古処誠二の人気ランキング

プロフィール

1970年福岡県生まれ。2000年4月『UNKNOWN』でメフィスト賞でデビュー。2010年、第3回「(池田晶子記念)わたくし、つまりNobody賞」受賞。17年『いくさの底』で第71回「毎日出版文化賞」、翌年同作で第71回「日本推理作家協会賞(長編部門)」を受賞。著書に『ルール』『七月七日』『中尉』『生き残り』などがある。

「2020年 『いくさの底』 で使われていた紹介文から引用しています。」

古処誠二の人気ランキングのアイテム一覧

古処誠二の人気が高い作品のランキングです。ブクログユーザの評価が高い順で並んでいます。
『死んでも負けない (双葉文庫)』や『ルール (集英社文庫)』や『戦争文学を読む (朝日文庫 か 41-1)』など古処誠二の全53作品から、ブクログユーザの間で人気の作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

死んでも負けない (双葉文庫)

5
4.50
古処誠二 電子書籍 2015年9月10日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

史実として戦争を学ぶことも大事だが、戦争体験者にはこんな人もいたであろう主人公を中心に戦争を語っていくのもリアリティを感じやすく、情景が浮かぶ。 もっと読む

ルール (集英社文庫)

192
4.01
古処誠二 2005年7月20日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

 太平洋戦争末期、フィリピン・ルソン島を舞台にマラリア、滋養不足、そして飢餓に直面した一舞台の過酷すぎる行進を描いた戦争小説。  戦争小説となると今... もっと読む

戦争文学を読む (朝日文庫 か 41-1)

52
4.00
川村湊 2008年8月7日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

文学へのアプローチって全く門外漢なので、とても新鮮だった。複数分野の専門家が対談してるので、わけわからん観念論に溺れなくて済むのが助かる。 もっと読む

ビルマに見た夢 (双葉文庫)

8
4.00
古処誠二 電子書籍 2023年2月15日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

このあたりのお話を描かせたら、古処氏の手腕はほんとすごい。 独自ジャンルを築き上げた感がある。 もっと読む

ビルマに見た夢

38
3.89
古処誠二 2020年4月21日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

 戦時中、祖父がインパール作戦に参加していたので、ビルマ物はつい手に取ってしまう。  本書は、インパール作戦(ウ号作戦)が始まる直前、ビルマの農民を... もっと読む

線 (角川文庫)

64
3.87
古処誠二 2012年7月25日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

 太平洋戦争下の兵士たちの姿を描いた作品を9編収録した短編集。  古処さんの戦争小説は単なる戦争下での悲劇を描いた反戦、厭戦の小説ではないことが大き... もっと読む

七月七日 (集英社文庫)

93
3.85
古処誠二 2008年6月26日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

文芸誌への連載だったためか、一章ごとが独立した短編風になっている。ややエピソードを詰め込みすぎ、作り込みすぎのきらいもあるが、ラストの短冊にはグッとくる。 もっと読む

ルール

126
3.82
古処誠二 2002年4月5日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

『ワイルドソウル』とか『カディスの赤い星』とかああいう分野の 極限状態におけるサバイバルな男の生き様が主題の作品 舞台は終戦間近の在フィリピン日本軍に... もっと読む

50
3.79
古処誠二 2009年8月26日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

【再読了】2023年7月31日 もっと読む

敵前の森で

105
3.72
古処誠二 2023年4月19日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

戦争ものは好きでは無い。各国がそれぞれの事情で戦っているためにどちらが正しいということが無いためだ。そんな戦争ものを数多く書かれている著者の最新作。第2次... もっと読む

接近 (新潮文庫)

151
3.69
古処誠二 2006年7月28日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

極限状況下における人間への信頼と絶望。戦争下という極限状況だからこそ描かれる、人間の業と哀しさが印象的な作品です。 昭和20年4月の沖縄。アメリカ軍が上... もっと読む

中尉 (角川文庫)

3
3.67
古処誠二 電子書籍 2017年7月25日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

年の初めから、古処作品3連発。 戦場ものではあるのだが、舞台がまた独特。 場所はビルマ、時期は終戦の前「後」。←ここがミソ。 古処版「ビルマ... もっと読む

アンフィニッシュト (文春文庫 こ 38-2)

150
3.66
古処誠二 2008年12月4日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

作者デビュー作である、自衛隊内部の盗聴事件を扱った『アンノウン』は、とても好きなタイプの作品だ。なので、続く『アンフィニッシュト』は、わたしのなかで、かな... もっと読む

七月七日

65
3.63
古処誠二 2004年9月24日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

 読みながらニコラス・ケイジ主演の戦争映画を思い出した。映画も日本軍を相手の攻防戦だった。  主人公の「語学兵」についている護衛兵も、映画のように「... もっと読む

アンノウン (文春文庫 こ 38-1)

289
3.56
古処誠二 2006年11月10日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

自衛隊という閉鎖空間をユーモラスに描き第14回メフィスト賞(2000年)を受賞した古処誠二のデビュー作。 遠州灘に面した強い風の土地にある自衛隊レー... もっと読む

いくさの底 (角川文庫)

110
3.55
古処誠二 2020年1月23日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

これぞまさに古処さんにしか書き得ない戦争小説×ミステリ。改めて古処さんの戦争小説の凄みを感じた作品です。 舞台は太平洋戦争下のビルマの小さな村。戦争... もっと読む

ふたつの枷

47
3.50
古処誠二 2010年7月26日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

もう一度読みたい もっと読む

フラグメント (新潮文庫 こ 36-1)

211
3.48
古処誠二 2005年4月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

自殺した親友しかし事故死と判断されてしまう。 その葬儀に向かう途中で地震が起こり、数名が地下駐車場に閉じ込められてしまう。 こういう閉じ込められ系... もっと読む

UNKNOWN (講談社ノベルス コI- 1)

330
3.46
古処誠二 2000年4月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

事件自体は地味だけど面白かった もっと読む

分岐点

74
3.46
古処誠二 2003年5月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

1945年、学業は停止され少年たちも学徒動員に借り出される。13歳の少年たちは何を思い生きていたのだろうか? 大切な者のために殺意を抱く対馬…。自分の信... もっと読む
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