中島義道のレビュー数ランキング

プロフィール

1946年生まれ. 東京大学法学部卒. 同大学院人文科学研究科修士課程修了. ウィーン大学基礎総合学部修了(哲学博士). 電気通信大学教授を経て, 現在は哲学塾主宰. 著書に, 『時間を哲学する──過去はどこへ行ったのか』(講談社現代新書),『哲学の教科書』(講談社学術文庫), 『時間論』(ちくま学芸文庫), 『死を哲学する』(岩波書店), 『過酷なるニーチェ』(河出文庫), 『生き生きした過去──大森荘蔵の時間論, その批判的解説』(河出書房新社), 『不在の哲学』(ちくま学芸文庫)『時間と死──不在と無のあいだで』(ぷねうま舎), 『明るく死ぬための哲学』(文藝春秋), 『晩年のカント』(講談社), 『てってい的にキルケゴール その一 絶望ってなんだ』, 『てってい的にキルケゴール その二 私が私であることの深淵に絶望』(ぷねうま舎)など.

「2023年 『その3 本気で、つまずくということ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

中島義道のレビュー数ランキングのアイテム一覧

中島義道のレビュー数のランキングです。ブクログユーザがレビューをした件数が多い順に並んでいます。
『ひとを<嫌う>ということ (角川文庫 な 35-2)』や『働くことがイヤな人のための本 (新潮文庫)』や『私の嫌いな10の言葉 (新潮文庫)』など中島義道の全318作品から、ブクログユーザのレビュー数が多い作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

ひとを<嫌う>ということ (角川文庫 な 35-2)

1142
3.56
中島義道 2003年8月23日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

 妻子にひどく嫌われてしまった経験があり、その状況がずっと続いている哲学者の著者。生い立ちもかなり大変だったよう。そういった経験をした著者だからこそ書けた... もっと読む

働くことがイヤな人のための本 (新潮文庫)

1102
3.38
中島義道 2004年4月24日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

何冊か読んだ著者の本の中で一番"まとも"。何千円もする翻訳書を買ってきて,最初の頁からノート取りながら勉強したら少しは賢くなる,こんな幻想は捨てろと説く。... もっと読む

私の嫌いな10の言葉 (新潮文庫)

1013
3.56
中島義道 2003年2月28日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

孤高の哲学者である著者が、様々な日本人的思考、言動を斬って斬って斬りまくる。ああ、こんなこと言っていいんだ、考えていていいんだと、全体的にはスッキリ。 ... もっと読む

「対話」のない社会―思いやりと優しさが圧殺するもの (PHP新書)

778
3.59
中島義道 1997年10月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

面白かった。 大学生の私語。私語を許す教授。 日本の若者は、全員に向かって言われるコゴトには不感症になっている。だが、自分個人に向けて言われてことは骨身に... もっと読む

私の嫌いな10の人びと (新潮文庫)

1063
3.46
中島義道 2008年8月28日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

『私の嫌いな10の人びと』中島義道 物事をよく考えない人、考えようとしない人、つまり、無批判な大衆に対して嫌悪感を示している一冊。一般的な日本人に、賛同... もっと読む

哲学の教科書 (講談社学術文庫)

1366
3.74
中島義道 2001年4月10日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

 僕はこの本の著者、中島氏が好きである。氏は世間一般からみれば「社会人不適合者」なのだが、こういう人でないと哲学者にはなれないのかもしれない(氏の著作の一... もっと読む

カイン―自分の「弱さ」に悩むきみへ (新潮文庫)

902
3.63
中島義道 2005年7月28日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

毒を持って毒を制す。自身の凝り固まった考え方をリフレーミングするには手軽だが...。うやむやにしてきたこと、現在進行形で偽っていることなどが浮かんでは消え... もっと読む

非社交的社交性 大人になるということ (講談社現代新書)

