川上弘美のおすすめランキング

プロフィール

作家。
1958年東京生まれ。1994年「神様」で第1回パスカル短編文学新人賞を受賞しデビュー。この文学賞に応募したパソコン通信仲間に誘われ俳句をつくり始める。句集に『機嫌のいい犬』。小説「蛇を踏む」(芥川賞)『神様』(紫式部文学賞、Bunkamuraドゥマゴ文学賞)『溺レる』(伊藤整文学賞、女流文学賞)『センセイの鞄』(谷崎潤一郎賞)『真鶴』(芸術選奨文部科学大臣賞)『水声』(読売文学賞)『大きな鳥にさらわれないよう』(泉鏡花賞)などのほか著書多数。2019年紫綬褒章を受章。

「2020年 『わたしの好きな季語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

川上弘美のおすすめランキングのアイテム一覧

川上弘美のおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『センセイの鞄 (文春文庫)』や『ニシノユキヒコの恋と冒険 (新潮文庫)』や『蛇を踏む (文春文庫 か 21-1)』など川上弘美の全326作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

センセイの鞄 (文春文庫)

10569
3.85
川上弘美 2004年9月3日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

なんとも言えないセンセイとの距離感。 時にもどかしくも感じるが、終始美しい。 そして最後は切なくなった。 大きな変化はないのに2人が気になって読み進め... もっと読む

ニシノユキヒコの恋と冒険 (新潮文庫)

4656
3.51
川上弘美 2006年7月28日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

『恋とは、いったい何だろう。わたしが恋をしていたのは、ニシノさんという、ひとまわりも年うえのひとだった』。 『恋』とは何かという質問はなかなかに難しい... もっと読む

蛇を踏む (文春文庫 か 21-1)

4168
3.25
川上弘美 1999年8月10日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

捉えどころが分からない世界観なのですが、読んでて自分でどう解釈するのか、考えさせられた作品でした。著者のあとがきに描いてあった「うそばなし」。自分の書く小... もっと読む

神様 (中公文庫 か 57-2)

4021
3.76
川上弘美 2001年10月25日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

久しぶりの川上弘美さん。『大きな鳥に〜』『真鶴』などが好みだが、それと近い雰囲気があるこのデビュー作含む短編集は未読だった。日常生活とちょっとずれてる愛し... もっと読む

溺レる (文春文庫 か 21-2)

3489
3.30
川上弘美 2002年9月3日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

あなたは、いきなり『死んでからもうずいぶんになる』という書き出しの小説に接したとしたら、その先にどんな世界を感じるでしょうか? どんな小説に於いても冒頭... もっと読む

古道具 中野商店 (新潮文庫)

2986
3.60
川上弘美 2008年2月28日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

中野商店に集まる、一風変わった人々のエピソードがおかしくて、吹き出しそうになりながら読みました。 ヒトミとタケオの恋愛が、不器用でじれったいのだけれど、... もっと読む

センセイの鞄

2687
3.91
川上弘美 2001年6月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

あなたは、高校時代の先生の名前を覚えているでしょうか? 人間は群れで生きる生き物であり、日々誰かしら新しい人と出会い、その名前を記憶していくことを繰り返... もっと読む

どこから行っても遠い町 (新潮文庫)

2554
3.52
川上弘美 2011年8月28日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

舞台は東京の小さな町。商店街の様々なお店の人々、そこに暮らす人々はそれぞれ淡くつながっていて、何食わぬ顔をして暮らしているけれどそれぞれ色んな過去や思いを... もっと読む

センセイの鞄 (新潮文庫)

2306
3.97
川上弘美 2007年9月28日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

R2.6.7 読了。  ピュアな恋愛小説でした。食べ物の好みが一緒っていいですよね。  何の束縛も打算も介護も結婚も上下関係も意識しなくて良い二人... もっと読む

おめでとう (新潮文庫)

2161
3.43
川上弘美 2003年6月28日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

裏表紙を見ると『よるべない恋の十二景』らしく、それらに、たよりとするところが無いのかどうか、私には分からないが、川上さんの数々のこと細かい描写に、胸を突か... もっと読む

真鶴 (文春文庫 か 21-6)

2111
3.41
川上弘美 2009年10月9日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

あなたにとって、思い入れのある場所はどこでしょうか? 世界には数多の観光地があります。例え仕事をやめて一生そんな観光地巡りをしたとしてもその全てに行き尽... もっと読む

ざらざら (新潮文庫)

1987
3.58
川上弘美 2011年2月26日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

あなたは、短編が好きですか?それとも、長編が好きですか? 小説にはさまざまなジャンルがあります。恋愛もの、青春もの、そして学園もの。横文字でいけば、ミス... もっと読む

ぼくの死体をよろしくたのむ (新潮文庫)

1876
3.63
川上弘美 2022年8月29日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

川上さんの初読み。 (注、★の数は個人の好みの記録です) 新作の棚に置いており本の名前が奇妙で購入。 18の短編集、なんか不思議すぎというか、どう捉えたら... もっと読む

龍宮 (文春文庫)

1494
3.40
川上弘美 2005年9月2日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

『起きるのは、早い。たいがい、私のほうが妻よりも先に目覚める』。 …という一文から始まる物語の冒頭。 『ふとんの中は暖かいが、鼻先は冷たい。すぐに便... もっと読む

ゆっくりさよならをとなえる (新潮文庫)

1474
3.62
川上弘美 2004年11月28日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

こういう飾らず日々のままの本が落ち着く。 世の中SNS映えありきで回ってることに対して違和感を覚えまくる今日この頃だからか、最近こういう飾らず日々のままの... もっと読む

LOVERS: 恋愛アンソロジ- (祥伝社文庫 ん 1-32)

1294
3.11
安達千夏 2003年9月10日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

さらりと読める恋愛短編集。 読んだことのある作家とそうでない方といたけれど、この短編集に限って言うとあまり作風に違いを感じることもなく、取り立てて面白い、... もっと読む

古道具 中野商店

1292
3.47
川上弘美 2005年4月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

川上弘美さんの書く、中野商店のようなゆるくてぬるくて開けっぴろげな場所に、10代の頃からずっとあこがれてきたのを思い出した。そしてちょっと切なくなった。み... もっと読む

これでよろしくて? (中公文庫 か 57-6)

1285
3.67
川上弘美 2012年10月23日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

この本は、(私が抱く川上さんのお話のイメージより)軽くて楽しいものかと思えば、徐々に重くなって、ラストにはずしっときてしまった。 菜月、38歳、2つ年上... もっと読む

いとしい (幻冬舎文庫)

1279
3.28
川上弘美 2020年6月12日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

とりとめもなく奇妙で不思議な人や事柄がたくさん出てきて、頭が混乱しそうになった。といっても最後は「いとしい」に辿り着くだろうと読みすすめる。 最初はお伽... もっと読む

ハヅキさんのこと (講談社文庫)

1253
3.49
川上弘美 2009年11月13日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

あとがきにもあった通り、『知っている』人に出会う話と『いろいろな恋愛』に関する話の二種類からなるショートショートの作品群。どの作品もしっかり中身が深く一語... もっと読む
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