があっけなかった。
2010年5月30日
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コンビニたそがれ堂 (ポプラ文庫ピュアフル)
- 村山早紀
- ポプラ社 / 2010年1月18日発売
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大切なものを探している人だけがたどり着けるコンビニたそがれ堂シリーズ第1弾。
大事な探しものがある人は必ずここで見つけられる魔法のようなコンビニ。
そのコンビニには人だけじゃなく、猫も訪れる。猫のアンズの大切な探しものにぐっときた。
忘れていた大切なものを思い出させてくれるような物語。
疲れている時、光が欲しい時に読むと、心がじんわりほぐれます。
2010年5月30日
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さくら色 オカンの嫁入り (宝島社文庫) (宝島社文庫 C さ 3-1)
- 咲乃月音
- 宝島社 / 2009年9月5日発売
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夫と死別し、20年以上再婚してなかった母親がなぜ突然再婚しようとしたのか。
急に再婚相手が家にやってきてとまどう娘の立場から描かれている。
途中で展開がよめてきたが、パズルをはめていくように一つ一つの何故がうまっていくのがよかった。一緒に暮らしているワンコがいい味だしてた。
2010年5月29日
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テーブルの上のしあわせ
- 大橋歩
- 集英社 / 2001年12月5日発売
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食にまつわるイラスト入りのエッセイ。かわいいカラーのイラスト盛り沢山で、読んで楽しむことはもちろん見ても楽しめる。
家族や友人への心遣いが随所に感じられ、見習いたいなぁと思った。「夫だって作れる冷やしうどん。」が好き♪
2010年5月29日
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出口なし (角川ホラー文庫)
- 藤ダリオ
- KADOKAWA / 2010年4月25日発売
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密室に閉じ込められた5人。クイズに答えて酸素がなくなる前に脱出する。クイズに間違えると怖いお仕置きが!
なんで密室に閉じ込められていたのか?犯人は誰か?が全くわからず消化不足。そういうのを求めてはいけないのか。
章ごとに、酸素の残り時間が減っていく図(というか帯)があったのはわかりやすくてどきどきした。
2010年5月28日
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夏化粧 (文春文庫 い 39-3)
- 池上永一
- 文藝春秋 / 2006年6月9日発売
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産婆の呪いにより我が子の姿が自分にしか見えなくなってしまった母親。呪いをとくためには自分が我が子にかけた願いと同じことを願う他人の願いを奪わなくてはいけない!
なんて突飛な発想。池上さんはこういう発想が上手いなぁと思う。いざ自分がなったらどう行動するだろう?とおもいながらあっという間に読めた。
2010年5月28日
デパ地下の和菓子屋を舞台とした日常ミステリー。ぽっちゃりしていて和菓子の○○に似ている杏子が和菓子屋で働く中で起こる謎を同僚や周りの人と一緒に解決していく。
坂木司さんの今までの作品同様、出てくる人々が個性的で実際に自分の周りにいる人のように印象的に心に残る。特にひきこもり探偵シリーズに似ているような気がして、また読み直したくなった。続編があるならひきこもり探偵シリーズの人たちが和菓子屋にお客さんとして来て欲しいなぁと思う。
美味しそうな和菓子がたくさん出てくるので、おなががすいてる時や夜中に読むのは要注意!美味しい和菓子と美味しいお茶を用意して読むと一層楽しく読めるはず。読後は和菓子屋さんに行きたくなりますよ。
2010年5月17日
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僕とおじいちゃんと魔法の塔(1) (角川文庫)
- 香月日輪
- KADOKAWA / 2010年1月23日発売
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題名にひかれて購入。小学生の僕がある日偶然見つけたお化け屋敷みたいな塔には亡くなったはずのおじいちゃんがいて、そこにはしゃべる犬もどき(!?)がいて!ここまで読んだだけでも先が気になりませんか
こんな塔にいってみたい!目の前に映像が浮かんでくる、夏休みに映画館で観たいと思う本!特にギルバルスU^ェ^U(※実際に映画化されるかは知らないけど)
子供から大人へと半歩踏み出す難しい時期を描いている。次回作は、高校生になった僕と新たなキャラクターが登場するそう。これまた読むのが楽しみ。
2010年5月21日
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コンビニたそがれ堂 星に願いを (ポプラ文庫ピュアフル)
- 村山早紀
- ポプラ社 / 2010年5月7日発売
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大事なさがしものがある人だけがたどり着ける不思議なコンビニたそがれ堂。
そこにおとずれることになった3人のお客さんの物語。短編集。
彼女、彼らはいったい何を見つけたのか、何に気付いたのか。
小説だけど、なぜか絵本のように感じられた。
読み終わった後にほんわかあたたかくなれる。
自分もたそがれ堂にいけるだろうか。
たそがれ堂に行ったら何を見つけられるかと思いながら読んだ。
2010年5月22日
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ガフールの勇者たち 1
- キャスリン・ラスキー
- KADOKAWA(メディアファクトリー) / 2006年8月1日発売
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ふくろうの冒険物語。
ふくろう好きにはたまらない。
今秋映画で登場。3Dでこの物語が見れるなんて!今から楽しみです。
2010年5月17日
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145gの孤独 (角川文庫)
- 伊岡瞬
- KADOKAWA / 2009年9月20日発売
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ハートウォーミングミステリと書いてあったが、少し重たい内容で辛かった。
145gの孤独とはうまくつけられてるもんだと納得の題名だった。
2010年5月22日