511
3.36
中島義道 2013年5月17日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

中島義道さんの著作を読むのはこれで3,4冊目だと思います(うろ覚えですが)。 「非社交的社交性」という題名に惹かれて読みましたが、これ、カントの言葉... もっと読む

私の嫌いな10の人びと

324
3.44
中島義道 2006年1月18日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

著者の考え方と自分の考え方は非常に近似なところがある。冷めていると言ってもいい。著者はバカを徹底的に嫌うが、それはバカであることそのものではない。その人自... もっと読む

生きるのが困難な人々へ 孤独について (文春新書 5)

416
3.44
中島義道 1998年10月22日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

中島義道氏の本9冊目になりました。 彼は自分のことを書くのが好きな人なので、結構いろいろ知っていますが、この本で今まで知らなかったことがさらに入ってきま... もっと読む

「人間嫌い」のルール (PHP新書)

501
3.64
中島義道 2007年7月14日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

自分を誤魔化さず、本音で生きる勇気をもってみようか この中島義道という哲学者に傾倒しないよう クギを刺しながらも大分、共感してしまう自分がいます。... もっと読む

人生に生きる価値はない (新潮文庫)

435
3.42
中島義道 2011年9月28日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

連載のエッセーを一冊にまとめた内容.タイトルと直接関わる内容のものはあまりなかったと思う. 客観的な絶対世界が錯覚に過ぎず,主観的な世界を唯一確かなものと... もっと読む

働くことがイヤな人のための本: 仕事とは何だろうか

325
3.29
中島義道 2001年2月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

予め言っておきますが 私は会社も仕事も好きです。 でもいろいろあって、「ひきこもり」についていろいろ知りたいと思いました。 そして、この本に出会... もっと読む

不幸論 (PHP新書 223)

380
3.38
中島義道 2002年10月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

この種のテーマコミュニティは居心地がいい。徹頭徹尾、ブレなく繰り返される論理(ちょっとくどい)。まあ最終的には平坦なのであるが...。 マジョリティが読... もっと読む

善人ほど悪い奴はいない ニーチェの人間学 (角川新書)

514
3.60
中島義道 2010年8月8日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

うん、これは掛け値なしに面白かった。自身は善人(弱者≒大衆≒畜群)にならならいように努力している状態だと思いたいが、そうとも言い切れないものを抱えているの... もっと読む

悪について (岩波新書 新赤版 935)

573
3.59
中島義道 2005年2月18日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

冒頭からあまりにおもしろくて一気読みした1冊。 うわこれ私もずっと思ってた嬉しい…!と感動しながら読み進めてくといきなり身体をものすごい勢いでえぐられる... もっと読む

カントの人間学 (講談社現代新書)

407
3.41
中島義道 1997年12月18日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

⚫︎著者の本は過去に読んだことがあり、たしかカルチャーセンターの哲学講座の受講料を巡るとんでもなく哲学的な言い争いの記載に衝撃を受けたから。 ⚫︎結果は大... もっと読む

人生を〈半分〉降りる: 哲学的生き方のすすめ (ちくま文庫 な 27-4)

612
3.61
中島義道 2008年1月9日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

シンプルに考えて、リラックスして生きていけることを、究極に考えられる良書。 人は歳を重ねるごとに、半分降りることを、自覚していけたら、優しくなれるかも もっと読む

どうせ死んでしまうのに、なぜいま死んではいけないのか? (角川文庫 な 35-6)

394
3.68
中島義道 2008年11月22日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

過去に友人2名、知人1名が自殺した...。毒にも薬にもなる本書。ifはないが、当時、本書を当事者が手に取っていたら...。ただの自己欺瞞だな...。 もっと読む

うるさい日本の私 (新潮文庫 な 33-1)

305
3.51
中島義道 1999年11月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

哲学者である著者が、「スピーカー音恐怖症」という生きづらさを抱えながら、果敢に社会に戦いを挑み続ける戦闘記。この高いモチベーションの源泉は。時に傷つき、気... もっと読む
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