藤沢周のおすすめランキング

プロフィール

1959年新潟生まれ
書評紙編集者を経て93年「ゾーンを左に曲がれ」で作家デビュー。98年「ブエノスアイレス午前零時」で119回芥川賞受賞。著書『サイゴン・ピックアップ』『オレンジ・アンド・タール』『箱崎ジャンクション』『雨月』『さだめ』『幻夢』『心中抄』『キルリアン』『波羅蜜』『武曲』『武蔵無常』『サラバンド・サラバンダ』小説以外に『安吾のことば』など

「2020年 『言葉である。人間である。 読書術極意』 で使われていた紹介文から引用しています。」

藤沢周のおすすめランキングのアイテム一覧

藤沢周のおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『オレンジ・アンド・タール (光文社文庫 ふ 15-2)』や『ベスト・エッセイ2023』や『ベスト・エッセイ2022』など藤沢周の全144作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

オレンジ・アンド・タール (光文社文庫 ふ 15-2)

1113
2.85
藤沢周 2010年12月9日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

甘えた若者たちの自意識と葛藤を崩れた文体で描いています。なんだかいやだな、こういう若者の捨て鉢な人生に共感みたいなのを求める本。つまらなくは無かったけれど... もっと読む

ベスト・エッセイ2023

509
3.64
角田光代 2023年6月26日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

2023年6月光村図書出版刊。2022年に各媒体で発表された75人75篇のエッセイアンソロジー。シリーズ26作目。川添愛さんと夢枕獏さんが、亡くなったアン... もっと読む

ベスト・エッセイ2022

448
3.58
青木耕平 2022年8月5日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

コロナ禍の2021年だけに、少し鬱々としたものや追悼文が多い気がした。 一つ一つがとても短いので、すき間時間にさらっと読める。 齋藤陽道さん、岸田奈美さん... もっと読む

ブエノスアイレス午前零時 (河出文庫 ふ 4-5 BUNGEI Collection)

281
3.18
藤沢周 1999年10月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

2015/07/16 芥川賞がとても話題になったこの日に、受賞作を。 森田剛が主演の舞台にもなった作品。 舞台を観に行ったのだけど、この原作からあの... もっと読む

ベスト・エッセイ2020

271
3.25
日本文藝家協会 2020年8月5日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

好きなエッセイストの作品をきっかけに 2014年にこのシリーズを初めて手に取り 途中2回とばしたけど 毎年この時期読むのを楽しみにしています。 (... もっと読む

武曲 (文春文庫 ふ 19-3)

261
3.23
藤沢周 2015年3月10日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

『剣豪小説の新時代を切り拓いた傑作』 初心者ながら天性の才能を感じさせる少年と、実力者ながら様々なものを抱えたコーチ。 二人の男が主人公の物語。語り手が入... もっと読む

世阿弥最後の花

248
3.77
藤沢周 2021年6月18日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

世阿弥は72歳にして咎無くして佐渡に流されます。それは、後継者である元雅を客死させた直後のことで、配所にても喪失感は大きく心身ともに満身創痍であったことで... もっと読む

ブエノスアイレス午前零時 (河出文庫 ふ 4-8)

244
3.17
藤沢周 2014年10月7日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

物語が滑らかで生々しい文体。現実的でないはずの出来事が、少し距離のある冷めた目線で描くことで、違和感なく読ませる。憐憫がいつしか魅力に見える様の表現が上手... もっと読む

ブエノスアイレス午前零時

239
2.96
藤沢周 1998年8月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

パルコ劇場で舞台化されたので読んでみることに。大好きな女優の原田美枝子さんが出ていたからと理由だけなのだが。二編作品が収録されているが、登場人物の心情や情... もっと読む

雨月 (光文社文庫)

189
2.55
藤沢周 2005年2月10日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

読んだ感想は正直”なんじゃこりゃ”。 前半からがずっと退屈で途中でやめようかと思ったが何とか最後まで我慢?して読んだ。 結果全く面白くなく後半も予想通りで... もっと読む

オレンジ・アンド・タール

187
2.78
藤沢周 2000年4月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

青春とか若さの匂いがする小説でした。途中で挫折。 もっと読む

たけくらべ 現代語訳・樋口一葉 (河出文庫)

182
3.42
松浦理英子 2004年12月11日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

樋口一葉(1872~1896)24歳で夭折の明治時代の作家。最近5千円札の肖像になって有名。 文語調ではあるが読めないわけではないと思いつつ、樋口一... もっと読む

箱崎ジャンクション (文春文庫 ふ 19-2)

157
3.03
藤沢周 2006年10月6日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

渋滞の名所、箱崎ジャンクション。 タクシードライバーを勤めながらも、パニック性障害を抱え、ひた隠しにしている主人公。 精神安定剤を服用しながら業務す... もっと読む

たけくらべ 現代語訳・樋口一葉 (河出文庫)

102
3.50
松浦理英子 2022年4月5日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

祝復刊 旧版 たけくらべ 現代語訳・樋口一葉 :樋口 一葉,松浦 理英子,藤沢 周,阿部 和重,井辻 朱美,篠原 一 | 河出書房新社 https://... もっと読む

武曲

74
3.68
藤沢周 2012年5月23日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

剣道を題材にした小説。かつて鬼のような激しい剣士の父を立会いで再起不能にしてしまったアル中の中年剣士とラッパーを目指しているのに、妙な行きがかりで剣道をや... もっと読む

さだめ (河出文庫 ふ 4-6)

65
2.78
藤沢周 2006年1月6日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

よくわかんない もっと読む

死亡遊戯 (河出文庫 ふ 4-1 BUNGEI Collection)

61
3.08
藤沢周 1999年1月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

情景からの知覚を頼りに進んでいくストーリーの速度が良かった。神経の回路が煌めくというのか、その光が文章から感じられた。ただ光と光の切れ間が暗すぎて、軽い盲... もっと読む

サイゴン・ピックアップ (河出文庫 ふ 4-3 BUNGEI Collection)

58
3.58
藤沢周 1999年2月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

難しい。 とても抽象的な話です。 正直途中から話がよくわかりませんでした。 欲を抑えて生きる僧の世界、そんな世界だからこその欲が鮮やかに描かれています。... もっと読む

陽炎の (文春文庫 ふ 19-1)

54
3.05
藤沢周 2002年2月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

短編集。呉服店の営業マンがクビになって壊れてく話。いかにも、藤沢氏らしい。 もっと読む

武蔵無常

50
2.60
藤沢周 2016年3月24日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

巌流島での決闘前後の武蔵を描いている。 兵法者、というよりは殺人者として悩み、人としての箍を外そうとしてさらに道を歩もうとする。 若干どころか大分精... もっと読む
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