望月哲男のおすすめランキング

プロフィール

1951年生 
東京大学大学院人文科学研究科露語露文学専門課程(博士課程)単位取得退学 文学修士 
中央学院大学特任教授・北海道大学名誉教授
『ロシア語対訳 名場面でたどる「罪と罰」』(NHK出版、2018年)
(翻訳)
フョードル・ドストエフスキー(望月哲男訳)
『白痴1-3』(河出文庫、2010年)

「2021年 『ドストエフスキー 表象とカタストロフィ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

望月哲男のおすすめランキングのアイテム一覧

望月哲男のおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『アンナ・カレーニナ 1 (光文社古典新訳文庫 Aト 3-2)』や『イワン・イリイチの死/クロイツェル・ソナタ (光文社古典新訳文庫)』や『アンナ・カレ-ニナ (2) (光文社古典新訳文庫 Aト 3-3)』など望月哲男の全61作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

アンナ・カレーニナ 1 (光文社古典新訳文庫 Aト 3-2)

972
4.11

感想・レビュー

古典っておろそかにできないと実感。 要約すれば単なる不倫小説となってしまうけれど、そんなことはない。人間心理のカタログをめくる楽しみもあり、また、春... もっと読む

イワン・イリイチの死/クロイツェル・ソナタ (光文社古典新訳文庫)

744
3.87
トルストイ 2006年10月12日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

▼えぐいです。トルストイさん。 ▼「イワン・イリイチの死」は、俗物の役人(貴族なんだっけな)が結婚して働いて子供もできて出世もするけど中年?初老?で病を... もっと読む

アンナ・カレ-ニナ (2) (光文社古典新訳文庫 Aト 3-3)

531
4.08

感想・レビュー

トルストイという作家が怖くなっている。 どうしてここまで人間心理がわかっているのか。 リョーヴィンの、キティと結婚したいのにそれが叶わないがゆえに... もっと読む

アンナ・カレ-ニナ (3) (光文社古典新訳文庫 Aト 3-4)

498
4.12

感想・レビュー

第2巻のレビューすらまだ書いてないのに読み終わってしまった。 共に難産と自殺未遂から復活したアンナ&ヴロンスキーのカップルがイタリアへ不倫旅行し芸術を楽し... もっと読む

アンナ・カレーニナ 4 (光文社古典新訳文庫 Aト 3-5)

484
4.28

感想・レビュー

モスクワへ移ったリョーヴィン夫妻。臨月を迎えたキティはみんなからあたたかく見守られながら幸せな気分で妊婦生活を満喫している。 一方のリョーヴィンはいよい... もっと読む

ドストエフスキ-の詩学 (ちくま学芸文庫 ハ 8-1)

472
3.61

感想・レビュー

ポリフォニーの考え方は現代の日本にかなり大切な考えだと思う。 同調性の高い国、 日本。みんな黒、みんなスーツ、みんなマスク。一人一人がボヤけている社会。 ... もっと読む

青い脂

421
3.80

感想・レビュー

昨年、プロ・アマ問わず海外文学を好む人々の間で「すごい!」と話題になった本。これを読まないと2012年は終わらない!と思っていたのですが、だらだらと今まで... もっと読む

戦争と平和1 (光文社古典新訳文庫)

402
4.07

感想・レビュー

第1部の第1・2編収録。 己の利益をかけた社交界での駆け引き、仏軍との戦い等、盛りだくさんの1巻でした。 個性的で身近にいそうな性格・雰囲気の登場人物ばか... もっと読む

青い脂 (河出文庫 ソ 2-1)

324
4.00

感想・レビュー

1999年に出版された ロシアの作家ウラジーミル・ソローキンの長編SF小説。 2068年、酷寒の地に建つ遺伝子研(GENLABI)18に、 七人... もっと読む

白痴 1 (河出文庫)

271
4.20

感想・レビュー

 小説を読み始めた頃、それこそ白痴のように読み漁ったドストエフスキーの長編小説。中でも白痴は一番好きだったので、新訳が出ていてとても嬉しかった。  ムイ... もっと読む

アンナ・カレーニナ 1 (光文社古典新訳文庫)

215
4.11
トルストイ 電子書籍 2008年7月20日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

トルストイの大作。あまり小説は読まないのだが、野口悠紀雄氏の『だから古典は面白い』の中で紹介されていた一冊であり、とりあえず手に取ってみた。 面白い。登場... もっと読む

死の家の記録 (光文社古典新訳文庫 Aト 1-15)

209
3.88

感想・レビュー

著者、ドストエフスキー、どのような方かというと、ウィキペディアには、次のように書かれています。 ---引用開始 フョードル・ミハイロヴィチ・ド... もっと読む

白痴 2 (河出文庫)

186
4.00

感想・レビュー

この巻(第2部~第3部7まで)は本当に何が何やらわからないことだらけ。まず第1部から6ヶ月の時間が開いて突然第2部が幕を開ける。この間あったことは極めて大... もっと読む

白痴 3 (河出文庫)

168
4.12

感想・レビュー

ドストエフスキー(1821-1881)の後期五大長編のうち『罪と罰』に続く二作目、1868年。『罪と罰』がラスコーリニコフらにより思弁的な哲学議論が展開さ... もっと読む

ロマン 1 (文学の冒険シリーズ)

155
4.00

感想・レビュー

こてこての近代ロシア文学風を通した上巻。裏表紙に「スプラッターノベル」ときっちり書いてあり、ロシアの自然や人々の美しさをこれでもかと歌い上げているのはフリ... もっと読む

戦争と平和2 (光文社古典新訳文庫)

151
4.09
トルストイ 2020年5月13日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

2冊目のクライマックスは、フランスのナポレオンとロシアのアレクサンドル皇帝の調印式。 ナポレオン皇帝は、フランス革命の産物。 離島生まれで身分が低く、従... もっと読む

スペードのクイーン/ベールキン物語 (光文社古典新訳文庫)

139
3.36
プーシキン 2015年2月10日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

200年近く昔の作品とは思えないくらいおもしろい。 特に短編5篇からなるベールキン物語の中の『吹雪』のプロットが、近年の映画でよくあるように、時間軸が行... もっと読む

戦争と平和3 (光文社古典新訳文庫)

131
4.27

感想・レビュー

結ばれた恋人たちを待つ、思いがけない試練。 幻滅から再び立ち上がる若者たち。 戦争はまだ、終わっていない。 いくつもの「その後」と「予感」が休みなく紡ぎ... もっと読む

イワン・イリイチの死/クロイツェル・ソナタ (光文社古典新訳文庫)

119
3.93
トルストイ 電子書籍 2006年10月20日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

2作どちらもめちゃくちゃ面白かった。『イワンイリッチの死』もうすごい。壮絶。しかもこれは他人の話や虚構の話ではない。将来必ず誰の身にも起きることなのだ。す... もっと読む

戦争と平和4 (光文社古典新訳文庫 Aト 3-10)

118
4.21
トルストイ 2021年1月13日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

文学と歴史の板挟みにあった人間がどう手探りしたか,を知る上では参考になる作品だと思う。当時のロシアの貴族社会,フランスとの距離感,ナポレオン戦争の詳細など... もっと読む
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